マーキュリーリアルテックイノベーター(5025)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,200円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
マーキュリーリアルテックイノベーター(5025)の上場日とIPO申込期間
マーキュリーリアルテックイノベーター(5025)の上場日は2022年2月25日(金)で単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSBI証券となっております。
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このマーキュリーリアルテックイノベーター(5025)のIPO申し込み期間は2月8日(火)~2月15日(火)となっており、他のIPO案件との申し込み期間は多少ズレてはいるものの、おおむね被っているようなものなので、資金管理にはご注意下さい。
マーキュリーリアルテックイノベーター(5025)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
マーキュリーリアルテックイノベーター(5025)のIPO想定価格は1,200円となっているため、現時点では公募価格の1.5倍~2.0倍程度の初値形成になるのではないかとやや強めB級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についてもやや強めB級評価に設定させて頂いております。
このマーキュリーリアルテックイノベーター(5025)のIPO仮条件は今週2月4日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
マーキュリーリアルテックイノベーター(5025)の事業内容
マーキュリーリアルテックイノベーター(5025)の事業内容は不動産情報プラットフォーム事業ということですが、単なる不動産事業ではなく、人気化しにくい不動産系IPOの中でも唯一人気化する可能性のある、不動産とテクノロジーを掛け合わせた「不動産テック」案件となります。
このマーキュリーリアルテックイノベーター(5025)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
マーキュリーリアルテックイノベーター(5025)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(1月20日)IPO新規上場承認発表があった2社のうちの …
マーキュリーリアルテックイノベーター(5025)のブルベア要素とIPO参加スタンス
マーキュリーリアルテックイノベーター(5025)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,200円)で7.3億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて5,350枚と少ないことから、当選確度は低めでしょうね。
そして今回もこのマーキュリーリアルテックイノベーター(5025)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては上述の通り業態が不動産系IPOの中でも人気化しやすい「不動産テック」となる上、公開規模はIPO想定価格ベース(1,200円)で7.3億円と小型でベンチャーキャピタル不在と需給面は良好と言えます。業績水準は低いもののコロナ禍のテレワークを背景に収益も大きく伸ばしており、価格設定もほどなく割安な設定となっています。
ベア要素(ネガティブ材料)は設立からおよそ30年以上の老舗企業で今さら上場感があり、市場再編前の駆け込み需要と捉えられれば警戒感が高まる可能性がありそうです。それより何より市況が超不安定となっていることが現時点ではやはり最大のベア要素(ネガティブ材料)でしょうか。
とりあえずIPO申し込み期間が2月8日(火)~2月15日(火)となっているため、Recovery International(9214)、セイファート(9213)、ライトワークス(4267)の3社の初値結果や初値形成後の値動きを見てからIPO参加スタンスを決めるというのが安全というか定石かと思います。
SBI証券主幹事案件ということで、IPOチャレンジポイントの予測になりますが、あくまでも過去統計から見ると、IPOチャレンジポイントを使用した際の配分数は基本的には100株配分となりそうですが、ポイント申し込み者が少なければ200株配分もあるという感じかと思います。
最初から複数配分と思って申し込んだものの、単元配分だったというガッカリな結果となる可能性もあるため、危険な賭けには出ない方が賢明かもしれません。ちなみにボーダーラインは300ポイント~400ポイント程度といったところでしょうか。
いずれにしても管理人の個人的なこのマーキュリーリアルテックイノベーター(5025)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行く予定で考えていますが、単価も低く、相場も不安定なので、今のところIPOチャレンジポイントを使用してまで取りに行くことは考えておりません。
マーキュリーリアルテックイノベーター(5025)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのマーキュリーリアルテックイノベーター(5025)のIPO株(公募株及び売り出し株)5,350枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
SBI証券(主幹事) | 4,815枚 | 90.0% |
みずほ証券 | 134枚 | 2.5% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 134枚 | 2.5% |
岡三証券 | 53枚 | 1.0% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 53枚 | 1.0% |
松井証券(前受け金不要) | 53枚 | 1.0% |
あかつき証券 | 27枚 | 0.5% |
極東証券 | 27枚 | 0.5% |
東海東京証券 | 27枚 | 0.5% |
むさし証券 | 27枚 | 0.5% |
SBIネオトレード証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
auカブコム証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
岡三オンライン証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が800枚あります。
IPO幹事団(シンジケート)は委託幹事(裏幹事)含めて総勢13社と、わずか5,350枚のIPO株にネット証券及び中堅証券、地場証券が多く群がっているタイプです。
地合い不安定ということもあり、ノンストレスで申し込める範囲で申し込むのが面倒な手間もなく精神的衛生上良いと考え、個人的には全力申し込みとしているものの、下位証券はパスしようかと思っています。
ちなみにむさし証券は抽選分が5単元未満となるためルール上は抽選配分はありません。なので申し込むだけ無駄ということになりますので、ご注意下さい。
マーキュリーリアルテックイノベーター(5025)のIPO仮条件決定
マーキュリーリアルテックイノベーター(5025)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,200円
IPO仮条件:1,150円~1,270円
IPO想定価格がほぼ中間値となるやや強気なIPO仮条件設定となりました。上限も下限もIPO想定価格に合わせないSBI証券らしい「ひねくれ値付け方式」ですね。とはいえ、今年(2022年)初の強気寄りの設定は嬉しいところです。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は7.0億円~7.8億円となりました。
マーキュリーリアルテックイノベーター(5025)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
マーキュリーリアルテックイノベーター(5025)の第二弾初値予想が発表されたようです。
1,200円~1,400円
IPO仮条件は今年(2022年)初のやや強気な設定となりましたが、足元の環境の悪さからか、やはりIPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限とも大幅に下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてもB級評価からC級評価に格下げとさせて頂きます。IPO参加スタンスについては当初の予定通り全力申し込みで変更はありませんが、申し込み意欲の低下及び手間削減ということでSBI証券、マネックス証券、松井証券の3社のみからの申し込みで行く予定です。
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