もうすでにIPO愛好家の方もお気付きかとは思いますが、2017年IPO
後半戦のIPO仮条件がIPO想定価格に対して異常なほどに過熱した設定
となっているように感じます。
ビーブレイクシステムズ(3986)
IPO想定価格:1,380円
IPO仮条件:1,550円~1,670円
想定価格に対する仮条件上昇率:1.12倍~1.21倍
IPO公募価格:1,670円(1.21倍)
ディーエムソリューションズ(6549)
IPO想定価格:2,170円
IPO仮条件:2,300円~2,500円
想定価格に対する仮条件上昇率:1.05倍~1.15倍
IPO公募価格:2,500円(1.15倍)
エコモット(3987)
IPO想定価格:2,500円
IPO仮条件:2,470円~2,730円
想定価格に対する仮条件上昇率:0.98倍~1.09倍
IPO公募価格:2,730円(1.09倍)
Fringe81(6550)
IPO想定価格:2,070円
IPO仮条件:2,400円~2,600円
想定価格に対する仮条件上昇率:1.15倍~1.25倍
IPO公募価格:まだ未定
ツナグ・ソリューションズ(6551)
IPO想定価格:1,970円
IPO仮条件:1,970円~2,130円
想定価格に対する仮条件上昇率:1.00倍~1.08倍
IPO公募価格:まだ未定
SYSホールディングス(3988)
IPO想定価格:2,560円
IPO仮条件:2,360円~2,560円
想定価格に対する仮条件上昇率:0.92倍~1.00倍
IPO公募価格:まだ未定
管理人のIPO歴は10年以上と決して短い方ではないと思いますが、
ここまでIPO仮条件がIPO想定価格に対して強気な設定というのが
続くのは記憶の限り初めての経験です。
本日IPO仮条件が決定した最後のSYSホールディングス(3988)
だけは久しぶりに一般的な設定となりましたが、悪い意味ではなく
IPO主幹事が東海東京証券ということで、やや不慣れな部分があり
臆したのかもしれません。
それ以外はすべて強気な設定で、特にIPO仮条件の下限が窓を開け
てというのは最近では当たり前のように見えますが、本当に珍しい
ことなのですよね。
良い意味でIPOバブル
悪い意味ではIPOバブル過ぎ(過熱感)
なんでもそうですが、一般的にはあまり過熱し過ぎると冷めるのも
早いものです。本来なら数年に一度来るIPOバブルが冷めないよう
に適度な設定でいくのが正解なのかもしれませんが。
まあこればかりはどうすることもできませんけどね。
この記事は単なる素人IPO愛好家のつぶやきと思って下さい^^;