YCPホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(11月18日)IPO新規上場承認発表があった7社のうちの最後の7社目です。
結構頑張ったつもりなのですが、たかが7社のIPO銘柄の簡易分析に2日も掛かってしまいました。目はショボショボするし、腰は痛いし、肩は凝るし、指も痛いし、眠いし、正座して足がしびれるし、パソコンはずっとファンが回ってうるさいし、寒いし、ブラインドタッチできないし、と1回だけ文句言わせて下さい^^;
7社中の6社となるサクシード(9256)と網屋(4258)とハイブリッドテクノロジーズ(4260)とクルーバー(7134)と三和油化工業(4125)とエクサウィザーズ(4259)については下記記事にてご紹介させて頂いておりますので、よろしければご覧下さいませ。
サクシード(9256)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。なんと本日は驚異のIPO新規上場承認発表7社です。7社の同日発表はさすがに管理人のIP …
網屋(4258)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日IPO新規上場承認発表があった7社のうちの2社目です。早くももう何がなんだかわからなくな …
ハイブリッドテクノロジーズ(4260)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(11月18日)IPO新規上場承認発表があった7社のうちの3社目で …
クルーバー(7134)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(11月19日)IPO新規上場承認発表があった7社のうちの4社目です。だいぶ書いた …
三和油化工業(4125)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(11月18日)IPO新規上場承認発表があった7社のうちの5社目です。さすがに管 …
エクサウィザーズ(4259)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(11月18日)IPO新規上場承認発表があった7社のうちの6社目です。とりあ …
YCPホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)の上場日は12月21日(火)で、ラバブルマーケティンググループ(9254)と湖北工業(6524)とライフドリンク カンパニー(2585)と4社同日上場、上場市場は東証マザーズ市場への上場でJDR(上場信託)形式の外国株となり、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。
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JDR(Japanese Depositary Receipt)は日本型の預託証券のことであり、外国有価証券を受託有価証券として日本国内で信託法に基づき発行される受益証券発行信託の受益証券です。
(日本取引所グループより引用)
YCPホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)のIPO(新規上場)情報
設立:2021年3月5日(実質上:2011年8月22日)
業種:サービス業
事業の内容:マネジメントサービス事業(各種コンサルティング及び調査等)並びにプリンシパル投資事業(パーソナルケア領域、ペットケア領域、戦略投資領域)
上場市場 | 東証マザーズ(外国株) |
コード | 9257 |
名称 | YCPホールディングス(グローバル)リミテッド |
公募口数 | 3,925,400口 |
売出し口数 | 0株 |
オーバーアロットメント | 588,800口 |
IPO主幹事証券 | 野村證券(前受け金不要) |
IPO引受幹事証券 | みずほ証券 SMBC日興証券 SBI証券 マネックス証券(100%完全抽選) 松井証券(前受け金不要) 岡三証券 |
IPO発表日 | 11月18日(木) |
上場日 | 12月21日(火) |
仮条件決定日 | 12月2日(木) |
ブック・ビルディング期間 | 12月3日(金)~12月8日(水) |
公開価格決定日 | 12月9日(木) |
IPO申し込み期間 | 12月10日(金)~12月15日(水) |
時価総額 | 155.0億円 |
吸収金額 | 35.6億円 |
想定価格 | 790円(79,000円必要) |
公募口数3,925,400口のうちの一部は欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダ除く)の海外投資家にも販売される予定となっており、国内販売口数及び海外販売口数の最終的な内訳は本募集及び引受人の買取引受による募集の需要状況等を勘案した上で、発行価格決定日12月9日(木)に決定されます。
そしてこのYCPホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)のIPO主幹事は野村證券となっていることから、グループ会社となるLINE証券のIPO委託幹事(裏幹事)入りがほぼ確定となりそうです。ちなみにただ今LINE証券と現金4,000円がもらえる当ブログ限定タイアップキャンペーンを開催しています。
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さらにIPO幹事団(シンジケート)の中には岡三証券が入っているため、グループ会社となる岡三オンライン証券もIPO委託幹事(裏幹事)入りとなる可能性が高いです。ちなみにこちらも当ブログ限定タイアップキャンペーン開催中です。
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YCPホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)のIPO(新規上場)事業内容等
YCPホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)はグループ会社で、YCPホールディングス(グローバル)リミテッドと連結子会社30社及び持分法適用関連会社1社で構成されており、アジアの独立系プロフェッショナルファームとして、戦略コンサルティング・M&Aアドバイザリー・デジタルソリューション・オペレーション改善・マーケティング支援・グローバルリサーチという6領域での経営支援を提供する「マネジメントサービス事業」と、中小・新興企業に対するリスクマネーの提供やゼロベースから事業をインキュベーションする「プリンシパル投資事業」の2つをセグメントとして事業を展開しております。
アジアを中心とする世界17拠点にて、238名(2021年9月30日現在)のプロフェッショナルが必要に応じて一部外注先の協力も得つつ、各種の経営支援を提供しております。強みとするM&Aに関連した支援においては、M&A前後も含めた一気通貫でのサービスを特徴とし、マネジメントサービス事業の売上収益における51%(2020年12月期)を占める中核サービスとなっております。
マネジメントサービス事業を通じて培った経営人材のプラットフォームを活用し、中小/新興企業に対して当社グループ自らの資金を投下する他、ゼロから事業立ち上げを伴うインキュベーションにも積極的に取り組んでおります。また、投資先事業に対しては、マネジメントサービス事業と同様に、当社の3つの強みであるクロスボーダー・M&A・DXを掛け合わせる形で事業拡大を推進しています。
【手取金の使途】
差引手取概算額2,790百万円については、第三者割当増資における差引手取概算額上限427百万円とあわせて、今後の成長資金として、連結子会社への投融資資金に充当する予定であり、プリンシパル投資事業におけるパーソナルケア領域に1,160百万円、ペットケア領域に2,000百万円をそれぞれ充当する予定であります。
また、各使途の具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する方針であります。
(YCPホールディングス(グローバル)リミテッドのIPO目論見書より一部抜粋)
YCPホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
YCPホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)の市場からの吸収金額はIPO想定価格790円としてオーバーアロットメント含め35.6億円と規模的に東証マザーズ(外国株)市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感を感じる水準となります。IPO株数は売り出し無しの公募のみで39,254口と多くありますが、海外投資家への販売もあります。
上述の通りYCPホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)の事業内容はマネジメントサービス事業並びにプリンシパル投資事業ということで、M&A事業(?)投資事業(?)となることから一定程度人気のあるセクターになるかと思われますが、JDR(上場信託)形式の外国株ということで実態がよくわかりません。
ただこれまでこのJDR(上場信託)形式の外国株は2017年9月上場のテックポイント・インク(6697)、今年(2021年)6月上場のオムニ・プラス・システム・リミテッド(7699)と東京証券取引所では2社の上場経験があります。
テックポイント・インク(6697)の事業内容は半導体関連で公開規模は11.3億円で初値買いに入った資金は12.4億円、公募価格650円に対して付いた初値は1,072円と堅調なスタートとなった上に、初値形成後はストップ高(1,372円)まで買われています。
もう1社のオムニ・プラス・システム・リミテッド(7699)の事業内容はプラスチック商社で公開規模は9.7億円で初値買いに入った資金は9.1億円、公募価格960円に対して付いた初値は1,510円と堅調なスタートとなっています。
いずれも堅調スタートとなっていますが、共通してい言えることは公開規模が10億円前後と小型だったということですね。それに対して今回のYCPホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)の公開規模はIPO想定価格(790円)ベースで35.6億円と荷もたれ感のあるサイズとなります。
加えて上場日は12月21日(火)で4社同日上場と来ています。さらにまたもや定型文化していますが、この週は怒涛のIPOラッシュで、20日(月)は3社同日上場、21日(火)は4社同日上場、22日(水)は6社同日上場、23日(木)は5社同日上場、24日(金)は7社同日上場、とこの週だけで計25社が上場することになります。
そこに訳の分からない中型外国株の登場となると手は出しにくく、埋没してしまうのではないかと思ってしまいます。25社もあれば他の選択肢も十分あるので、わざわざよくわからない外国株に手を出す理由が見当たりません。当然初値評価は厳しめでD級評価といったところでしょうか。
よってとりあえず現時点での管理人の個人的なこのYCPホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)のIPO参加スタンスは中立と言いたいところですが、おそらくスルーになると思います。もちろんSBI証券のIPOチャレンジポイントだけはしっかり頂きに行きますが^^;
YCPホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)のIPO(新規上場)業績等
YCPホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)のIPO経営指標
YCPホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)のIPO売上高及び営業利益
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