先日、ソフトバンクグループ(9984)の携帯事業子会社ソフトバンク
IPO(新規上場)予備申請を行ったと記事でご紹介させて頂きました。
ソフトバンクがIPO(新規上場)予備申請(7月11日の過去記事)

そしてそれからおよそ3ヵ月の時を経て新たに動きがあったようです。
ソフトバンクの公式サイトでの発表はまだありませんが、某経済紙によ
ると日本証券取引所グループ(JPX)が今月(10月)中にソフトバンク
IPO(新規上場)の承認を発表するとのことです。

ソフトバンクは今年(2018年)7月に正式に新規上場申請した後の展開
をスムーズにするための新規上場予備申請を行っていました。

IPO新規上場予備申請

その後、東京証券取引所で内部で検討を重ねてきた結果、一番懸念され
ていたソフトバンクグループ(9984)との親子上場という点もコーポレ
ート・ガバナンス(企業統治)の独立性が確保できているとの判断から
ソフトバンクIPO新規上場を承認する方針を固めたそうです。

上場日に関してもウワサとなっていた秋ごろという日程が今回は具体的
2018年12月19日(水)で調整しているとのことですが、時期的にIPO
ラッシュに入っていると思われるため、できれば避けてほしかったとい
うのが正直なところですが、こればかりは仕方ありませんね。
しかしいよいよ現実味が出て来ました。ちなみに12月19日は大安です。

過去記事でも何度か書いておりますが、おさらいという意味で現時点で
わかっているソフトバンクIPOに関する情報を記載しておきます。

まずソフトバンクの上場規模は2.5兆円規模との観測で、過去の大型IPO
では最大級となった1987年上場のNTT2.3兆円、まだ記憶に新しい日本
郵政グループ3社でも1.2兆円なので、正真正銘過去最大級のIPOとなる
予定で時価総額は7兆円~8兆円になる見込みとなっています。

上場市場についても東京証券取引所一部となっておりますが、イギリス
のロンドン証券取引所への上場も検討しているようです。

IPO幹事団(シンジケート)についてはおそらく大手証券会社から中小
証券会社及びネット証券会社含めてのオールジャパン体制になるものと
思われますが、IPO主幹事に関しては読者様情報によりますと、SBIホ
ールディングス
(8473)の北尾社長は野村證券在籍時にソフトバンク
グループ
(9984)のIPO(新規上場)に携わったことからソフトバンク
グループ
(9984)の孫社長とは深い関係があるようで、IPO主幹事は
野村證券
SBI証券の可能性が高いかもしれないとのことです。

もちろん上記については決定しているわけではないので、あくまでも
予測情報となります。そしてこれだけの規模なので日本郵政グループ3
のときのように複数社の共同主幹事という可能性も高そうです。

ちなみに上場するために日本証券取引所グループ(JPX)が定めている
上場に関して申請会社を支援する業務を行う証券会社のことを「幹事証
券会社」と言い、幹事証券会社の中でも中心となって申請会社の上場を
支援する証券会社を「主幹事証券会社」と言います。

そして日本証券取引所グループ(JPX)が主幹事証券会社として認定し
ている証券会社は2018年7月現在は以下の18社となります。

・藍澤證券
・いちよし証券
・エイチ・エス証券
・エース証券
SMBC日興証券
SBI証券
・岡三証券
・ゴールドマン・サックス証券
・JPモルガン証券
大和証券
東海東京証券
東洋証券
野村證券
マネックス証券
・みずほ証券
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券
・メリルリンチ日本証券
・UBS証券

上記の中でもインターネットで簡単に口座開設できる証券会社や、店頭
まで足を運ばないと口座開設できない証券会社、またインターネットで
IPO申し込みができる証券会社とインターネットでIPO申し込みができ
ない証券会社などがありますのでご注意下さい。

いずれにしても今年(2018年)最大のお祭りIPOになることが予想され、
IPO株の複数取得を目指すのであれば、やはりあらゆる証券会社の口座
があった方が有利であることはもう言うまでもありませんね。

もちろんまだソフトバンクのIPO詳細情報に関してはわからないため、
初値予想などに関するご質問にはお答えできかねますが、知名度もあり
注目度も高いため、カッコ悪い初値形成になるとは考えにくいかと個人
的には思っています。

参考までにどこの証券会社があれば良いのかを管理人の過去当選や主観
を含めた過去記事へのリンクを記載しておきます。

<IPO投資にオススメの証券会社参考記事>
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IPO投資に必要なオススメの証券会社(初心者編)

ソフトバンクIPO新規上場承認発表があってからの口座開設では間に
合わない可能性もあるため、特にIPO愛好家の方はいざとなって慌てる
ことなく、最大限の効果が出せるように事前準備だけはしっかりされて
おいた方が賢明かと思います。

<追記>
関係筋の情報ではソフトバンクIPO主幹事には野村證券ゴールドマ
ン・サックス証券みずほ証券ドイツ証券SMBC日興証券5社
選定する見通しとのことです。

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