PostPrime（198A）IPO（新規上場）初値予想！投資系有名YouTuberの会社で注目度は高い！？

PostPrime（198A）の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース（450円）ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団（シンジケート）の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

PostPrime（198A）の上場日とIPO申込期間

PostPrime（198A）の上場日は2024年6月20日（木）で、WOLVES HAND（194A）とタウンズ（197A）と3社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要のみずほ証券となっております。

このPostPrime（198A）のIPO申し込み期間は6月4日（火）～6月10日（月）で、すでにIPO申し込み期間ラッシュに入っており、他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが複数社あるため、申し込まれる方は資金管理（資金移動）や申し込み忘れにご注意下さい。

PostPrime（198A）のIPO（新規上場）初値予想 第1弾

PostPrime（198A）のIPO想定価格は450円となっているため、現時点では公募価格の1.1倍～1.4倍程度の初値形成になるのではないかと、弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想についてはやや弱めC級評価に設定させて頂いております。

なお、このPostPrime（198A）のIPO仮条件は来週6月3日（月）に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

PostPrime（198A）の事業内容

PostPrime（198A）の事業内容はPostPrimeの運営ということで、「PostPrime」はお金にまつわる情報交換ができるSNSコミュニティを提供しており、利用ユーザーはライブ配信・動画・音声・その他の投稿で専門家から投資のことを学ぶことがでます。過去のチャートパターンとテクニカル分析を学習したAIを取り入れることにより、マーケットの評価など様々な分析機能を使うこともできます。

このPostPrime（198A）の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

PostPrime（198A）のブルベア要素とIPO参加スタンス

PostPrime（198A）の市場からの吸収金額はIPO想定価格450円としてオーバーアロットメント含め15.1億円と規模的に東証グロース市場への上場としては10億円超えではあるものの、まだ小型サイズの範囲となり、荷もたれ感を感じるほどのサイズではありません。

IPO募集株数は低位株となるため公募株及び売り出し株（OA含む）合わせて3,369,500株と多く、海外投資家などへの販売はありませんが、IPO主幹事は店頭型証券（みずほ証券）で300株1セット配分となっていることから、IPO株の当選確度はそれほど高くは無さそうです。

そして今回もこのPostPrime（198A）のブル要素（ポジティブ材料）とベア要素（ネガティブ材料）をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素（ポジティブ材料）としては事業内容云々と言うより登録者数55万人超えの投資系有名YouTuberの高橋ダン氏（高橋ダニエル圭氏）の会社ということで、良い意味悪い意味含めて話題性や注目度は抜群かと思います。

業績も堅調に推移しており、公開規模もIPO想定価格（450円）ベースで15.1億円と荷もたれ感はなく、既存株主にはロックアップが掛かっているため、上場時の余計な売り圧力もありません。単価も個人投資家の買いやすい低位株設定となっていることから需給主導で初値は持ち上げられることになりそうです。

一方、ベア要素（ネガティブ材料）としては業績は堅調なものの、すでに頭打ち感があり成長性が見えにくい状況で、売り出し中心のIPOとなることから創業者の出口（イグジット）色も強く、株価設定に割安感もありません。

PostPrime（198A）の上場日は6月20日（木）で、WOLVES HAND（194A）とタウンズ（197A）と3社同日上場と過密スケジュールとなっているため、資金分散の影響を受けやすく、初値買い資金は控えめとなり、単独上場よりは抑えられた初値形成となりそうです。

とはいえ、この内容と規模で公募割れする様子は思い浮かばず、初値は堅調にスタートするのではないかと考えられるため、管理人の個人的なこのPostPrime（198A）のIPO参加スタンスはよほどIPO地合いが悪く無い限りは引き続き積極参加で行く予定です。

PostPrime（198A）のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのPostPrime（198A）のIPO株（公募株及び売り出し株）29,300枚のIPO引き受け幹事団（シンジケ－ト）への割り当て株数が以下の通り発表されています。

上記とは別でOA（オーバーアロットメント）分が4,395枚あります。

積極的にこのPostPrime（198A）のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるみずほ証券からのIPO申し込みは外せません。平幹事の中には抽選割合の多いネット証券（SBI証券、マネックス証券、楽天証券）も3社入っており、いずれも三桁レベルの持ち分があるため、簡単ではないものの狙いない数字では無さそうです。

PostPrime（198A）のIPO仮条件決定

PostPrime（198A）のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格：450円
IPO仮条件：430円～450円

IPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は14.4億円～15.1億円となりました。

尚、訂正目論見書内にはIPO新ルール「仮条件下限の80%以上かつ上限の120%以下の範囲内で公募価格が決定する場合がある」の追記はありませんでした。

PostPrime（198A）のIPO（新規上場）初値予想 第2弾

PostPrime（198A）の第二弾初値予想が発表されたようです。

550円～600円

IPO仮条件が一般的な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限は下ブレで下限は上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはC級評価のままで変更無しですが、IPO参加スタンスについては一部参加に変更とさせて頂きます。