リプライオリティ(242A)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,520円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

リプライオリティ(242A)の上場日とIPO申込期間

リプライオリティ(242A)の上場日は2024年9月25日(水)で、ROXX(241A)2社同日上場、上場市場はIPO市場では不人気市場(流動性が乏しい)となる福証Q-Board(地方市場)への上場で、IPO主幹事はこれまた地方上場案件に強いJトラストグローバル証券(旧:エイチ・エス証券)となっております。

このリプライオリティ(242A)のIPO申し込み期間は9月5日(木)~9月11日(水)となっており、他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが複数社あるため、申し込まれる方は資金管理(資金移動)や申し込み忘れにご注意下さい。

リプライオリティ(242A)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

リプライオリティ(242A)のIPO(新規上場)初値予想

リプライオリティ(242A)のIPO想定価格は1,520円となっているため、現時点では公募価格の0.9倍~1.1倍程度の初値形成になるのではないかと、弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。

なお、このリプライオリティ(242A)のIPO仮条件は来週9月3日(火)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

リプライオリティ(242A)の事業内容

リプライオリティ(242A)の事業内容は通販支援事業(コールセンターの運営、小売店舗の空きスペースを活用したプロモーション活動の支援)及び通信販売事業(健康海藻であるアカモクなどの通信販売)ということで、 通信販売に特化したコールセンターでのアウトバウンドマーケティング及び自社商品の開発・販売を行う「D2C事業」、小売店のスペースを活用しカタログ等を設置するセールスプロモーション「リテールメディア事業」、アカモク商品等の開発・販売「通販事業」を展開しています。

リプライオリティ(242A)IPO収益構成

このリプライオリティ(242A)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

リプライオリティ(242A)のブルベア要素とIPO参加スタンス

リプライオリティ(242A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,520円としてオーバーアロットメント含め4.1億円と規模的に福証Q-Board(地方市場)への上場と考えるとやや荷もたれ感のある水準となりそうです。

IPO募集株数は売り出し株無しの公募株のみでOA含め276,000株と少ないものの、IPO主幹事は地場証券のJトラストグローバル証券(旧:エイチ・エス証券)となるため、IPO株の当選確度は高くはなさそうですが、思ったほど低くもなさそうな気がします。

そして今回もこのリプライオリティ(242A)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容は通販事業と地味さはあるものの、業績は業績は売上収益ともに右肩上がりで好調に伸ばしており、ベンチャーキャピタルの保有株も無く、募集株の内訳も売り出し株無しの公募株のみで既存株主の換金色もありません。

IPO株取得者を除いた上場時に売却可能となるロックアップ対象外の株式は40,000株程度しかなく、株価設定には割安感もあります。一部メディアや投資家の間では株主の中にサイバーエージェント(4751)の代表取締役の藤田 晋氏の名前がある(親友とのウワサもあり)ことで話題にもなっているようです。

一方、ベア要素(ネガティブ材料)としてはやはり上場市場が流動性の乏しい地方市場(福証Q-Board)で、公開規模がIPO想定価格(1,520円)ベースで4.1億円と地方上場案件としては軽量感に欠けるサイズとなる点や、IPO主幹事も営業力に不安のあるJトラストグローバル証券(旧:エイチ・エス証券)であることも不安視されそうです。

また、上場日も9月25日(水)で、中規模サイズとなる東証グロース市場上場のROXX(241A)2社同日上場となり、資金分散の影響や埋没リスクなどもある上に、翌日からは多くのIPO(新規上場)が待ち構えているので、スケジュール的にも積極的な買いは入り辛い状況となりそうです。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
ROXX70.9億円東証グロースみずほ証券
リプライオリティ4.1億円福証Q-BoardJトラストグローバル証券

8月29日(木)上場のCross Eホールディングス(231A)はこのリプライオリティ(242A)と同市場(福証Q-Board)及び同主幹事(Jトラストグローバル証券)で、初値買いに入った資金はまたしても1.0億円にも満たず、わずか0.78億円(7,866万円)、公開価格1,180円に対して付いた初値は1,085円とシンジケートカバー取引による初値形成で、公募割れスタートとなってしまいました。

中身は違うものの、Cross Eホールディングス(231A)が堅調スタートとなっていればまだ望みはあったように思いますが、やはり上記事象を勘案すると今回のこのリプライオリティ(242A)も厳しいスタートとなるような気がするため、管理人の個人的なこのリプライオリティ(242A)のIPO参加スタンスは当初の予定通りIPOチャレンジポイント狙いでのSBI証券以外からはスルーの方向になりそうです。

リプライオリティ(242A)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのリプライオリティ(242A)のIPO株(公募株のみ)2,400枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て株数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
Jトラストグローバル証券(主幹事1,968枚82.0%
SBI証券96枚4.0%
松井証券前受け金不要96枚4.0%
東海東京証券72枚3.0%
岡三証券72枚3.0%
マネックス証券100%完全抽選48枚2.0%
西日本シティTT証券24枚1.0%
FFG証券24枚1.0%
岡三オンライン委託幹事?枚?%
DMM株委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が360枚あります。

積極的にこのリプライオリティ(242A)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるJトラストグローバル証券(旧:エイチ・エス証券)からのIPO申し込みは外せません。平幹事の中には抽選割合の多いネット証券(SBI証券松井証券マネックス証券)も入っていますが、いずれも二桁レベルの持ち分しかないため、可能性はゼロでは無いものの狙うには厳しい数字となりそうです。

リプライオリティ(242A)のIPO仮条件決定

リプライオリティ(242A)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:1,520円
IPO仮条件:1,420円~1,520円

IPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は3.9億円~4.1億円となりました。

尚、訂正目論見書内にはIPO新ルール「仮条件下限の80%以上かつ上限の120%以下の範囲内で公募価格が決定する場合がある」の追記はありません。

リプライオリティ(242A)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

リプライオリティ(242A)の第二弾初値予想が発表されたようです。

1,398円~1,550円

IPO仮条件が一般的な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてもD級評価から公募割れの可能性も視野に入ったE級評価に格下げとし、IPO参加スタンスは当初の予定通りIPOチャレンジポイント狙いでのSBI証券からの申し込み以外はスルーで変更はありません。

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