アソインターナショナル(9340)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(835円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
アソインターナショナル(9340)の上場日とIPO申込期間
アソインターナショナル(9340)の上場日は2022年12月23日(金)で、GENOVA(9341)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では可もなく不可もなくの東証スタンダード市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券となっております。
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このアソインターナショナル(9340)のIPO申し込み期間は12月8日(木)~12月14日(水)となっており、12月IPOラッシュ自体は終盤戦に入りますが、まだIPO申し込みラッシュは真っ只中となっていることから、他IPO案件とのIPO申し込み期間が多数被っているため、資金移動や申し込み忘れなどにご注意下さい。
アソインターナショナル(9340)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
アソインターナショナル(9340)のIPO想定価格は835円となっているため、現時点では公募価格の1.1倍~1.2倍程度の初値形成になるのではないかと弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。
なお、このアソインターナショナル(9340)のIPO仮条件は週明け12月7日(水)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
アソインターナショナル(9340)の事業内容
アソインターナショナル(9340)の事業内容は矯正用歯科技工物の製造・販売ということで、矯正用歯科技工物の製造を中心とした事業活動を行っており、歯科医師の様々な治療方針に対応するため100種類以上の矯正歯科技工物を製造することが可能な歯科矯正研究のパイオニアとなります。
このアソインターナショナル(9340)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
アソインターナショナル(9340)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(11月18日)IPO新規上場承認発表がった3社のうちの2社目です。 …
アソインターナショナル(9340)のブルベア要素とIPO参加スタンス
アソインターナショナル(9340)の市場からの吸収金額はIPO想定価格835円としてオーバーアロットメント含め15.5億円と規模的に東証スタンダード市場への上場としては10億円超えではあるもののまだ小型サイズの範囲となり、荷もたれ感を感じるほどの水準ではありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて16,200枚と万枚超えで、やや多めにあり、海外投資家への販売も無いため、当選確度はやや高めとなりそうです。
そして今回もこのアソインターナショナル(9340)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容が矯正用歯科技工物の製造・販売と派手さは無いものの、IPO(新規上場)としては珍しく、矯正歯科技工物を長年製造してきた歯科矯正業界のパイオニア的な企業で、実績も豊富にあり、業績も堅調に推移しています。
株主の中にベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株は無く、公開規模はIPO想定価格(835円)ベースで15.5億円と荷もたれ感もありません。株価設定に割高感も無く、個人投資家も買いやすい低単価設定となっていることから、一定の買いは集まりそうです。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては上場市場が東証スタンダード市場と地味な市場で成長への期待はあまり感じられません。上場日もいよいよIPOラッシュ終盤戦となる12月23日(金)で、GENOVA(9341)と2社同日上場、同日上場による資金分散の影響や連日の上場劇から来る買い疲れもピークになってる頃です。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
GENOVA | 61.6億円 | 東証グロース | SBI証券 |
アソインターナショナル | 15.5億円 | 東証スタンダード | SMBC日興証券 |
通常期であれば申し込んでも良さそうなIPO案件に感じますが、やはりIPOラッシュとなると警戒レベルを引き上げる必要があると考えます。よって管理人の個人的なこのアソインターナショナル(9340)のIPO参加スタンスは参加の方向ではありながらも、直前の地合いなどを見ながら落ち着いて決めて行きたいと思います。
アソインターナショナル(9340)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのアソインターナショナル(9340)のIPO株(公募株及び売り出し株)16,200枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
SMBC日興証券(主幹事) | 14,094枚 | 87.0% |
野村證券(前受け金不要) | 810枚 | 5.0% |
みずほ証券(前受け金不要) | 648枚 | 4.0% |
SBI証券 | 324枚 | 2.0% |
東海東京証券 | 162枚 | 1.0% |
楽天証券(100%完全抽選) | 162枚 | 1.0% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が2,430枚あります。
積極的にIPO株を狙いに行くのであればIPO主幹事となるSMBC日興証券は外せません。残る平幹事も店頭系証券は別としてSBI証券や楽天証券などのネット証券も100枚以上はあるため、狙っても良いレベルかと思われます。
アソインターナショナル(9340)のIPO仮条件決定
アソインターナショナル(9340)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:835円
IPO仮条件:835円~870円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は15.5億円~16.2億円となりました。
アソインターナショナル(9340)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
アソインターナショナル(9340)の第二弾初値予想が発表されたようです。
900円~1,000円
IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾は上限下限ともに第一弾初値予想と同値となる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き参加で、SMBC日興証券とSBI証券の2社からのみの申し込みと致します。
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