コマースOneホールディングス（4496）のIPO（新規上場）初値予想とIPO幹事配分数！

コマースOneホールディングス（4496）の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース（1,690円）ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、個人的な私見も含めて考察してみたいと思います。

コマースOneホールディングス（4496）の上場日は4月9日（木）でロコガイド（4497）が上場中止（延期）となったことでステムセル研究所（7096）と2社同日上場となりました。上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は毎回IPO愛好家からの当選報告の多い大和証券となっております。

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尚、このコマースOneホールディングス（4496）のIPO申し込み期間は3月24日（火）～3月30日（月）ですので、IPO申し込みを考えている方はお忘れなく。

コマースOneホールディングス（4496）のIPO（新規上場）初値予想

コマースOneホールディングス（4496）のIPO（新規上場）初値予想

コマースOneホールディングス（4496）のIPO想定価格は1,690円となっているため、現時点では1.1倍～1.3倍程度の初値形成になるのではないかとやや弱めの初値予想となっておりますが、個人的な評価については一応やや強めB級評価に設定させて頂いております。環境が良くなっているという願望も含めての一応です。

このコマースOneホールディングス（4496）のIPO仮条件は本日3月19日（木）に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

コマースOneホールディングス（4496）の事業内容はECプラットフォーム関連事業ということで今まさに旬のIPO市場では人気の高い業種となります。

このコマースOneホールディングス（4496）の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

コマースOneホールディングス（4496）の公開規模はIPO想定価格ベース（1,690円）で13.1億円と東証マザーズ市場への上場としてはまだ小型サイズとなり、荷もたれ感を感じる水準ではありません。

事業内容にはテーマ性もあり、業績も堅調で公開規模も小さいことから本来であれば初値2倍以上は堅い銘柄っぽいですが、とにかくこの地合いです。IPO（新規上場）までまだ20日程度ありますが、当然ながら上場時に回復しているという根拠も何もないため、油断はできません。

さらに上場日は4月9日（木）で同日上場だったロコガイド（4497）が上場中止（延期）の発表をしました。他にも3月は合わせて6社の上場中止（延期）発表がすでに発表されており、今なお上場中止（延期）候補も存在します。IPO市場にとってはまさにネガティブ材料製造中と言えます。

また後ほど改めて記事で書く予定ですが、本日（3月19日）は3社同日上場でありながら、巣ごもり銘柄となる関通（9326）だけはAmazonの好ニュースの後押しを受けたせいもあってか買い気配スタートと堅調な発進となっていますが、吸収金額10億円未満のでネット関連A級銘柄とされていた、ベンチャーキャピタル不在のゼネテック（4492）でさえ公募割れスタートとなっています。

まったくもって先が読めない不安定な状況です。このコマースOneホールディングス（4496）の規模で可能性は低いと思いますが、最悪は上場中止（延期）の可能性もゼロではありません。

よってやはりこのコマースOneホールディングス（4496）のIPO参加スタンスはニュートラルでギリギリまで金融市場の地合いを見てから最終判断をしたいと思います。気持ち的には全力申し込みなのですけどね＾＾；

コマースOneホールディングス（4496）のIPO（新規上場）幹事配分数

そして推定となりますがこのコマースOneホールディングス（4496）のIPO株（公募株及び売り出し株）6,769枚のIPO引き受け幹事団（シンジケ－ト）への割り当て数が以下の通り発表されています。

上記とは別でOA（オーバーアロットメント）分が1,015枚あります。

IPO主幹事はIPO当選後のキャンセルペナルティの無いと大和証券となっているため、ひとまず申し込んでIPO当選後に購入するかどうかを考えても良いかもしれません。これまでこういった方法はズルいと考えていいましたが、最近の東証や証券会社の姿勢（とりあえず新規上場承認させといて後から上場中止発表すれば問題なし）を見ていると段々とズルさを感じなくなってきました。

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＜追記＞
コマースOneホールディングス（4496）のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格：1,690円
IPO仮条件：1,180円～1,350円

IPO想定価格を大幅に下回る超弱気なIPO仮条件設定となりました。さらに予想通りIPO株数も売り出し株及びオーバーアロットメント分が大幅に削減となり、上場規模が縮小されました。

売り出し株：436,900株 → 384,200株（-12.0%）
オーバーアロットメント：101,500株 → 93,600株（-7.7%）

そしてこの仮条件設定及びIPO株数削減に伴い市場からの吸収金額は8.4億円～9.6億円となりました。

＜追記＞
コマースOneホールディングス（4496）の第二弾初値予想が発表されたようです。

1,500円～1,700円

IPO仮条件が弱気な設定となったことから、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価からC級評価に変更、IPO参加スタンスは消極的参加とさせて頂きます。