タスキ(2987)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(630円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、いつものように個人的な私見も含めてIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)配分数などを考察してみたいと思います。
失礼ながら何度見ても社名が一瞬「タヌキ」に見えます^^;
タスキ(2987)の上場日は10月2日(水)と10月第一号IPOで単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はグラフィコ(4930)やまぐまぐ(4059)に引き続きIPO愛好家からの注目度の高いSBI証券となっております。
ちなみに9月以降のSBI証券の主幹事件数は3社で平幹事は8社とダントツで多く合計11社のIPOに絡んでいることになります。IPOチャレンジポイント制度もありますし、さすがにIPO愛好家としては見逃せない証券会社の1社です。
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尚、このタスキ(2987)のIPO申し込み期間は9月14日(月)~9月18日(金)ですので、IPO申し込みを考えている方はお忘れなきようご注意下さい。
タスキ(2987)のIPO(新規上場)初値予想
タスキ(2987)のIPO想定価格は630円となっているため、現時点では公募価格の4.7倍~6.3倍程度の初値形成になるのではないかと強めの第一弾初値予想となっており、個人的な評価についても強めA級評価に設定させて頂いております。
このタスキ(2987)のIPO仮条件は明日9月10日(木)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
タスキ(2987)の事業内容は新築投資用IoTレジデンスの企画、開発、販売及びコンサルティング等ということで、通常なら人気不人気が市況によって左右されやすい不動産業となりますが、中身は「不動産テック」となることから人気業態となります。
このタスキ(2987)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
タスキ(2987)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日IPO新規上場承認発表のあった3社のうちの1社です。 3社のうち1社アクシス(4012 …
タスキ(2987)の公開規模はIPO想定価格ベース(630円)で2.1億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては超小型サイズとなり、荷もたれ感はまったくありません。その上IPO株も売り出し株無しで公募株のみの3,000枚しか無いため希少性もあります。雰囲気的には2日目の初値形成でしょうか。
当初ベンチャーキャピタルの保有株は無いと見ていましたが、信頼度の高い方の大手初値予想会社の情報ではおよそ7%40万株を保有する株式会社ウェッジの事業内容が投資業となっていることからファンド扱いとなっているようですが実態は不明です。もしファンドとなればそれなりの売り圧力となるかもしれません。
そしてこのタスキ(2987)はグラフィコ(4930)、まぐまぐ(4059)に続いてSBI証券主幹事案件ということからIPO界ではIPOチャレンジポイントの話題で盛り上がっています。ですのでこの3社を以下に簡単ですが比較予想してみました。
IPO銘柄 | 上場市場 | IPO株数 | 初値売却益 | 必要ポイント |
グラフィコ | JQS | 2,800枚 | +30万 | 350~400P |
まぐまぐ | JQS | 6,500枚 | +48万 | 400~450P |
タスキ | 東証M | 3,000枚 | +28万 | 380~420P |
あくまでも管理人の勝手な憶測となりますが、IPO株数から見てグラフィコ(4930)とタスキ(2987)については100株配分でまぐまぐ(4059)のみ200株配分で予想した初値売却益及び必要ポイント数とさせて頂いております。完全にインフレ状態となっていますが、そこそこ良いラインを付いているのはないかと自画自賛しています^^;
ちなみにタスキ(2987)だけは「PO銘柄購入でIPOチャレンジポイントプレゼントキャンペーン」によるソフトバンク(9434)分のIPOチャレンジポイントが加算されている可能性があることから、やや多めになると見ています。
いずれにしても管理人の個人的なこのタスキ(2987)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行きますが、IPOチャレンジポイントについては使用するつもりはありません。だからと言ってもちろん大した資金も持ち合わせていませんので資金力で勝負するというつもりもありません。完全に運頼みでの勝負となります。
タスキ(2987)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのタスキ(2987)のIPO株(公募株)3,000枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
SBI証券(主幹事) | 2,760枚 | 92.0% |
藍澤證券 | 30枚 | 1.0% |
岩井コスモ証券 | 30枚 | 1.0% |
エイチ・エス証券 | 30枚 | 1.0% |
岡三証券 | 30枚 | 1.0% |
極東証券 | 30枚 | 1.0% |
東洋証券 | 30枚 | 1.0% |
むさし証券 | 30枚 | 1.0% |
水戸証券 | 30枚 | 1.0% |
岡三オンライン証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
ネオモバ(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が450枚あります。
IPO株数が公募株のみで3,000枚しかなく、その92%(予測)を主幹事のSBI証券が握っていることから、平幹事でのIPO当選はさすがに厳しそうです。平幹事でもせめて前受け金不要の証券会社からは申し込もうと考えましたが藍澤證券もエイチ・エス証券も現時点ではネットからの申し込みは不可となっています><
<追記>
タスキ(2987)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:630円
IPO仮条件:610円~670円
まぐまぐ(4059)に続きIPO想定価格よりも完全ではありませんが、おおむね強気と言える範囲のIPO仮条件設定となりました。SBI証券にしては珍しいですね。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は2.1億円~2.3億円となりました。
<追記>
タスキ(2987)の第二弾初値予想が発表されたようです。
3,000円~4,000円
IPO仮条件は微妙に強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾と同値となる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスも全力申し込みで変更ありません。IPOチャレンジポイントについては使用するつもりはありません。
<追記>
ネオモバ(SBIネオモバイル証券)がこのタスキ(2987)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。
タスキ(2987)のIPO取り扱い決定(ネオモバ(SBIネオモバイル証券))
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