これまで何度か記事にしてきましたので、当ブログ(IPOゲッターの投資日記)をご愛顧下さっている方はある程度ご存じかもしれませんが、IPO(新規公開株)に当たらなくてくじけそういという方にはぜひ見て頂きたい記事です。
まさにタイトル通りとなりますが、まだIPO投資を始めたばかりの方はIPOの当選確率がどのくらいなのかザックリでも気になりませんか?
今回はIPO歴15年の管理人自身の過去8年分の当選実績に基づいた具体的なIPOの当選確率をお伝えさせて頂きます。と言っても本当にザックリである点とあくまでも管理人個人のみの当選経験を基に算出した数字であることをご了承下さい。
しかも2012年以前はまだ紙ベースでIPO管理をしていたため、偉そうにIPO歴15年のIPO投資経験と言いながらも8年分しかデータがありませんでした^^;
年度 | IPO当選確率 |
2020年 | 1.1% |
2019年 | 1.3% |
2018年 | 1.2% |
2017年 | 1.7% |
2016年 | 2.9% |
2015年 | 3.7% |
2014年 | 2.2% |
2013年 | 3.6% |
上記表から年々当選確率が下がっていることがおわかり頂けるでしょうか。年々数値が下降傾向にあるということは参加者が増えて分母が大きくなっていると理解して頂いて良いかと思いますし、おそらくそこそこIPO投資のご経験をお持ちの方は当選確率が下がっていることを肌で感じていらっしゃるのではないかと思います。
もういよいよ1%を切りそうなところまで来ていますね^^;
1%ということはご承知の通り単純に100回申し込んで1回当たるレベルです。
だから数十回申し込んでも当たらないとか数百回申し込んでも当たらないというのはまったくもって不思議ではないレベルなんです。ちなみに管理人の年間申し込み回数は毎年数千回レベルです^^;
さらにA級銘柄からC級銘柄は申し込むけどD級銘柄は申し込みを控えているとかになってくるとなおさらIPO当選は遠ざかると思います。明らかに怪しいD級銘柄は避ければ良いと思いますが、ギリセーフかな的なD級銘柄への申し込みはアリかもしれません。もちろんこのあたりは自己判断になりますが。
しかもこの当選確率計算の中にはSBI証券のIPOチャレンジポイントというチカラワザを使ってのIPO当選も含めての当選確率なので、実際このチカラワザを抜けば1%を切ってしまうことになるでしょう。
<2018年6月28日加筆修正> 少々大げさなタイトルとなってしまいましたが、IPO投資をしている多く の方はすでにご存知と思いますが、SBI証券にはIPOチャレンジポイント 制度というシステムがあります。 SBI証券の …
ですが逆に上記数値はIPO裏幹事(委託幹事)など当選確率の低い証券会社からの申し込みも入れての計算なので、こういった割り当て数が少なく当選確率の低いIPO裏幹事(委託幹事)からのIPO申し込みを止めればもう少し数値は改善されることになります。
もっと極論を言えば平幹事も主幹事に比べれば割り当て数が少なくなるため、平幹事からのIPO申し込みも止めればさらに当選確率は上がると思います。
ただしIPO投資は当選確率を上げるために行っているわけではないため、これらIPO裏幹事(委託幹事)及び平幹事からの申し込みを止めるということは当然ながらオススメできません。あくまでもIPOに当選するということが目的となるため、少しでも申し込み数を増やした方が当選確率は下がっても実際の当選数は増えるということになりますので。
IPO投資ってもっと効率の良い投資法だと思っていましたか?
残念ながら現実はこんなものです。IPO投資が効率の良い投資法かどうかを聞かれると正直返答に困ります。でもローリスクハイリターンで投資初心者の方でも比較的手が出しやすく勝率の高い投資法であるということは自信を持って言えます。
投資の世界で勝ち残れる人はほんの一握りと言われています。そんな中でもなんの才能も無い管理人はいまだに(15年以上)この世界に携わることができています。普通に株式(現物及び信用)の取引だけに特化していれば負けることも多く、おそらく遠い昔にすでに退場になっていたかと思います。それでもこの世界にしがみついています。
なぜ生き残れているのかの理由はもうご説明するまでも無いと思いますが、IPO投資に比率を置いているからに他なりません。
心の中の悪魔はいつもこう言っています。
当選確率が下がっているのは参加者が増えたせいだと。
だから当選しなくてくじけそうになっている方は早くくじけてしまってIPO投資の世界から退場してくれればいいのにと。
ですが、心の中の天使はこう言います。
せっかくこの世界に足を踏み入れられたのであれば、そしてせっかく当ブログと出会って頂けたのであれば、もう少し頑張り続けて結果を出してほしいと。
今回の記事はIPOゲッター公式LINEアカウントで頂くご質問やIPO倶楽部(LINE OpenChat)内で出てくる内容をかいつまんで総括してみました。精神論的な部分も多少ありますが、投資と精神は常に隣り合わせかもしれません。
ということで今年(2021年)も一年頑張って行きましょう!
なんとも締まらない記事ですいません^^;
IPO歴10年以上の管理人のIPO当選実績を基にランキング形式でIPOにオススメの証券会社をご紹介させて頂いております。
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いつも本ブログを参考にさせていただいている山本です。私の昨年の当選は3回でした。こちらの記事を参考に、申込を回避したものもありますが、上場中止を含めると114のIPO案件のほぼ全部にどこかの証券会社から申し込んでいましたが、そのうち私の名義で当選したのが2回、妻の名義で当選したのが1回。妻の方はカーブスホールディングスだったので損を出してしまいましたが、私の方はみずほ証券でニューラルポケットが、大和証券でレッテイが当選したので利益が出せました。残念ながら全集中で申し込んでいるSBI証券では一つも当たりませんでした。
それよりも残念なのは、エンジェル税制の減税効果恩恵を活用できなかったことです。昨年1月にUnicornを通じてオリーブ技研に投資をしたのですが、それをうっかり忘れていました。年末にわざわざ含み損の出ている手持ち株を売って上記IPO当選で出た株式譲渡益を確定申告上ゼロにしました。しかしよく調べてみたら、オリーブ技研は優遇措置B適用らしいので、手持ち株を焦って売らなくても優遇措置BでIPO株の譲渡益から控除できたのに(=その分所得税と住民税を払わなくて済んだのに)と云う訳です。
優遇措置A適用なら寄附金控除になり総所得から控除ができたのですが、優遇措置B適用では株の譲渡損益からだけの控除なのを勉強不足で理解出来ていませんでした。しっかり勉強しておかないと税金を取り戻すチャンスをみすみす逃してしまうと、新年早々反省しています。
こんにちは、山本さん。
税金は人によって様々で決まった事象がないため検索してもわからず盲点ですよね。
私はすっかり人任せにしているので、余計に税金事情がよくわかってないです^^;
納税は国民の義務なので仕方ないですが、余分で不必要な税金までは払いたくないですよね。