メンタルヘルステクノロジーズ(9218)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(630円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

メンタルヘルステクノロジーズ(9218)の上場日とIPO申込期間

メンタルヘルステクノロジーズ(9218)の上場日は2022年3月28日(月)単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は3月の取り扱い件数No.1のみずほ証券となっています。

このメンタルヘルステクノロジーズ(9218)のIPO申し込み期間は3月9日(水)~3月15日(火)となっており、他IPO案件との申し込み期間が微妙に被っているため、申し込まれる方は少しだけ資金割り振りに注意が必要です。

メンタルヘルステクノロジーズ(9218)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

メンタルヘルステクノロジーズ(9218)のIPO(新規上場)初値予想

メンタルヘルステクノロジーズ(9218)のIPO想定価格は630円となっているため、現時点では公募価格の1.1倍~1.6倍程度の初値形成になるのではないかと、やや弱めC級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想についてはやや強めB級評価に設定させて頂いております。

このメンタルヘルステクノロジーズ(9218)のIPO仮条件は本日3月7日(月)決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

メンタルヘルステクノロジーズ(9218)の事業内容

メンタルヘルステクノロジーズ(9218)の事業内容はメンタルヘルスソリューション事業、メディカルキャリア支援事業、デジタルマーケティング事業で、主に企業の健康経営に関するメンタルヘルス関連サービスとなります。

このメンタルヘルステクノロジーズ(9218)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

メンタルヘルステクノロジーズ(9218)のブルベア要素とIPO参加スタンス

メンタルヘルステクノロジーズ(9218)の公開規模はIPO想定価格ベース(630円)で9.0億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなり荷もたれ感はありません。

IPO株数は低位株となることから公募株及び売り出し株合わせて12,488枚と万枚超えで比較的多めにありますが、一番引き受け株数の多いIPO主幹事のみずほ証券200株1セットでの配分となっているため、当選確度としてはそれほど高くはないと思われます。

メンタルヘルステクノロジーズ(9218)IPOみずほ証券200株1セット

ちなみに平幹事トップの野村證券も引き受け株数が少ないですが、ルール通り200株1セットでの配分となっています。

メンタルヘルステクノロジーズ(9218)IPO野村證券200株1セット

そして今回もこのメンタルヘルステクノロジーズ(9218)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としてはストレス社会で精神的な病気が増えている現状や、政府が掲げる「働き方改革」なども手伝って売上は順調に伸びています。公開価格規模も東証マザーズ上場でIPO想定価格(630円)ベースで9.0億円で荷もたれ感もなく、低単価で買いやすい単価設定となることから個人投資家を中心とした買いが入りそうです。

ベア要素(ネガティブ材料)はサイズ的に需給面での不安は無いものの、公開価格の1.5倍になればロックアップ解除されるベンチャーキャピタルの保有株が推定300万株程度あることから、1.5倍を超えると値が重くなるため、需給ひっ迫となってもひとまずの落としどころは1.5倍手前あたりとなりそうです。

いずれにしてもこの内容と規模で公募割れは無いと考えているため、管理人の個人的なこのメンタルヘルステクノロジーズ(9218)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行く予定です。

メンタルヘルステクノロジーズ(9218)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのメンタルヘルステクノロジーズ(9218)のIPO株(公募株及び売り出し株)12,488枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
みずほ証券(主幹事10,616枚85.0%
野村證券前受け金不要625枚5.0%
SBI証券500枚4.0%
東海東京証券125枚1.0%
SMBC日興証券125枚1.0%
マネックス証券100%完全抽選125枚1.0%
東洋証券62枚0.5%
水戸証券62枚0.5%
岩井コスモ証券62枚0.5%
極東証券62枚0.5%
楽天証券100%完全抽選62枚0.5%
松井証券前受け金不要62枚0.5%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,873枚あります。

先ほど申し上げた通り上位2社の証券会社は200株1セットでの配分となることから当選確率はザックリ半分となります。特にIPO主幹事の持ち分が万枚超え程度あればまだ当選の可能性はあったかもしれませんが、数千枚(抽選枠は数百枚)となるとやはり厳しいというのが現状でしょうか。

IPO幹事団(シンジケート)が多いため、IPO株数も分散されており、平幹事での当選もこれまた厳しい数字となります。IPO地合いも不安定な状況が続いていることから、今回も全力申し込みとはいえ、割り当て数(抽選分)が少ない証券会社をパスしたノンストレス申し込みとなりそうです。具体的にはみずほ証券SBI証券マネックス証券の3社で考えています。

メンタルヘルステクノロジーズ(9218)のIPO仮条件決定

メンタルヘルステクノロジーズ(9218)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:630円
IPO仮条件:560円~630円

IPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は8.0億円~9.0億円となりました。

メンタルヘルステクノロジーズ(9218)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

メンタルヘルステクノロジーズ(9218)の第二弾初値予想が発表されたようです。

800円~1,000円

IPO仮条件が一般的な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限はそのままで下限のみ上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き全力申し込みで変更はありません。

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