Veritas In Silico(130A)のIPO(新規上場)初値が無事に付きましたので簡単ではありますがご紹介させて頂きたいと思います。結果から申し上げますと、昨日(2月7日)上場の2024年第一号IPO案件となるSOLIZE(5871)の好調ぶりを良い形で引き継いだようで、予想外のポジティブサプライズな初値結果となっています。
Veritas In Silico(130A)のIPO初値結果
公募価格 | 1,000円 |
初値価格 | 2,001円(13時16分) |
初値売却益 | +100,100円 |
初値売買代金 | 8.9億円 |
初値出来高 | 445,900株 |
2月8日終値 | 2,501円(ストップ高) |
市場開場直前(8時59分)のこのVeritas In Silico(130A)のフル板の合致点は1,498円(初値売買代金:2.2億円)となっていたので、およそ503円吊り上げられた2,001円(初値売買代金:8.9億円)での初値形成となりました。初値売りで+100,100円の利益となります。果敢に攻められてIPO株にご当選された方はおめでとうございます。
8時40分ごろの合致点は2,000円となっており、思わず目を疑ってしまいましたが、さすがにこれは無いだろうと思いながら静観していたところ、やはり魔の8時50分ごろから売りが増え始め、気配値も徐々に切り下がり、1,500円を割るところまで下げてからの買い気配スタートとなりました。しかしながら初値は結局2,001円とほぼ市場開場前気配値での着地となっています。
仮条件下ブレのバイオ関連銘柄ということで大手初値予想会社各社の初値予想も低く、IPO申し込みを回避された方も多かったと思いますが、おそらくこの初値結果は銘柄本来のチカラではなく、昨日(2月7日)上場のSOLIZE(5871)が初値好スタートとなった上にストップ高まで高騰したという直前の外部要因による影響が大きかったものと考えられます。
管理人の個人的なこのVeritas In Silico(130A)のIPO参加スタンスは完全スルーでしたが、IPO幹事団(シンジケート)の中にはIPOチャレンジポイント狙いのSBI証券も入っていなかったことから、銘柄状況の把握のために最低限で参加したIPO主幹事のみずほ証券のみからの申し込みとしていましたが、まさかのIPO当選となりました。
IPO当選後の購入キャンセルも考えましたが、新年一つ目のIPO当選銘柄をキャンセルするのはIPOブロガーとしてもIPO愛好家としてもさすがにゲンが悪いと思い、公募割れ覚悟で購入した結果が功を奏したという、実力ではなく完全に運に恵まれた棚ボタ結果です。
今年(2024年)の初陣はマイマスからのスタートになると覚悟していたので、本当にラッキーな結果となってくれました。IPOはフタを開けてみるまではわからないとはいえ、今となってはもっと積極的に参加しておけば良かったと「タラレバ」さえも思うところです。
初値買いに入った資金は惜しくも8.9億円と二桁億円には届きませんでしたが、初値価格は公募価格の2倍となっており、IPO視点で見ると大成功と言えます。初値形成後もしっかり上値を目指す展開となり、初値形成後からおよそ30分後の13時52分にはストップ高(2,501円)に到達し、昨日上場のSOLIZE(5871)同様にIPO株取得組もIPOセカンダリ参戦組も利益の出る理想的なIPOとなりました。
Veritas In Silico(130A)IPO5分足チャート(2024年2月8日)
終値は初値価格(2,001円)を501円上回る2,501円(ストップ高)で、まだ57,600株の買い注文を残した状態での取引終了となっています。本日1日の出来高は2,075,000株で、OA含めた公開株数(920,000株)の2.2回転程度回っており、ストップ高を絡めての出来高となるため低めの推移となっているものの、東証グロース市場の出来高ランキングは10位に入っています。
Veritas In Silico(130A)のIPOセカンダリ
昨日上場のSOLIZE(5871)もそうですが、今日のVeritas In Silico(130A)もIPOセカンダリ参戦はしておりません。昨日は新年第一号IPOなので様子見、本日はバイオIPOにしてはさすがに初値が飛び過ぎたと思い腰が引けてしまいました。結局のところ今回のこの2社では何の実力も出せず、単純に運に恵まれた結果だけが残る形となりました。
ただ、こういったバイオ関連銘柄にも資金が流入したという事実は今後のIPO市場へも良い影響を与えてくれそうです。この良い流れが続き、今年(2024年)こそはIPO市場が活況になってくれることを強く願います。
IPO歴17年以上の管理人のIPO当選実績を基にランキング形式でIPO投資にオススメの証券会社をご紹介させて頂いております。
⇒ IPO投資用オススメ証券会社ランキング
IPO情報はもちろん、下記IPOゲッター公式LINEでしか語れないマル秘情報も配信頻度は多くありませんがたまに配信しています。もちろん1対1のチャットも可能ですよ。
ブログの為にあえての参加が、(たぶん)
私てきには、ホームランみたいな
おめでとうございます。
心からもっと儲けて(ゲスかな?)
今ダメダメIPOに影響を与えて下さい。
こんばんは、オオグさん。
ありがとうございます。
おっしゃる通りIPOブロガーとしての参加でしたので、IPO幹事団(シンジケート)の中にSBI証券があればIPOチャレンジポイント狙いでSBI証券のみ参加にしていたところです。
フタを開けるとここまで高騰するとは本当にビックリで、ラッキー以外の何モノでもありません^^;
第一号及び第二号が好スタートとなっているので、この調子で2024年はIPO市場が活況になることを願っています^^