PRISM BioLab(206A)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(435円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

PRISM BioLab(206A)の上場日とIPO申込期間

PRISM BioLab(206A)の上場日は2024年7月2日(火)単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事もIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券となっております。

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このPRISM BioLab(206A)のIPO申し込み期間は6月17日(月)~6月21日(金)となっており、IPO閑散期で他IPO案件とのIPO申し込み期間被りも1社しか無いため、あまり資金管理(資金移動)などを意識する必要は無さそうですが、申し込み忘れにはご注意下さい。

PRISM BioLab(206A)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

PRISM BioLab(206A)のIPO(新規上場)初値予想

PRISM BioLab(206A)のIPO想定価格は435円となっているため、現時点では公募価格の0.9倍~1.0倍程度の初値形成になるのではないかと、公募割れも視野に入った弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。

なお、このPRISM BioLab(206A)のIPO仮条件は明日6月14日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

PRISM BioLab(206A)の事業内容

PRISM BioLab(206A)の事業内容は独自の創薬基盤(PepMetics技術)を用いた新規医薬品の研究・開発ということで、独自のヘリックスペプチド模倣技術である「PepMetics技術」を用いて新薬を開発することを目指すバイオベンチャーとなります。

PRISM BioLab(206A)IPOビジネスモデル

このPRISM BioLab(206A)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

PRISM BioLab(206A)のブルベア要素とIPO参加スタンス

PRISM BioLab(206A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格435円としてオーバーアロットメント含め20.0億円と規模的に東証グロース市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感のある水準となります。

IPO募集株数は公募株及び売り出し株(OA分)合わせて4,600,000株と多めにありますが、今回の募集は簡易型のグローバルオファリングで海外投資家への販売(未定)もあるため、国内分の募集株は減少します。IPO主幹事は店頭型証券(SMBC日興証券)となりますが、IPO株の当選はそれほど難しくはないかもしれません。

そして今回もこのPRISM BioLab(206A)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては評価の分かれる創薬系バイオベンチャーとなりますが、国内及び海外の大手製薬会社との共同開発や取引実績があり、赤字ではあるものの技術力の高さに定評があり一定の成長期待はあるようです。

IPO募集株の内訳は売り出し株無しの公募株のみで既存株主の換金色は無く、単価も個人投資家が買いやすい低位株設定、公開規模はIPO想定価格(435円)ベースで20.0億円と中規模サイズとなりますが、簡易型のグローバルオファリングで海外投資家への販売(未定)もあるため、海外販売割合次第では国内分の公開規模は縮小されます。

一方、ベア要素(ネガティブ材料)としてはやはり警戒されやすい赤字の創薬系バイオベンチャーとなる点でしょうか。バイオベンチャーは地合いに左右される部分が大きく、今の地合いでは正直なところ厳しいと言わざるを得ません。

加えてベンチャーキャピタルの保有株が19,068,400株(発行済株式総数の60.8%)と多く、公開価格の1.5倍となればロックアップ解除され売却可能となる点も初値形成はもちろんのこと、将来の株価形成の障壁にもなりそうです。

上場日は7月2日(火)単独上場で後続のIPOまではやや長めの空白期間突入となりますが、今のままのIPO地合いでは厳しいスタートを強いられるのではないかと思われます。とりあえずは明日6月14日(金)上場で赤字の創薬系バイオベンチャーとなるChordia Therapeutics(190A)の初値結果を見てからのIPO参加スタンス決定でも良いかと考えます。

PRISM BioLab(206A)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのPRISM BioLab(206A)のIPO株(公募株)40,000枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て株数が以下の通り発表されています。海外投資家への販売分は考慮しておりません。

証券会社IPO株配分数配分割合
SMBC日興証券主幹事32,800枚82.0%
大和証券2,400枚6.0%
みずほ証券2,000枚5.0%
SBI証券1,600枚4.0%
岩井コスモ証券400枚1.0%
松井証券前受け金不要400枚1.0%
丸三証券400枚1.0%
大和コネクト証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が6,000枚あります。

積極的にこのPRISM BioLab(206A)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるSMBC日興証券からのIPO申し込みは外せません。平幹事の中には抽選割合の少ない店頭型証券が多いものの、抽選割合の多いネット証券(SBI証券松井証券)も入っており、それぞれ三桁レベルの持ち分があるため、狙えない数字では無さそうです。

PRISM BioLab(206A)のIPO仮条件決定

PRISM BioLab(206A)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:435円
IPO仮条件:435円~450円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は20.0億円~20.7億円となりました。

尚、訂正目論見書内にはIPO新ルール「仮条件下限の80%以上かつ上限の120%以下の範囲内で公募価格が決定する場合がある」の追記はありませんでした。

PRISM BioLab(206A)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

PRISM BioLab(206A)の第二弾初値予想が発表されたようです。

435円~470円

IPO仮条件が強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価で変更無し、IPO参加スタンスについてはChordia Therapeutics(190A)の初値が好スタートとなったため、一部参加で行こうと思います。

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