日本エコシステム(9249)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,090円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

日本エコシステム(9249)の上場日は10月8日(金)単独上場、上場市場はIPO市場では人気の低い東証二部市場と名証二部市場への同時上場で、IPO主幹事はみずほ証券となっております。

なお、この日本エコシステム(9249)のIPO申し込み期間は9月22日(水)~9月29日(水)となっており、ようやく魔のIPO申し込みラッシュも落ち着き、他1社のIPO銘柄との申し込み期間被りはあるものの、ラッシュ期ほど資金管理に注意する必要は無いかと思われます。

日本エコシステム(9249)のIPO(新規上場)初値予想

日本エコシステム(9249)のIPO(新規上場)初値予想

日本エコシステム(9249)のIPO想定価格は2,090円となっているため、現時点では公募価格同値~1.2倍程度の初値形成になるのではないかと弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値評価についても弱めD級評価に設定させて頂いております。ただしこの評価には直前のIPO地合いなどは考慮されておりませんので、あらかじめご了承下さい。

この日本エコシステム(9249)のIPO仮条件は明日9月17日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

日本エコシステム(9249)の事業内容は「公共サービス」「事業環境」「事業交通」「インフラ事業」「その他」ということで、社会インフラに関わるサービス事業と、社会的な必要性はあるものの業態は地味で特に新規性も無く、残念ながらIPO市場では人気化するような業態ではありません。

この日本エコシステム(9249)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

日本エコシステム(9249)の公開規模はIPO想定価格ベース(2,090円)で16.0億円と市場人気は別として規模的に東証二部市場及び名証二部市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感を感じる水準ではありません。IPO株数は売り出し株無しの公募株のみで6,700枚と少なめです。

上述の通り日本エコシステム(9249)の事業内容は社会インフラサービスという地味な業態、上場市場は地味市場の代表格とも言える東証二部市場と流動性問題のある地方市場(名証二部市場)の不人気2市場への同時上場、見事に地味揃いということで、公募割れのイメージはできますが、好スタートとなる様子は思い浮かびません。

業績は堅調で公共サービス事業となることから必要度や安定感はありますが、IPO向きかどうかで見るとお世辞にもIPO向きとは言い難いです。ベンチャーキャピタルは不在で、IPO閑散期の単独上場という点とサイズ面が手伝ってくれるとは思いますが、それでも地合い次第では厳しい展開となるでしょうか。

管理人のような初値売却益狙いのなんちゃって投資家と違って、本物の投資家が安定のバリュー株という意味合いで買うのであれば、わざわざ配当不明の銘柄を公募価格及び初値価格で手に入れる必要性も無く、上場後に妥当な価格帯になるまで待つという選択をする可能性もありそうです。

時期的に9月末のプチIPOラッシュ(消化試合)は終わっているものの、地合いが回復しているかどうかはもちろん現時点では予測できませんが、正直そこが一番気になるところですね。ただ仮に回復していても微益、逆にまだ回復していなければ最悪の結果(公募割れ)もあり得るような雰囲気も感じます。参加不参加が非常に悩ましい銘柄となりそうです。

よって管理人の個人的なこの日本エコシステム(9249)のIPO参加スタンスは当初の予定通り中立継続で一部証券会社からのみの消極的参加としています。いずれにしてもIPO申し込み期間は9月22日(水)~9月29日(水)なので、ひとまず22日(水)から28日(火)の間に8社が上場する予定となっているので、その8社の初値具合などを見てから最終判断をしたいと思います。いつも通り最終判断は当記事下部で追記致します。

日本エコシステム(9249)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこの日本エコシステム(9249)のIPO株(公募株)6,700枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
みずほ証券(主幹事5,561枚83.0%
大和証券201枚3.0%
野村證券前受け金不要201枚3.0%
東海東京証券201枚3.0%
岩井コスモ証券201枚3.0%
SBI証券134枚2.0%
SMBC日興証券67枚1.0%
極東証券67枚1.0%
安藤証券67枚1.0%
大和コネクト証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,000枚あります。

もはや恒例ですが、IPO株を積極的に狙いに行くのであれば、やはりIPO主幹事となるみずほ証券は外せません。特に今回は主幹事平幹事含めて抽選割合10%の店頭系証券会社ばかりで、比較的抽選割合の多いネット系証券会社もSBI証券しか無いため、圧倒的割り当て数を誇るみずほ証券以外でのIPO当選は困難となるでしょうね。

<追記>
日本エコシステム(9249)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:2,090円
IPO仮条件:2,060円~2,120円

IPO想定価格がちょうど中間値となるやや強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は15.8億円~16.3億円となりました。

<追記>
日本エコシステム(9249)の第二弾初値予想が発表されたようです。

2,200円~2,500円

IPO仮条件がやや強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限はそのままで下限のみ上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについてはIPO主幹事のみずほ証券とIPOチャレンジポイント狙いでのSBI証券の2社からのみの参加で行く予定です。

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