コパ・コーポレーション(7689)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,560円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、個人的な私見も含めて考察してみたいと思います。
ちなみにこのコパ・コーポレーション(7689)もロコガイド(4497)同様に4月の上場中止(延期)組ですので、過去に一度初値予想記事を書いているため、当記事はその過去記事に今の市況などの変化を加えながら一部加筆修正を行った記事となっておりますことをあらかじめご了承下さい。
コパ・コーポレーション(7689)の上場日は6月24日(水)でロコガイド(4497)とフィーチャ(4052)の3社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は野村證券となっております。
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尚、このコパ・コーポレーション(7689)のIPO申し込み期間は6月8日(月)~6月12日(金)ですので、IPO申し込みを考えている方はお忘れなく。
コパ・コーポレーション(7689)のIPO(新規上場)初値予想
コパ・コーポレーション(7689)のIPO想定価格は1,560円となっているため、現時点では公募価格の1.3倍~1.6倍程度の初値形成になるのではないかとやや弱めの初値予想となっておりますが、個人的な評価についてはやや強めB級評価に設定させて頂いております。
このコパ・コーポレーション(7689)のIPO仮条件は本日6月4日(木)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
コパ・コーポレーション(7689)の事業内容は実演販売を利用した卸売業ということで業種としての人気は高くないものの、実演販売という変わり種的な業態から面白みがあり、有名人効果も加わって注目度も高まる可能性が高く、それなりに人気化しそうです。
このコパ・コーポレーション(7689)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
コパ・コーポレーション(7689)がIPO(新規上場)再承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。 本日またもや2社のIPO新規上場承認発表がありました。もう1社のエブレ …
コパ・コーポレーション(7689)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,560円)で11.1億円と東証マザーズ市場への上場としてはまだ小型サイズに部類に入り、荷もたれ感はありません。
前回4月の上場予定時の公開予定規模は25.4億円でしたが、今回は11.1億円と半分以上規模を縮小させているため、余計に小型に感じます。しかも外出自粛で巣ごもり消費が増えたことからジャパネットたかたやビートップスなどを中心にこういったテレビ通販業界は順調に業績を伸ばしています。直近の業績も売上、利益とも大幅に伸ばしていることから今期も期待できそうな雰囲気です。
全体的な株式市場も好調で、特に東証マザーズ指数はコロナ前の水準を超え、1年半ぶりに節目となる1,000ポイントをも超えています。上場時がどうなっているかについては別としてまさに今現在は株式市場に追い風が吹いている状況です。
ただ残念ながらコパ・コーポレーション(7689)の上場日は6月24日(水)でロコガイド(4497)とフィーチャ(4052)と3社同日上場となることから資金分散の影響は避けれません。こういうのホントもったいないですよね。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
ロコガイド | 41.4~51.8億円 | 東証マザーズ | みずほ証券 |
コパ・コーポレーション | 11.1億円 | 東証マザーズ | 野村證券 |
フィーチャ | 3.1億円 | 東証マザーズ | SMBC日興証券 |
株主にベンチャーキャピタルの保有株はなく、余計な売り圧力の心配は不要です。公開規模も10億円程度であれば個人投資家だけでも持ち上げることが可能なことから初値は堅調にスタートされることが予想されます。
よって管理人の個人的なこのコパ・コーポレーション(7689)のIPO参加スタンスは当初の予定通り、全力申し込みで行く予定です。とはいうもののIPO主幹事はマンモス野村であることからIPO株数的にも当選は簡単ではないかと思われます。
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コパ・コーポレーション(7689)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのコパ・コーポレーション(7689)のIPO株(公募株及び売り出し株)6,200枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
野村證券(主幹事) | 5,456枚 | 88.0% |
大和証券 | 310枚 | 5.0% |
SBI証券 | 186枚 | 3.0% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 124枚 | 2.0% |
東海東京証券 | 62枚 | 1.0% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 31枚 | 0.5% |
岡三にいがた証券 | 31枚 | 0.5% |
auカブコム証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が930枚あります。
ロコガイド(4497)に続きSMBC日興証券がIPO幹事団(シンジケート)から退いたのはやや気になるところですが、あまり深い意味はないかもしれませんが。
いずれにしてもこのコパ・コーポレーション(7689)のIPO株を狙い行くのであればIPO主幹事の野村證券は外せません。その他証券会社については数枚から数十枚レベルとなるため、申し込むに越したことはありませんが、ちょうどこの時期はIPO申し込みが重なるため、資金繰りが厳しいようであれば平幹事などはパスしても良いかもしれません。
<追記>
コパ・コーポレーション(7689)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,560円
IPO仮条件:1,850円~2,000円
IPO想定価格よりも+19%~28%と大幅な窓開けとなる超強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は13.1億円~14.2億円となりました。
<追記>
コパ・コーポレーション(7689)の第二弾初値予想が発表されたようです。
2,800円~3,300円
IPO仮条件が窓開けの超強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも大幅に上昇するという強気な初値予想となっております。個人的な評価についてはB級評価のままで変更無しですが、A級評価に近いB級評価という解釈で良いかと思います。IPO参加スタンスも全力申し込みで変更無しとさせて頂きます。
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