オンデック(7360)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,270円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、いつものように個人的な私見も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

日程的には一つ前のクリングルファーマ(4884)が今年(2020年)のオーラスIPOになると思っていましたが、このオンデック(7360)が正真正銘のオーラスIPOとなります。ただ今年(2020年)の大納会は12月30日(水)となるため、受け渡しベースで見ると来年(2021年)分となります。

オンデック(7360)の上場日は12月29日(火)単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ 野村證券公式サイト
野村證券

尚、このオンデック(7360)のIPO申し込み期間は12月11日(金)~12月17日(木)までですので、IPO申し込みを考えている方はお忘れの無いようご注意下さい。いよいよIPO申し込みラッシュも最終局面となりました。

IPO申し込み時期を開始直後でなく期限ギリギリまでずらせば他の申し込みと被ることもなく、円滑に申し込みができるようになると思いますが、IPO主幹事は前受け金不要でIPOに申し込める野村證券となるため、もうあまり気にする必要は無いかもしれませんね。

オンデック(7360)のIPO(新規上場)初値予想

オンデック(7360)のIPO(新規上場)初値予想

オンデック(7360)のIPO想定価格は1,270円となっているため、現時点では公募価格の2.4倍~3.9倍程度の初値形成になるのではないかと強めA級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な評価についても強めA級評価に設定させて頂いております。

このオンデック(7360)のIPO仮条件は明後日12月9日(水)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

オンデック(7360)の事業内容はM&Aに関する仲介、アドバイザリー業務ということでイグジット手段の一つということからもここ数年は拡大傾向にある市場で、かつオーラス案件ということになるため人気化することが予想されます。

このオンデック(7360)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

オンデック(7360)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,270円)で8.0億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて5,500枚と少なめです。

上述の通りオンデック(7360)の事業内容はM&A(企業合併・企業買収)の仲介事業と時流に乗った業態で人気化しそうです。加えて2020年オーラス案件とあることから需給ひっ迫の可能性が高そうです。仮に上場日値付かずとなれば市場初の大納会初値形成となります。

そして過去10年の年末オーラス案件で公募割れしたIPO銘柄は地合い云々に関わらず1社もありません。それどころか10社中6社については2倍以上の高い上昇率となっており、参考までに以下が過去10年のオーラス案件の公募価格及び初値価格、上昇率となります。

年度IPO銘柄公募価格初値価格上昇率
2019年スポーツフィールド2,730円8,500円211.4%
2018年リンク3,580円7,620円112.8%
2017年オプティマスグループ1,800円2,001円11.2%
2016年ティビィシィ・スキヤツト1,400円4,500円221.4%
2015年一蔵1,210円1,236円2.1%
2014年MRT800円3,275円309.4%
2013年ヒューマン・メタボローム1,400円3,100円121.4%
2012年地盤ネット720円1,412円96.1%
2011年ミサワ860円1,209円40.6%
2010年日本メディカルネット840円1,750円108.3%

ちなみに直近2年の2018年のリンク(現:シノプス)及び2019年のスポーツフィールドは運良く管理人もIPO当選を頂いております。今年(2020年)も頂きたいところです。

とりあえず地合いに関わらずオーラス案件については公募割れしないというアノマリーがあることに加え、人気業態であることから、管理人の個人的なこのオンデック(7360)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行きます。

ただ2018年のリンクのIPO主幹事はSBI証券で、2019年のスポーツフィールドのIPO主幹事はSMBC日興証券と両社ともに比較的相性の良い証券会社でしたが、今回のオンデック(7360)のIPO主幹事はマンモス野村となることから、さすがにIPO当選は狭き門になるでしょうね。もちろん最後まで諦めるつもりはありませんが。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ 野村證券公式サイト
野村證券

オンデック(7360)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのオンデック(7360)のIPO株(公募株及び売り出し株)5,500枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
野村證券主幹事4,675枚85.0%
大和証券220枚4.0%
みずほ証券220枚4.0%
SBI証券55枚1.0%
岡三証券55枚1.0%
東洋証券55枚1.0%
藍澤證券55枚1.0%
エース証券55枚1.0%
楽天証券100%完全抽選55枚1.0%
マネックス証券100%完全抽選55枚1.0%
岡三オンライン証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が825枚あります。

これまた野村證券主幹事案件にしては珍しくIPO幹事団(シンジケート)は委託幹事(裏幹事)含めて11社と多めです。ただIPO主幹事以外は数枚から数十枚レベルとなることからIPO当選は厳しいと思います。

ですがA級銘柄であることやもうこれで今年(2020年)最後と考えるとダメ元で申し込み可能な証券会社すべてから申し込むというのも一つの手かと思います。少ない割り当て数でも誰かには必ずIPO当選します。その誰かになるのがもしかすると皆さんかもしれませんので。

<追記>
オンデック(7360)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:1,270円
IPO仮条件:1,400円~1,550円

IPO想定価格よりも窓開けとなる超強気なIPO仮条件設定となりました。オーラス案件らしい設定となりましたね。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は8.8億円~9.8億円となりました。

<追記>
オンデック(7360)の第二弾初値予想が発表されたようです。

4,000円~5,000円

IPO仮条件が窓明けの超強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限はそのままで下限のみ上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価で変更無し、IPO参加スタンスも全力申し込みで変更はありません。オーラスIPO欲しいですね^^

超簡単!キャンペーンで現金5,000円GET!

FXTFタイアップキャンペーン2020.9.30
キャンペーンで現金5,000円をGETするための方法を完全解説!

オススメ情報

IPO歴10年以上の管理人のIPO当選実績を基にランキング形式でIPOにオススメの証券会社をご紹介させて頂いております。
IPO投資用オススメ証券会社ランキング

IPO情報はもちろん、下記IPOゲッター公式LINEでしか語れないマル秘情報も配信頻度は多くありませんがたまに配信しています。もちろん1対1のチャットも可能ですよ。
line友だち追加