2020年6月のIPO（新規上場）はゼロなのか？5月26日まではわからない説！

6月のIPO（新規上場）について似たような記事を先日（4月30日）も書きましたが、あれからおよそ半月が経過したので世の中の環境も変わっていることから再度考察してみました。

残念ながら今週もIPO新規上場承認発表はありませんでした。環境的にある程度無いことは想定していたもののやはり実際に無いとIPO愛好家としてはガッカリですね。

そこで再度例年6月の第一号IPO（新規上場）銘柄とIPO（新規上場）発表日、IPO（新規上場）日に関する過去10年間のデータを上記過去記事から画像化して引っ張ってきましたのでまずはこちらをご覧下さい。

過去10年間の6月第一号IPO銘柄及びIPO発表日と上場日

この過去10年間のデータを参考にすると最もIPO新規上場承認発表日が遅かったのは上記画像赤枠の通り、2012年の日本エマージェンシーアシスタンス（6063）でIPO新規上場承認発表日は5月15日（火）で実際の上場日は6月20日（水）となっております。

ちなみに本日は5月15日なので上記と同日となります。しかしながら本日はIPO新規上場承認発表がありませんでした。となると最短でIPO新規上場承認発表があったとしても週明けとなる5月18日（月）となります。

多少前後するとしても、上記日程を軸として考えると週明け5月18日（月）にIPO新規上場承認発表があったとすれば上場日は6月22日（月）になることが想定されます。そしてこの日程を順番に当てはめて行くと以下の通りとなります。

あくまでも架空の話なので、多少前後することはあると思いますが、上記内容から考えると6月のIPO（新規上場）ゼロが確定するまではまだあと7営業日あることになります。まだまだわからないですね。

一部情報では5月末頃から6月～7月に掛けてのIPO（新規上場）がポツポツと、一度中止（延期）した銘柄も含めて出てくるというウワサもありますが、どうなることでしょうね。ウワサが真実であると嬉しいですが。

緊急事態宣言が39県で解除されましたが、依然として8都道府県は継続となっています。全国で宣言解除となっていれば空気感的にIPO（新規上場）も許されたかもしれませんが、まだ環境的には厳しいかもしれません。

さらに解除を機に自粛解放の気の緩みからコロナ感染第二波の可能性も十分あり得ます。再び感染拡大となればまたもやふりだしに戻り、当然ながらIPOどころではなくなってしまいます。そうならないことを切に願っております。

IPO云々抜きにしてこのままコロナが収束してくれることが一番良いことなのですが。