パパネッツ(9388)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(960円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
パパネッツ(9388)の上場日とIPO申込期間
パパネッツ(9388)の上場日は2025年3月21日(金)で、ミーク(332A)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では不人気市場(流動性が乏しい)となる福証Q-Board(地方新興市場)市場への上場で、IPO主幹事はフィリップ証券となっております。
このパパネッツ(9388)のIPO申し込み期間は3月5日(水)~3月11日(火)となっており、IPO申し込みラッシュ突入で他IPO案件とIPO申し込み期間が被っているため、申し込まれる方は資金管理(資金移動)や申し込み忘れにご注意下さい。
パパネッツ(9388)のIPO(新規上場)初値予想 第一弾
パパネッツ(9388)のIPO想定価格は960円となっているため、現時点では公募価格の0.9倍~1.0倍程度の初値形成になるのではないかと、弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。
なお、このパパネッツ(9388)のIPO仮条件は明後日3月4日(火)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
パパネッツ(9388)の事業内容
パパネッツ(9388)の事業内容は物件定期巡回サービス等の不動産管理サポート事業、全国ツーマン配送ネットワークサービス等のインテリア・トータルサポート事業ということで、住まいに関わる御用聴きカンパニーとして、取引先のマンション、アパート、ビル並びにコンテナといった管理物件について同社と契約している多数の事業者に業務を委託し、巡回による点検等を行う管理会社サポート事業及び二人体制で大型商材の運送、開梱、組み立て、設置までを独自の配送ネットワークを用い展開している他に、インテリアコーディネートサービス等を行うインテリア・トータルサポート事業を展開しています。
このパパネッツ(9388)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
パパネッツ(9388)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日はIPO新規上場承認発表が3社ありました。今週が3月分のIPO新規上場承認発表のヤ …
パパネッツ(9388)のブルベア要素とIPO参加スタンス
パパネッツ(9388)の市場からの吸収金額はIPO想定価格960円としてオーバーアロットメント含め2.2億円と規模的に東証であれば超小型サイズとなりますが、福証Q-Board(地方新興市場)への上場となると超小型とまでは言えない微妙なサイズ感となります。
IPO募集株数は公募株及び売出株(OA含む)合わせて230,000株と少なく、IPO主幹事もフィリップ証券となっているため、IPO株の当選確度は極めて低そうです。
そして今回もこのパパネッツ(9388)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容は不動産管理サポート事業及びインテリア・トータルサポート事業と地味な印象を受けるものの、昨年(2024年)12月23日上場の日本オーエー研究所(5241)及び今年(2025年)2月3日上場のバルコス(7790)と、地方市場上場案件が2社立て続けに公募割れを回避している点はポジティブに捉えられそうです。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては今年(2025年)2月3日上場のバルコス(7790)は公募割れを回避したと言っても公募価格をわずか1円上回っての着地で、初値形成時の売買代金も0.26億円程度と新年第一号IPO案件だった割に関心は薄く、地方市場上場案件の厳しさが再確認された形となりました。
IPO新規上場承認発表と同日(2月17日)に公開された2025年2月期の業績予想では若干の減益予想となっており、公開規模もIPO想定価格(960円)ベースで2.2億円と地方市場(福証Q-Board)上場案件としては軽量感の乏しいサイズで需給面に不安が残ります。
個人的に地方市場上場案件は手出し無用と考えているため、管理人のこのパパネッツ(9388)のIPO参加スタンスはIPOチャレンジポイント狙いでのSBI証券以外からの申し込みはスルーとする予定です。どのみちIPO株数も少ない上にIPO主幹事(フィリップ証券)の証券口座が無い時点でIPO当選を狙うのは困難となるでしょうね^^;
パパネッツ(9388)のIPO幹事配分数
このパパネッツ(9388)のIPO株(公募株及び売出株)2,000枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て株数はまだ未発表となっているので、発表され次第追記致します。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
フィリップ証券(主幹事) | -枚 | -% |
松井証券 | -枚 | -% |
SBI証券 | -枚 | -% |
アイザワ証券 | -枚 | -% |
東洋証券 | -枚 | -% |
あかつき証券 | -枚 | -% |
Jトラストグローバル証券 | -枚 | -% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が300枚あります。
積極的にこのパパネッツ(9388)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるフィリップ証券からのIPO申し込みは外せませんが、管理人含めIPO愛好家のほとんどの方は証券口座を保有していないと思われるため、IPO主幹事は期待できそうにありません。
平幹事の中には抽選割合の多い大手ネット証券が松井証券、SBI証券と2社入っていますが、おそらく持ち分は二桁レベル程度しかないと思われるため、こちらも狙うには厳しい数字となりそうです。
パパネッツ(9388)のIPO仮条件決定
パパネッツ(9388)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:960円
IPO仮条件:700円~740円
IPO想定価格よりも窓開けで下ブレとなる弱気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は1.6億円~1.7億円となりました。
尚、訂正目論見書内にはIPO新ルール「仮条件下限の80%以上かつ上限の120%以下の範囲内で公募価格が決定する場合がある」の追記は無いため仮条件の上限突破はありません。
パパネッツ(9388)のIPO(新規上場)初値予想 第二弾
パパネッツ(9388)の第二弾初値予想が発表されたようです。
740円~750円
IPO仮条件が窓開けで下ブレとなる弱気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても当初の予定通りIPOチャレンジポイント狙いでのSBI証券のみの参加で変更はありません。
IPO歴17年以上の管理人のIPO当選実績を基にランキング形式でIPO投資にオススメの証券会社をご紹介させて頂いております。
⇒ IPO投資用オススメ証券会社ランキング
IPO情報はもちろん、下記IPOゲッター公式LINEでしか語れないマル秘情報も配信頻度は多くありませんがたまに配信しています。もちろん1対1のチャットも可能ですよ。