カクヤス(7686)のIPO(新規上場)第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,520円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようです。
カクヤス(7686)の上場日は12月23日(月)でglobal bridge HOLDINGS(6557)と2社同日上場となります。上場市場はIPO市場では不人気市場となる東証二部市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。
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ちなみにこのカクヤス(7686)のIPO申し込み期間は12月5日(木)~12月11日(水)ですので申し込みを考えている方はお忘れなく。
カクヤス(7686)のIPO(新規上場)初値予想
カクヤス(7686)のIPO(新規上場)初値予想
カクヤス(7686)のIPO想定価格は1,520円となっているため、現時点では公募価格同値~1.3倍程度の初値形成になるのではないかと弱めの初値予想となっており、個人的な評価についても弱めD級評価に設定させて頂いております。
このカクヤス(7686)のIPO仮条件は明日12月3日(火)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
カクヤス(7686)の事業内容は酒類・食品等の料飲店および一般個人向け販売ということで業種は卸売業とIPO市場では人気化するセクターではありません。詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
カクヤス(7686)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日IPO新規上場承認発表があった3社のうちの最後の1社です。他2社の記事についてはすで …
カクヤス(7686)の公開規模はIPO想定価格(1,520円)ベースで35.6億円と規模的に東証二部市場への上場としてはやや大型で荷もたれ感を感じるサイズとなります。
IPO市場では東証二部と言えばいまだに不人気市場という印象が根強く残っており、業種も酒類・食品等の卸売りでいわゆる酒屋さんということから業態としての人気も低めかと思われます。
さすがにベンチャーキャピタルの保有株は無く、公募株285,000円に対して売り出し株1,757,000株とおよそ6倍強の差があるものの、売り出し放出人はすべて親会社で筆頭株主となる株式会社SKYグループホールディングスの保有株の一部となるため警戒されやすい出口(イグジット)案件ではありません。
初値に関しての意見は二分されており、バリュー株(割安株)への資金流入から公募価格は上回るとの予想、逆に不人気市場、不人気業態、公開規模の荷もたれ感など負の三拍子が揃っているということから公募割れするのではないかといった予想があるようです。
カクヤス(7686)の上場日は12月23日(月)で13社が上場する魔の第三週から週末を挟んで抜け出すことにはなるものの、まだまだ買い疲れは残っているものと思われます。さらに設立から40年近い業績が横ばいの企業がなぜ今さら上場するのか、しかも酒屋さんって年末は一番の繁忙期になるはずなのになぜこの忙しい時期に上場をなどと考えると謎ばかりが増えてしまい個人的には何かと警戒感が高まってしまいます。
12月一番の山場となる魔の第三週を一旦は乗り越えることになりますが、まだ後も3社の上場が控えているため、当たり前ですが初値買い資金がどの程度流入するかどうかが焦点となりそうです。
個人的にはイマイチポジティブ材料が少ないことから管理人のこのカクヤス(7686)のIPO参加スタンスは一部参加とさせて頂きます、具体的にはIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券とIPOチャレンジポイント狙いでのSBI証券のみの参加です。
カクヤス(7686)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのカクヤス(7686)のIPO株(公募株及び売り出し株)20,420枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
野村證券(主幹事) | 18,379枚 | 90.0% |
みずほ証券 | 817枚 | 4.0% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 408枚 | 2.0% |
SMBC日興証券 | 204枚 | 1.0% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 204枚 | 1.0% |
SBI証券 | 204枚 | 1.0% |
岩井コスモ証券 | 204枚 | 1.0% |
auカブコム証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が3,063枚あります。
IPOラッシュ時にIPOに申し込む証券会社が減るというのは、ありがたいような残念なような複雑な心境ではありますが、いずれにしても上記表のIPO株数を見る限りではやはりIPO主幹事の野村證券以外は極めてIPO当選の確率が低そうですね^^;
ファンペップ(4881)がIPO(新規上場)中止(延期)を発表
12月20日(金)予定のファンペップ(4881)が上場中止(延期)を発表致しました。
全体的な株式相場もIPO地合いも悪くないにも関わらず、株式市場の動向という表現を使うには無理があると思います。何かしら社内事情があったのか、それとも過密スケジュールを嫌気したのかのどちらかでしょうかね。この時期に上場するということは過密スケジュールになるということは始めから予測はできたはずですが。しっかりしてほしいですね。
<追記>
カクヤス(7686)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,520円
IPO仮条件:1,520円~1,600円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。意外な銘柄の強気設定が目立ちますね。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は35.6億円~37.5億円となりました。
<追記>
カクヤス(7686)の第二弾初値予想が発表されたようです。
1,500円~1,700円
IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限のみ下ブレとなる弱気な初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更無しで、IPO参加スタンスも一部参加で変更無しとさせて頂きます。
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