アールプランナー(2983)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,090円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な私見も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

アールプランナー(2983)のIPO新規上場承認紹介記事でも書きましたが、このアールプランナー(2983)は2020年4月の上場中止からのリベンジ組で、今回の上場日は2月10日(水)単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。

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尚、このアールプランナー(2983)のIPO申し込み期間は1月25日(月)~1月29日(金)までですので、IPO申し込みを考えている方はお忘れの無いようご注意下さい。

アールプランナー(2983)のIPO(新規上場)初値予想

アールプランナー(2983)のIPO(新規上場)初値予想

アールプランナー(2983)のIPO想定価格は2,090円となっているため、現時点では公募価格の1.2倍~1.4倍程度の初値形成になるのではないかとやや弱めC級評価レベルととなっておりますが、個人的な評価については弱めD級評価に設定させて頂いております。

このアールプランナー(2983)のIPO仮条件は明後日1月21日(木)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

アールプランナー(2983)の事業内容は戸建住宅事業、その他不動産事業ということでセクターは不動産とIPO市場では不動産テックでもない限り人気化するのは厳しい業態となります。

このアールプランナー(2983)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

アールプランナー(2983)の公開規模はIPO想定価格ベース(2,090円)で9.6億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて4,000枚と少なめです。

冒頭でも申し上げている通り、このアールプランナー(2983)は2020年4月の上場中止からのリベンジ組で、中でもコロナショック最悪期とわかっていながらも半ば無理矢理IPO新規上場承認発表しておきながら、予想通り(上場中止確率99.9%以上)上場中止を発表した企業という身勝手さもあり個人的な心象は良くありません。

さらに今回の再登場でIPO株数を減らすこともなく、逆にIPO想定価格を1,680円から2,090円に上げてくるあたりも図々さを強く感じてしまいます。この強欲さというか強気姿勢はどこから来るものなのでしょうか。

管理人のようなIPO愛好家は企業に投資するというよりは初値がいくらになるか、初値売却でちゃんと利益が出るかという初値リターンを追及する部分が強くあるため、本来IPO新規上場)は感情を移入するものではなく、別腹と考えなくてはいけないと思うのですが、おそらく上述の昨年(2020年)の強行突破劇などもあり、一定程度感情も入っていることから初値予想評価をD級評価に設定しているという点が強くあるかもしれません。

今回は初値予想と言うより、ほぼ悪口のようになってしまいましたが、うがった見方をせず普通に見れば決して初値が高騰するような銘柄ではないにしても、ベンチャーキャピタル保有株の無い(大きな売り圧力の無い)公開規模10億円以下の東証マザーズ上場案件となれば公募割れする可能性は限りなく低いはずです。IPO地合いに昨年のような強さが残っていれば良い意味で一波乱あるかもしれませんね。

しかしながら今また世の中はコロナ第三波が来ており、連日感染者の拡大や病床のひっ迫で収束の気配もなく、ネジ一つ外れれば何がいつ崩れてもおかしくない状況であることは間違いありません。よって引き続き管理人の個人的なこのアールプランナー(2983)のIPO参加スタンスは中立で、仮条件決定後の大手初値予想会社の見解や今後の世の中の動きや金融市場の動きなどを総合的に見た上で最終的なIPO参加スタンスを決めたいと思います。

とは言え、IPO主幹事はマンモス野村です。申し込んだからと言って当選するとは限りませんし、IPO当選後のキャンセルペナルティもなく、前受け金で申し込めるということから、ひとまず申し込みだけはしておこうかというズルい考えはしています^^;

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アールプランナー(2983)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのアールプランナー(2983)のIPO株(公募株及び売り出し株)4,000枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
野村證券主幹事3,640枚91.0%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券120枚3.0%
みずほ証券120枚3.0%
SBI証券120枚3.0%
auカブコム証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が600枚あります。

auカブコム証券は平幹事となる三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPO委託幹事(裏幹事)となるため、引き受け株数は厳しいでしょうね。

それと上記IPO幹事団(シンジケート)の中でも三菱UFJモルガン・スタンレー証券だけはIPO当選後のキャンセルはペナルティが課せられるため申し込む際は注意が必要です。引き受け株数が少ないとはいえ安易な申し込みは避けた方が良いと思います。

<追記>
アールプランナー(2983)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:2,090円
IPO仮条件:2,090円~2,210円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となり、さらに強欲感が増しました。IPOは別腹別腹と言い聞かせています。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は9.6億円~10.1億円となりました。

<追記>
アールプランナー(2983)の第二弾初値予想が発表されたようです。

2,500円~2,800円

IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも下限はそのままで上限のみ下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスは野村證券SBI証券のみと致します。

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