セカンドサイトアナリティカ(5028)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(2月28日)はIPO新規上場承認発表が1社ありました。
記念すべき東証の市場再編第一号IPO案件となります。同時にすでに4月分となることから3月は11社でほぼ打ち止めが確定となりました。
セカンドサイトアナリティカ(5028)の上場日は2022年4月4日(月)で、今のところは単独上場、上場市場は市場再編後の新興市場となる東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券となっております。
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セカンドサイトアナリティカ(5028)のIPO(新規上場)情報
設立:2016年6月1日
業種:情報・通信業
事業の内容:機械学習やディープラーニングなどを用いたアナリティクス・コンサルティングサービス及びAIプロダクトの提供
上場市場 | 東証グロース |
コード | 5028 |
名称 | セカンドサイトアナリティカ |
公募株数 | 50,000株 |
売出し株数 | 494,000株 |
オーバーアロットメント | 81,600株 |
IPO主幹事証券 | SMBC日興証券 |
IPO引受幹事証券 | 大和証券 SBI証券 楽天証券(100%完全抽選) 水戸証券 大和コネクト証券(委託幹事) |
IPO発表日 | 2月28日(月) |
上場日 | 4月4日(月) |
仮条件決定日 | 3月16日(水) |
ブック・ビルディング期間 | 3月17日(木)~3月24日(木) |
公開価格決定日 | 3月25日(金) |
IPO申し込み期間 | 3月28日(月)~3月31日(木) |
時価総額 | 39.4億円(甲種類株式含む) |
吸収金額 | 8.0億円 |
想定価格 | 1,290円(129,000円必要) |
そしてこのセカンドサイトアナリティカ(5028)のIPO幹事団(シンジケート)の中には大和証券が入っているため、グループ会社となる大和コネクト証券がIPO委託幹事(裏幹事)入りとなる可能性が高いです。
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セカンドサイトアナリティカ(5028)のIPO(新規上場)事業内容等
セカンドサイトアナリティカ(5028)は機械学習を活用して個々のビジネス課題を解決する「アナリティクスコンサルティング事業」と、そのアナリティクスコンサルティングを通じて培われたノウハウ、市場のニーズの理解及び先端の機械学習技術を適用して、汎用的に利用できるシステムを開発し、提供する「AIプロダクト事業」で構成されています。
アナリティクスコンサルティング事業は顧客の特定のビジネス課題を解決するために、データ分析及び機械学習モデルの構築を支援することで、アナリティクスを基礎としたコンサルティングを提供しています。
AIプロダクト事業はアナリティクスコンサルティングを通じて開発された自動化のプログラム及び機械学習モデル構築のノウハウを基に、顧客ニーズに合致した汎用性の高い製品を開発し、自社による販売及び事業パートナーを通じた販売を行っています。製品化されている製品としては「REDエンジン」「アナリティクス・プラットフォーム」「SXスコア」「SkyFox」の4つの汎用製品をSaaS型/SI型で展開しています。
※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。
【手取金の使途】
差引手取概算額54,340千円に本第三者割当増資の手取概算額上限96,503千円を合わせた、手取概算額合計上限150,843千円については、①事業拡大のための採用費及び人件費として2023年3月期に118,843千円、②データ分析業務拡大のための設備投資資金として2023年3月期に12,000千円、③本社移転のための設備投資として2023年3月期に20,000千円を充当する予定であります。
また、上記調達資金は、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(セカンドサイトアナリティカのIPO目論見書より一部抜粋)
セカンドサイトアナリティカ(5028)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
セカンドサイトアナリティカ(5028)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,290円としてオーバーアロットメント含め8.0億円と規模的に東証グロース市場への上場としては小型サイズとなり荷もたれ感はありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて5,440枚と比較的少なめとなります。
上述の通りセカンドサイトアナリティカ(5028)の事業内容は機械学習やディープラーニングなどを用いたアナリティクス・コンサルティングサービス及びAIプロダクトの提供ということで、ワンストップでアナリティクス・AIの開発・導入・活用・運用のサービスを提供する企業となることからIPO市場では人気化しやすい業態となります。
「AI(人工知能)」の核となる機械学習やディープラーニング(深層学習)の活用など新しい技術の研究開発を行い、国内外の金融を始めとし、保険、決済、不動産、EC、通信、人事などさまざまな業種・分野に対するアナリティクスサービス(顧客のデータ利活用をサポートするサービス)と、それを動かすIT基盤やソリューションの提供を行っています。
セカンドサイトアナリティカ(5028)の筆頭株主は株式会社新生銀行でSBペイメントサービス株式会社や株式会社新生銀行が主要取引先となります。株主の中にはベンチャーキャピタルの保有株が2社260,000株あり、今回のIPO(新規上場)に際する売り出しで78,000株放出するものの182,000株が残ります。90日間のロックアップが掛かっていますが、公開価格の1.5倍となれば解除され売却可能となります。
本来であれば記念すべき「市場再編第一号IPO案件」となることから、注目度の高い案件という位置付けとなりそうですが、これまで20年以上に渡り続いてきた「新年第一号IPO案件に公募割れ無し」のアノマリーも壊れてしまっているため、第一号プレミアムというご祝儀的な初値形成への期待値は下げておいた方が良いかもしれません。
とはいえ、業態はAI(人工知能)を活用した人気のIT関連で、公開規模はIPO想定価格(1,290円)ベースで8.0億円と小粒、業績水準はまだ低く収益面も不安定となっているものの、すでに黒字化している点など高評価材料は多くあります。業態や規模面から初値評価は素直にA級評価で問題無いと言えそうですね。
よってとりあえず現時点での管理人のこのセカンドサイトアナリティカ(5028)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定です。IPO主幹事は比較的相性の良いSMBC日興証券ということで、通常当選はもちろんのこと優遇抽選のステージも一定上げていることから、優遇当選も含めて積極的に狙って行きたいと考えています。
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セカンドサイトアナリティカ(5028)のIPO(新規上場)業績等
セカンドサイトアナリティカ(5028)のIPO経営指標
セカンドサイトアナリティカ(5028)のIPO売上高及び経常利益
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