Geolocation Technology(4018)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,030円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
Geolocation Technology(4018)の上場日は9月13日(月)で単独上場、上場市場は福岡証券取引所の新興市場となるQ-Board市場への上場で、IPO主幹事はエイチ・エス証券となっております。
なお、このGeolocation Technology(4018)のIPO申し込み期間は8月27日(金)~9月2日(木)となっており、他のIPO銘柄との申し込み被りはありません。IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要のエイチ・エス証券なので、ある程度被っても問題無かったのですけどね^^;
Geolocation Technology(4018)のIPO(新規上場)初値予想
Geolocation Technology(4018)のIPO想定価格は2,030円となっているため、現時点では公募価格の2.0倍~3.0倍程度の初値形成になるのではないかと強めA級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値評価についてはやはり地方上場というハンデからワンランクダウンのやや強めB級評価に設定させて頂いております。
このGeolocation Technology(4018)のIPO仮条件は明日8月25日(水)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
Geolocation Technology(4018)の事業内容はIPアドレスデータベース「SURFPOINT」を基にした技術・サービスの提供等ということで、位置情報を活用したサービスとIPアドレスの売買仲介事業となります。
このGeolocation Technology(4018)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
Geolocation Technology(4018)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。久しぶりに東証IPO案件ではなく福証IPO案件と地方 …
Geolocation Technology(4018)の公開規模はIPO想定価格ベース(2,030円)で2.3億円と規模的に東証市場であれば超小型サイズとなりますが、地方市場となる福証Q-Board市場への上場となると、荷もたれ感はありませんが、それほど小型と言えるサイズでもありません。IPO株数は公募株のみで1,000枚と極少で希少性はあります。
地方(福証Q-Board)上場ではあるもののサブスクでSaaS関連と需給妙味のある人気化しやすい事業内容となります。2020年12月プロ向け市場(TOKYO PRO Market)市場に上場してからわずか9カ月で市場変更、しかも変更先は東京証券取引所ではなく福岡証券取引所という選択にやや疑問が残ります。
当然ながら流動性という点から見れば東京証券取引所一択となるのですが、何かしら審査基準が満たなかったということでしょうか。いずれにしてもやはり地方市場上場となると流動性に不安がありますね。
直近で福岡証券取引所のQ-Board市場に上場したIPO銘柄は2019年9月のピー・ビーシステムズ(4447)で事業内容は人気のクラウド関連。IPO主幹事はこれまたエイチ・エス証券。公開規模は3.3億円で公募価格1,380円に対して付いた初値は1,950円で、初値買いに入った資金はわずか2.9億円でした。当時のIPO市場を振り返って見ても今より環境が悪かったようにも見えません。
東証マザーズやJASDAQスタンダード市場であれば無条件で初値は高騰するパターンとなりそうですが、やはり地方(福証Q-Board)上場という流動性ハンデを背負っている点には一抹の不安が残ります。そこに加えて現状のIPO地合いを加えると初値高騰は厳しいように感じます。
それでもさすがに公募割れするような内容では無いと考えられるため、管理人の個人的なこのGeolocation Technology(4018)のIPO参加スタンスは引き続き全力申し込みで行く予定です。IPO主幹事は資金不要でIPO申し込みが可能のエイチ・エス証券となることから、IPO申し込みは殺到となり、IPO株はプラチナチケットとなりそうですけどね^^;
Geolocation Technology(4018)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのGeolocation Technology(4018)のIPO株(公募株)1,000枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
エイチ・エス証券(主幹事) | 890枚 | 89.0% |
SBI証券 | 50枚 | 5.0% |
西日本シティTT証券 | 30枚 | 3.0% |
岡三証券 | 20枚 | 2.0% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 10枚 | 1.0% |
岡三オンライン証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が150枚あります。
IPO株数が1,000枚しかないことから、IPO株を積極的に狙いに行くとなればやはりIPO主幹事のエイチ・エス証券は外せません。100%完全抽選のマネックス証券でも10枚程度しか無いため、主幹事を外せば当選の可能性は限りなくゼロに近い数字となりそうです。
<追記>
Geolocation Technology(4018)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:2,030円
IPO仮条件:2,040円~2,240円
IPO想定価格がほぼ最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は2.3億円~2.5億円となりました。
<追記>
Geolocation Technology(4018)の第二弾初値予想が発表されたようです。
2,500円~3,000円
IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに大幅に下ブレとなる初値予想となっているようです。この大幅引き下げは地合いがあまりに悪いので仕方ないですね。個人的な評価についてもB級評価からC級評価に格下げとさせて頂きますが、IPO参加スタンスについては引き続き全力申し込みで変更はありません。
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