ファインズ(5125)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,610円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

ファインズ(5125)の上場日とIPO申込期間

ファインズ(5125)の上場日は2022年9月28日(水)で、キットアライブ(5039)グラッドキューブ(9561)3社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要野村證券となっております。

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そしてグループ会社となるLINE証券もIPO委託幹事(裏幹事)になることが発表されており、9月のIPO株の販売数量が2倍になっていることから期待値は上がりますね。

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このファインズ(5125)のIPO申し込み期間は9月8日(木)~9月14(水)となっており、他複数のIPO案件と申し込み期間が被っているため、申し込まれる方は資金移動や申し込み忘れには注意が必要です。

ファインズ(5125)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

ファインズ(5125)のIPO(新規上場)初値予想

ファインズ(5125)のIPO想定価格は1,610円となっているため、現時点では公募価格の1.2倍~1.8倍程度の初値形成になるのではないかとやや弱めC級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についてもやや弱めC級評価に設定させて頂いております。

なお、このファインズ(5125)のIPO仮条件は来週9月7日(水)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

ファインズ(5125)の事業内容

ファインズ(5125)の事業内容は動画制作サービス、動画配信プラットフォームサービス(Videoクラウド)、DXコンサルティングということで、動画を起点としたマーケティングDX(デジタルトランスフォーメーション)支援を行っています。

ファインズ(5125)IPO事業概況

このファインズ(5125)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

ファインズ(5125)のブルベア要素とIPO参加スタンス

ファインズ(5125)の公開規模はIPO想定価格1,610円としてオーバーアロットメント含め18.8億円と規模的に東証グロース市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感のある水準となります。その分IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて10,200枚と万枚超えでやや多めにあります。

そして今回もこのファインズ(5125)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としてはコロナ禍による巣ごもり需要を機に動画コンテンツ関連事業は時流に乗る事業として同業他社も業績を伸ばしており、このファインズ(5125)もご多分に漏れず好調に推移しています。東証グロース市場に上場しているブランディングテクノロジー(7067)の100%子会社として設立されたもののMBO(Management Buyout)による全株式取得ですでに親子関係も解消されています。

想定価格時点での株価設定にも割高感は無く、ベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株もありません。既存の上位大株主には解除価格無しで90日間及び180日間のロックアップが掛かっており、新株予約権も上場後6カ月間は行使不可となっているため、上場時の大きな売り圧力もありません。

ベア要素(ネガティブ材料)としては公開規模がIPO想定価格(1,610円)ベースで18.8億円と中規模サイズの上に、大型案件は無いものの上場日が9月28日(水)キットアライブ(5039)とグラッドキューブ(9561)と3社同日上場とやや窮屈な点ぐらいでしょうか。とは言え今の不安定な相場でこのサイズ感とスケジュールは向かい風となるには十分過ぎるほどです。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
キットアライブ4.4億円札証アンビシャスアイザワ証券
ファインズ18.8億円東証グロース野村證券
グラッドキューブ14.1億円東証グロース大和証券

最終的には地合い次第にはなりますが、ひとまず現時点での管理人の個人的なこのファインズ(5125)のIPO参加スタンスは積極参加で行く予定で考えています。ただ店頭タイプの平幹事からの申し込みは割り当て数が少ないことから不参加とする予定です。

ファインズ(5125)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのファインズ(5125)のIPO株(公募株及び売り出し株)10,200枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
野村證券主幹事9,282枚91.0%
みずほ証券306枚3.0%
SBI証券204枚2.0%
楽天証券100%完全抽選102枚1.0%
SMBC日興証券102枚1.0%
東洋証券51枚0.5%
岡三証券51枚0.5%
松井証券前受け金不要51枚0.5%
マネックス証券100%完全抽選51枚0.5%
LINE証券委託幹事?枚?%
岡三オンライン委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,530枚あります。

積極的にIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となる野村證券は外せません。野村證券主幹事案件ということでLINE証券もIPO委託幹事(裏幹事)となっており、個人的には直近でLINE証券でのIPO当選経験もある上に9月IPO株の販売数量は2倍になっているため、必然的に期待値が高くなってしまいます。

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ファインズ(5125)のIPO仮条件決定

ファインズ(5125)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:1,610円
IPO仮条件:1,610円~1,800円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は18.8億円~21.1億円となりました。

ファインズ(5125)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

ファインズ(5125)の第二弾初値予想が発表されたようです。

2,100円~2,500円

IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾は上限は下ブレ、下限は上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはC級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについては先日の下記記事の通りネット証券含め割り当て数の少ない証券会社以外は積極参加で行きます。

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