アズーム（3496）のIPO（新規上場）第一弾初値予想がIPO想定価格ベ
ース（2,900円）ですが大手初値予想会社より発表されたようです。
アズーム（3496）のIPO（新規上場）初値予想
アズーム（3496）のIPO想定価格は2,900円となっているため、現時点で
は公募価格の1.8倍～2.0倍程度の初値形成になるのではないかと、強めの
初値予想となっており、それに伴って評価も5段階中の最上級クラスとな
るA級評価となっているようです。
このアズーム（3496）のIPO仮条件は本日（8月30日）に決定する予定と
なっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについては追加の
情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
アズーム（3496）の事業内容は不動産業ということで一般的に人気不人気
は市場の波に流されやすい業種となりますが、駐車場、特に月極駐車場に
特化しているという点は専門性が高く独自性もあり、インターネットを利
用した月極駐車場のポータルサイトの運営という業態も珍しく、不動産と
ITを絡めたテーマ性のある不動産テック銘柄ということも加味すれば人気
化は必至かと思われます。
ただ、9月は他にも同業種でマリオン（3494）と香陵住販（3495）が先に
上場することになるためこの2社の初値や初値後の動向によってはアズーム
（3496）の初値も左右される可能性はあります。
先日上場したチームスピリット（4397）もいまだにベンチャー爆弾に動き
を封じ込められた状態となっているため、現状のIPO市場の雰囲気は決し
て良いとは言い難い状況です。上場までにこの悪い流れに何かしら変化が
無いと初値の伸びは限定的になるかもしれませんね。とは言え初値が高騰
することに間違い無いとは思いますが。
アズーム（3496）の公開規模はIPO想定価格ベース（2,900円）でOA含め
9.1億円と小型で荷もたれ感はなく、ベンチャーキャピタルの保有株は少し
だけあるものの既存株主と共に90日間のロックアップが掛かっています。
ただし既存の上位株主のみ公募価格の1.5倍以上で解除され売却可能となり
ますが、相対的に需給面はおおむね良好な状態となっています。
上場日は9月20日（木）でテノ．ホールディングス（7037）と2社同日上場
となりますが、業種や規模的にはテノ．ホールディングス（7037）よりも
今回のこのアズーム（3496）の方に資金が入って来そうです。
よって管理人の個人的なこのアズーム（3496）のIPO参加スタンスは当初
の予定通り全力申し込みで行きたいと思っていますが、IPO株数が公募株
及び売り出し株合わせて2,750枚しかないので狭き門ですね＾＾；
ちなみにこのアズーム（3496）のIPO引き受け幹事団は以下の通りとなっ
ております。
＜IPO主幹事証券会社＞
・みずほ証券
＜IPO引受幹事証券会社＞
・SBI証券
・東海東京証券
・マネックス証券
・エース証券
・極東証券
9月は13社のIPO予定がありますがA級銘柄は3社しかなく貴重なIPOとなる
ため、なんとか当選の二文字を拝みたいですね＾＾
もう一度昨日のみずほ証券主幹事IPOのand factory（7035）のようにこの
アズーム（3496）でも華麗に当選の二文字を見せてほしいところです。
⇒ and factory（7035）のIPO（新規上場）当選
＜追記＞
アズーム（3496）のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格：2,900円
IPO仮条件：2,900円～3,000円
IPO想定価格が最下限となる強気な仮条件設定となりました。
＜追記＞
アズーム（3496）のIPO仮条件決定後の初値予想が発表されたようです。
5,400円～6,000円
IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO想定
価格時点と同値の初値予想となっているようです。
評価も変わらずA級評価のままで変更なしのようです。
＜追記＞
アズーム（3496）の変更初値予想が発表されたようです。
5,000円～5,500円
and factory（7035）の初値結果が市場コンセンサスを下回ったことや
続く災害や外部要因などで株式市場全体が不安定となっていることから
下ブレとなったようです。
評価についてもA級評価からB級評価へ格下げとなっているようです。
IPO市場もだんだんと厳しくなってきましたね。
