SBI証券から2021年1月15日付けでIPO(新規公開株)の配分率を変更すると発表がありました。IPO愛好家にとってIPOの配分率変更はどの証券会社であっても重要な内容で見逃せないものかと思います。すでに一部IPO愛好家の間でもちょっとした騒ぎになっていますね。
変更内容は以下画像の通りと一目瞭然となりますが、今回は一応要点だけを簡単にご説明させて頂きたいと思います。先に申し上げておきますが、私のような資金力に乏しい者の強い味方となるIPOチャレンジポイントに関する変更はありませんので、そこはご安心下さい。
上記画像にある「個人へのお客様への配分予定数量」は元々70%でしたが10%減らされて60%になっています。その減らされた10%は通常抽選分の60%とIPOチャレンジポイントによる30%の抽選に外れた方を対象に「投資についての知識・経験・資力といった「適合性の原則」の徹底を留意しつつ、当社との取引状況等を踏まえて当社が定めた配分基準に従い配分先を決定」となっております。
2021年1月14日まで(旧) | 2021年1月15日から(新) |
通常抽選70% | 通常抽選60% |
IPOチャレンジポイント抽選30% | IPOチャレンジポイント抽選30% |
– | 適合性の原則10% |
合計100% | 合計100% |
この「適合性の原則」というのは金融商品取引法第40条第1号で明確に定められており、簡潔に言うと投資家を保護するためのルールで、顧客の知識、経験、財産の状況、金融商品取引契約を締結する目的に照らして不適当な勧誘を行なってはならないという原則(規則)となります。
こいった法律用語は杓子定規で実にわかりにくいですね^^;
ただ「適合性の原則」の徹底を留意しつつ、当社(SBI証券)との取引状況等を踏まえて当社(SBI証券)が定めた配分基準に従い配分先を決定するとなっていることから、これはもうSBI証券に貢献してくれた方に優先的に配分しますよ。と言っているようなものと感じます。主には「手数料落とし」でしょうか。
もちろん当社(SBI証券)が定めた配分基準なので我々外からでは明確な配分ルールはわかりませんが、ほぼSBI証券で取引した人に優先的に配分すると解釈して間違いないかと思います。
人によってはたった10%と考えられる方もいらっしゃると思いますが、過去に某証券会社が20%から10%に改悪した際は、それ以降劇的にIPO当選が難しくなりました。同時にIPO愛好家全体のIPO当選報告も少なくなりました。
70%から60%と20%から10%では比率が違うため、あまり影響を及ぼすほどではないという見方もあるかもしれませんが、いずれにしても2021年1月15日以降ということは2020年第1号IPOから適用されることになるため、ひとまず様子を見てみたいと思います。
管理人は普段から取引にはSBI証券を利用しているため、微力ではありますが少しでも恩恵があれば、今回のSBI証券のIPOルールの配分率変更は事実上「改善」となりますし、SBI証券で一切取引をされていない方にとっては「改悪」となるかもしれません。
いずれにしても管理人はこれまで幾度となくIPO当選でSBI証券には助けて頂いているので、「改善」「改悪」に関わらずこれまで通り地道に申し込むのみです。もちろん助けて頂いたと言っても裁量配分ではありません。あくまでも完全抽選分とIPOチャレンジポイント使用分です。
ちなみにたまにご質問頂きますがブロガー枠なんて存在しませんので。
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