セレコーポレーション(5078)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,100円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
セレコーポレーション(5078)の上場日とIPO申込期間
セレコーポレーション(5078)の上場日は2022年3月11日(金)で単独上場、上場市場はIPO市場では不人気市場となる東証二部市場への上場で、IPO主幹事はもういい加減お腹いっぱいのみずほ証券となっております。
このセレコーポレーション(5078)のIPO申し込み期間は2月24日(木)~3月2日(水)となっており、他のIPO案件との申し込み期間被りが無いため、申し込まれる方は資金管理を気にすることなく申し込むことができます。
セレコーポレーション(5078)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
セレコーポレーション(5078)のIPO想定価格は2,100円となっているため、現時点では公募価格の0.9倍~1.2倍程度の初値形成になるのではないかと、公募割れも視野に入れた弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。
このセレコーポレーション(5078)のIPO仮条件は来週2月21日(月)決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
セレコーポレーション(5078)の事業内容
セレコーポレーション(5078)の事業内容はアパート経営の提案、設計、施工管理を行う賃貸住宅事業・賃貸開発事業及びアパート管理を受託する賃貸経営事業ということで、構造部材の製造、設計施工、アフターメンテナンスまでをワンストップサービスで行っており、アパート経営に特化した事業を行っています。
このセレコーポレーション(5078)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
セレコーポレーション(5078)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(2月4日)は久しぶりにIPO新規上場承認発表が1社ありました。これで3 …
セレコーポレーション(5078)のブルベア要素とIPO参加スタンス
セレコーポレーション(5078)の公開規模はIPO想定価格ベース(2,100円)で11.8億円と規模的に東証二部市場への上場としては小型サイズとなり荷もたれ感はありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて4,902枚と少ないことから、当選確度としては低めとなりそうです。
そして今回もこのセレコーポレーション(5078)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては中国事業の撤退(中国子会社等の持分譲渡)による特別利益の計上を除外するとPERはおよそ9倍~10倍程度となり、類似企業と比べると株価設定はおおむね妥当な水準で、配当利回りも4%程度となることから株価の下支え要因にはなりそうです。公開規模もIPO想定価格(2,100円)ベースで11.8億円と荷もたれ感もありません。
ベア要素(ネガティブ材料)としては東証二部という不人気市場への上場と建設業という地味なセクターとなる点が個別としては目立つところでしょうか。業態的にも小型とはいえ買いが入るかは微妙なところです。ただそれよりも大きな影響が、止まらない新型コロナウイルス(オミクロン株)の感染拡大、主要国の金利上昇、進むインフレ、ウクライナ情勢などの地政学リスクと、あらゆる外部悪環境が複合的に重なって好材料はまったく出る気配なく、悪材料のみが目白押しとなっている状況です。
先日(2月9日)上場のライトワークス(4267)がようやくIPO好調への扉をこじ開けてくれたにも関わらず、それに対抗するかのように悪材料が次から次へと続々と出て来ることから、再びIPOが殻に閉じこもってしまうような雰囲気さえも感じます。
今回もやはり安易にIPO参加スタンスを決めることができない状況となるため、ひとまず管理人の個人的なこのセレコーポレーション(5078)のIPO参加スタンスは中立で、しばらく金融市場の動向や大手初値予想会社の見解を見てから落ち着いて考えて行きたいと思います。
セレコーポレーション(5078)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのセレコーポレーション(5078)のIPO株(公募株及び売り出し株)4,902枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
みずほ証券(主幹事) | 4,411枚 | 90.0% |
SMBC日興証券 | 245枚 | 5.0% |
SBI証券 | 123枚 | 2.5% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 123枚 | 2.5% |
SBIネオトレード証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
DMM株(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が735枚あります。
珍しくIPO幹事団(シンジケート)は主幹事含めて4社とスッキリしています。最近やたらと少ないIPO株数に大量に群がる証券会社のことを思えばこの点だけは好感を持てますね。
とはいえ、本気でIPO株を狙いに行くのであればIPO主幹事となるみずほ証券は外せません。あとは100%完全抽選となるマネックス証券あたりが確率は低いものの狙い目となりそうです。
セレコーポレーション(5078)のIPO仮条件決定
セレコーポレーション(5078)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:2,100円
IPO仮条件:1,800円~1,900円
IPO想定価格を下回る弱気なIPO仮条件設定となりました。上場中止(延期)もあり得るかと思いましたが、とりあえず仮条件設定まではクリアしたようです。次は公開価格決定日3月3日(木)を超えれるかどうかですね。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は10.1億円~10.7億円となりました。
セレコーポレーション(5078)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
セレコーポレーション(5078)の第二弾初値予想が発表されたようです。
1,800円~2,000円
IPO仮条件がIPO想定価格を下回る弱気な設定となったことや足元の環境の悪さからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限とも下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについてはIPOチャレンジポイント狙いでSBI証券からのみの申し込みで行く予定です。
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