ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(5,000円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)の上場日とIPO申込期間

ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)の上場日は2022年2月4日(金)セイファート(9213)2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は大和証券三菱UFJモルガン・スタンレー証券2社共同主幹事となっております。

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大和証券IPO

このビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)のIPO申し込み期間は1月20日(木)~1月26日(水)となっており、まだ数は少ないものの微妙に他のIPO案件との申し込み被りもあり、やや値ガサとなるため、資金管理に注意する必要があります。

ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)のIPO(新規上場)初値予想

ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)のIPO想定価格は5,000円となっているため、現時点では公募価格の0.9倍~1.1倍程度の初値形成になるのではないかと公募割れも視野に入った弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値評価についても弱めD級評価に設定させて頂いております。

このビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)のIPO仮条件は来週1月19日(水)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)の事業内容

ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)の事業内容はクラウド・AI・RPA・デジタルマーケティングなどの最新技術を活用した、ITコンサルティング・システム開発によるDX推進支援ということで、これ以上無いぐらいIPO人気ワードが盛りだくさんです。

このビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。少々微妙な記事ですが^^;

ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)のブルベア要素とIPO参加スタンス

ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)の市場からの吸収金額はIPO想定価格5,000円としてオーバーアロットメント含め213.6億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては大型サイズとなり、荷もたれ感を感じるサイズとなります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて37,161枚と多めにありますが、海外投資家への販売もあります。

そして今回もこのビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業の中身はイマイチ謎ですが、黒字かつ利益水準もそこそこ高い人気のIT関連で海外投資家への販売もあるという点が大きなブル要素(ポジティブ材料)でしょうか。本来であれば複数株取得狙いもアリだったかもしれません。本来であればの理由は下記のベア要素(ネガティブ材料)で書かせて頂いております。

上場日は以下の通りセイファート(9213)2社同日上場となり、このビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)は大口(機関投資家、海外投資家)投資家は向けでセイファート(9213)は個人投資家向けと資金が分かれそうですね。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
セイファート9.6億円JASDAQスタンダードみずほ証券
ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング213.6億円東証マザーズ大和・三菱

ベア要素(ネガティブ材料)としてはこのビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)のIPO新規上場承認記事でも書きました通り、海外販売のあるIT関連などのグロース株は大型でも赤字でも出口(イグジット)でも海外人気が高ければ初値はほぼ鉄板とされていましたが、昨年(2021年)12月上場の海外配分比率75.0%ネットプロテクションズホールディングス(7383)や海外配分比率68.5%エクサウィザーズ(4259)が続々と公募割れスタートとなったことでこの神話はすでに崩壊していると考えられます。

昨年(2021年)12月は在庫一掃セール(IPOラッシュ)だったから特別という一過性的な問題であれば良いのですが、今日は一時的に戻しているものの今年(2022年)に入ってからのグロース株の売られ方を見ても米国の金融引き締め(長期金利上昇)による米国株安や新型コロナウイルス(オミクロン株)の感染拡大懸念による日本株全体の下落と、このあたりはなかなか根が深いような気がします。

単価が5,000円とそこそこの値ガサとなるため、初値が公募価格を上回ればそれなりにリターンも見込めるかもしれませんが、もちろん逆に公募割れとなればこれまたそれなりにダメージは大きくなります。IPO参加スタンスの判断が非常に難しいIPO案件ですが、基本的にリスクは避けたいと考えているため、管理人の個人的なこのビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)のIPO参加スタンスは当初の予定通りスルーで行くことになりそうです。

ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)のIPO株(公募株及び売り出し株)37,161枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。海外投資家への販売分は考慮しておりません。

証券会社IPO株配分数配分割合
大和証券主幹事17,206枚46.3%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主幹事15,347枚41.3%
SMBC日興証券744枚2.0%
野村證券前受け金不要744枚2.0%
SBI証券372枚1.0%
マネックス証券100%完全抽選372枚1.0%
岩井コスモ証券334枚0.9%
あかつき証券334枚0.9%
楽天証券100%完全抽選334枚0.9%
岡三証券334枚0.9%
松井証券前受け金不要260枚0.7%
いちよし証券260枚0.7%
丸三証券260枚0.7%
極東証券260枚0.7%
大和コネクト証券委託幹事?枚?%
auカブコム証券委託幹事?枚?%
岡三オンライン証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が5,573枚あります。

IPO幹事団(シンジケート)は委託幹事(裏幹事)含めて総勢17社と無駄に多いパターンです。最近はこの在庫一掃セール(IPOラッシュ)に乗っかってちょっとでもIPOに絡んでやろうという証券会社の思惑が半端ないですね。さすが金融屋さんといったところでしょうか。

海外販売があるため現時点では何とも言えませんが、主幹事的にIPO株の当選確度は高いように思います。ただ大和証券は別として三菱UFJモルガン・スタンレー証券はIPO当選後のキャンセルはペナルティが課せられるため注意が必要です。とりあえず申し込んでおいて当選してから考えるプランは避けた方が賢明です。

ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)のIPO仮条件決定

ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)のIPO仮条件が決まり次第ココに追記します。

ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)の第二弾初値予想の情報が入り次第ココに追記します。

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