グラフィコ(4930)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(3,850円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、いつものように個人的な私見も含めてIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)配分数などを考察してみたいと思います。

グラフィコ(4930)の上場日は9月24日(木)トヨクモ(4058)まぐまぐ(4059)3社同日上場、上場市場はJASDAQスタンダード市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家の間では人気の高いSBI証券となっております。

偶然にも9月24日(木)同日上場のまぐまぐ(4059)もSBI証券主幹事案件なので、IPOチャレンジポイントをどちらで使うか、はたまたどちらも使わないかなどですでにIPO愛好家の間では盛り上がりを見せているようですね。

ちなみに9月以降のSBI証券の主幹事件数は3社で平幹事は8社とダントツで多く合計11社のIPOに絡んでいることになります。これはもうIPO愛好家としては見逃せないですね。

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尚、このグラフィコ(4930)のIPO申し込み期間は9月4日(金)~9月10日(木)トヨクモ(4058)と同日程ですので、IPO申し込みを考えている方はお忘れなく。

グラフィコ(4930)のIPO(新規上場)初値予想

グラフィコ(4930)のIPO(新規上場)初値予想

グラフィコ(4930)のIPO想定価格は3,850円となっているため、現時点では公募価格の1.6倍~2.0倍程度の初値形成になるのではないかとやや強めの第一弾初値予想となっており、個人的な評価についてもやや強めB級評価に設定させて頂いております。

このグラフィコ(4930)のIPO仮条件は明日9月2日(水)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

グラフィコ(4930)の事業内容は健康食品・化粧品・日用雑貨・医薬品等の企画製造販売ということでセクターは「化学」とネット関連のような派手さはなく、SBI証券主幹事案件としては珍しく地味な業態となります。

このグラフィコ(4930)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

グラフィコ(4930)の公開規模はIPO想定価格ベース(3,850円)で12.3億円と規模的にJASDAQスタンダード市場への上場としてはまだ小型で荷もたれ感を感じるほどのサイズではありません。単価がそこそこ値ガサなのでIPO株数も公募株及び売り出し株合わせてわずか2,800枚しかないため希少性もあります。

このグラフィコ(4930)は2015年12月25日上場予定だったものの、公募価格決定日(2015年12月16日)に上場中止を発表し、今回およそ5年の時を経て再登場。前回と今回の内容相違点はグラフィコ(4930)のIPO新規上場承認発表時の記事でも書いておりますが、主な変更点は下記画像の通りとなります。

グラフィコ(4930)IPO相違点

目立った変更点は上場市場が東証マザーズからJASDAQスタンダードに変更した点とIPO幹事が大和証券からSBI証券に変更となった点でしょうか。このあたりの大人の事情については管理人のような素人にはわからないので、プロ(大手初値予想会社)任せで何かしら言及があるかと期待していましたが、残念ながら主幹事の円満交代みたいな内容以外は特筆するような記述はありませんでした。

グラフィコ(4930)の上場日は9月24日(木)トヨクモ(4058)とまぐまぐ(4059)と3社同日上場となりますが、どれも小型で今の強いIPO地合いであれば資金分散の影響は軽微と考えられます。あくまでも今の強いIPO地合いが続いていればの話ですが。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
グラフィコ12.3億円JASDAQスタンダードSBI証券
トヨクモ9.9億円東証マザーズいちよし証券
まぐまぐ5.3億円JASDAQスタンダードSBI証券

冒頭でも申し上げている通り、グラフィコ(4930)のIPO主幹事はSBI証券ということでいつもならIPOチャレンジポイントの考察もさせて頂いておりますが、最近のIPOチャレンジポイント使用時の配分数はまったく読めないので変に先入観が付かないように今回は止めておきます。ただボーダーラインはやはり350ポイント~400ポイント程度ではないかと個人的には予想しています。

単価はIPO想定価格ベースで3,850円とそこそこの値ガサ株となるため、単元配分でもそれなりの利益とはなりそうですが、銘柄的には人気化するような内容ではなく、大化けする可能性は低そうなため、ここがIPOチャレンジポイントの使い時がどうかの判断は難しいところですね。

いずれにしても管理人の個人的なこのグラフィコ(4930)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行きますが、IPOチャレンジポイントの使用はまだ悩んでいるというのが現状です。とはいえ400ポイント以上入れるつもりはありません。

グラフィコ(4930)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのグラフィコ(4930)のIPO株(公募株及び売り出し株)2,800枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
SBI証券主幹事2,380枚85.0%
大和証券168枚6.0%
SMBC日興証券84枚3.0%
いちよし証券56枚2.0%
岩井コスモ証券56枚2.0%
藍澤證券28枚1.0%
東洋証券28枚1.0%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が420枚あります。

本気でIPO株を狙うのであればやはり一番割り当て数の多いSBI証券となりますね。その他平幹事の中には100%完全抽選の証券会社も無いことから割り当ては数枚から多くても数十枚レベルとなるため、平幹事でのIPO当選は厳しいというのが現実でしょうか。

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<追記>
グラフィコ(4930)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:3,850円
IPO仮条件:3,850円~4,090円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は12.3億円~13.1億円となりました。

<追記>
グラフィコ(4930)の第二弾初値予想が発表されたようです。

7,000円~8,000円

IPO仮条件が強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも下限のみ上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスも全力申し込みで変更ありませんが、値ガサ株となることからIPOチャレンジポイントは相応分(300ポイント~400ポイント)だけ入れるかもしれません。

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