これまで何度か記事でも取り上げさせて頂いておりましたが、今年(2020年)は個人的に補欠当選が例年になく多い年となりました。1年間でなんと53回です。おそらく管理人の15年のIPO歴を振り返ってみても最多かと思います。

補欠当選は惜しいという表現をたまにお見掛け致しますし、管理人自身もそういう使い方をする時がありますが、それはあくまでも表現上の話で、補欠当選が繰り上がる確率は1回目で普通に当選するよりも格段に低く、二度イヤな思いをすることから実際には落選よりもヒドい仕打ちだと思っています。

そこで今年(2020年)1年間の補欠当選のIPO銘柄と補欠をくれた証券会社、そしてもし繰り上がっていたら利益がいくらになっていたのかを計算してみました。俗に言う取らぬ狸の皮算用というヤツですね。

このような計算をしたところで悔しい思いをするだけで何の意味もありませんが、個人的にはあまりの補欠当選の多さと1つも繰り上がらなかった(購入申し込みしていない銘柄も一部あり)という厳しい現実から補欠当選は甘くないということを備忘録的な感じで記事に致しました。

もちろん今回の補欠当選の中にはSMBC日興証券丸三証券の補欠という名の落選分や三菱UFJモルガン・スタンレー証券の次点という名の落選分などは入れておりません。そもそもこのシステムは改善してほしいものです^^;

今年(2020年)のIPO補欠当選全銘柄を公開!すべて繰り上げでスゴい金額に!

IPO銘柄初値売却損益補欠証券会社
きずなホールディングス-10,000円野村ネット&コール
きずなホールディングス-10,000円SBI証券
ビザスク-19,000円みずほ証券
フォーラムエンジニアリング-28,000円野村ネット&コール
フォーラムエンジニアリング-28,000円SBI証券
ミクリード-7,200円みずほ証券
ヴィス-6,600円大和証券
ヴィス-6,600円マネックス証券
Macbee Planet+51,800円SBI証券
Macbee Planet+51,800円マネックス証券
Macbee Planet+51,800円むさし証券
松屋アールアンドディ-7,200円野村ネット&コール
ロコガイド+260,500円SBI証券
ロコガイド+260,500円マネックス証券
コマースOneホールディングス+537,000円大和証券
グッドパッチ+206,700円SBI証券
GMOフィナンシャルゲート+401,000円みずほ証券
Sun Asterisk+50,900円大和証券
モダリス+132,000円SBI証券
ニューラルポケット+420,000円みずほ証券
雪国まいたけ-10,000円大和証券
STIフードホールディングス+18,000円野村ネット&コール
rakumo+255,000円みずほ証券
プレミアアンチエイジング+153,000円野村ネット&コール
クリーマ+128,000円SBI証券
スタメン+117,100円大和証券
Fast Fitness Japan+75,000円野村ネット&コール
Fast Fitness Japan+75,000円むさし証券
プレイド+159,000円みずほ証券
プレイド+159,000円SBI証券
ココペリ+201,000円SBI証券
ココペリ+201,000円松井証券
Kaizen Platform+2,000円SBI証券
東京通信+124,000円SBI証券
東京通信+124,000円松井証券
合計+4,081,300円

法人口座や未成年口座での同一証券会社での複数補欠当選分は省略しているため、冒頭では53回となっていますが、上記表は35件となっておりますことをご了承下さい。実際の補欠当選回数はあくまでも53回です。

そしてこのすべての補欠当選分がもし繰り上げとなっていたらというタラレバ計算するために初値売却損益も記載しておりますが、実に逃した総損益は上記の通り4,081,300円分と管理人の今年(2020年)のIPO当選売却益よりも大きな額になり、タラレバであるにも関わらずやはりまたもやこの記事を書いたことを後悔しています><

ということで補欠が繰り上がったという話も聞きますし、実際に読者様からご連絡頂くことも多々ありますが、実情はこんな感じで補欠の繰上りは簡単ではありません。53戦0勝53敗なので。

もちろんこの補欠当選も購入申し込みしない限り繰り上がることはないので、今後も個人的に補欠は購入申し込みをすることになりますが、繰り上がることはまず無いと思って申し込んだ方が幾分か気持ちが楽になるかと思います。

それとまったく関係無い話となりますが、大和証券のポイントを保有している方は期限に注意して下さいね。株主優待でMAXの10,000ポイント保有している方はおそらく2020年12月末(最終営業日)で失効するポイントが4,000ポイントで、2021年3月末(最終営業日)で失効するポイントが6,000ポイントあると思います。

4,000ポイント未満の交換商品は良い商品が無いし、残りの6,000ポイントは3月末で切れるのでもう10,000ポイントで商品交換しようかとお考えの方はよく考えて下さいね。

2021年3月末までに大和証券取り扱いIPO、特に主幹事案件が来た場合、6,000ポイントを残しておけばチャンス回数6回が有効になります。元々は商品目的でポイントを取得したわけでなくチャンス当選狙いで取得したということを忘れないで下さい。

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