三和油化工業(4125)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(3,030円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
三和油化工業(4125)の上場日とIPO申込期間
三和油化工業(4125)の上場日は12月23日(木)で、ハイブリッドテクノロジーズ(4260)とクルーバー(7134)とZEALS(9255)とエクサウィザーズ(4259)と5社同日上場、上場市場はIPO市場では可もなく不可もなくのJASDAQスタンダード市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。
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なお、この三和油化工業(4125)のIPO申し込み期間は12月7日(火)~12月13日(月)となっており、IPO申し込みラッシュ期間のど真ん中となっていますので、しっかり資金管理をしながら申し込み作業をする必要があるため、銘柄の取捨選択も重要な時期かと思います。
三和油化工業(4125)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
三和油化工業(4125)のIPO想定価格は3,030円となっているため、現時点では公募価格の0.9倍値~1.1倍程度の初値形成になるのではないかと公募割れも視野に入った弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値評価についても弱めD級評価に設定させて頂いております。
この三和油化工業(4125)のIPO仮条件は本日12月3日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に順次追記致します。
三和油化工業(4125)の事業内容
三和油化工業(4125)の事業内容は化学品及び油剤製品を製造・販売する事業のほか、それらの使用後の産業廃棄物を収集し、中間処分並びに再資源化する事業ということで、リサイクル関連が主力事業となります。
この三和油化工業(4125)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
三和油化工業(4125)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(11月18日)IPO新規上場承認発表があった7社のうちの5社目です。さすがに管 …
三和油化工業(4125)のブルベア要素とIPO参加スタンス
三和油化工業(4125)の公開規模はIPO想定価格ベース(3,030円)で30.6億円と規模的にJASDAQスタンダード市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感を感じる水準となります。IPO株数は売り出し株無しの公募株のみで8,800枚と少なくもなく多くもなくといったところです。
今回もこの三和油化工業(4125)のポジティブ材料とネガティブ材料をそれぞれ考察してみます。
まずポジティブ材料としては事業内容がリサイクル事業ということで環境関連という世界規模でのテーマ性があり、大手企業からも出資を受けており、売上規模も100億円レベルの実力があります。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
ハイブリッドテクノロジーズ | 13.1億円 | 東証マザーズ | SBI証券 |
クルーバー | 16.9億円 | JASDAQ-S | みずほ証券 |
三和油化工業 | 30.6億円 | JASDAQ-S | 野村證券 |
ZEALS | 130.4億円 | 東証マザーズ | 大和証券他 |
エクサウィザーズ | 340.2億円 | 東証マザーズ | SMBC日興証券他 |
ネガティブ材料としては連日の重複上場はもちろんのことですが、公開規模がIPO想定価格(3,030円)ベースで30.6億円と荷もたれ感があることや、業態が化学で地味であること、セクター的に原油高が一定マイナス面で影響が出る可能性があることなどが挙げられます。
他にもいくらでも選択肢のある12月第4週25社上場案件のうちの1社です。個人的にはわざわざ突撃する理由が見当たりません。よって管理人のこの三和油化工業(4125)のIPO参加スタンスはスルーとなりそうです。ただIPO幹事団(シンジケート)の中にはSBI証券が入っていることからIPOチャレンジポイントだけはしっかり頂いておきます。
三和油化工業(4125)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこの三和油化工業(4125)のIPO株(公募株)8,800枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
野村證券(主幹事) | 7,700枚 | 87.5% |
SMBC日興証券 | 440枚 | 5.0% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 440枚 | 5.0% |
東海東京証券 | 132枚 | 1.5% |
SBI証券 | 88枚 | 1.0% |
auカブコム証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,320枚あります。
IPO主幹事は野村證券です。IPO申し込み時の前受け金は不要で当選後のキャンセルペナルティもありません。とりあえず申し込みだけはしておいて、あとは当選してから考えるというプランもありかもしれません。ただ個人的には怪しい銘柄に申し込みをするということだけでもこの空前のIPOラッシュでは手間にしか感じないため、それも考えておりません。
三和油化工業(4125)のIPO仮条件決定
三和油化工業(4125)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:3,030円
IPO仮条件:3,100円~3,500円
IPO想定価格よりも窓開けで上ブレとなる強気なIPO仮条件設定となりました。個人的にはかなり意外な印象です。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は31.3億円~35.4億円となりました。
三和油化工業(4125)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
三和油化工業(4125)の第二弾初値予想が発表されたようです。
4,000円~4,500円
IPO仮条件が窓開けの強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更はありませんが、IPO参加スタンスについてはスルーから一部参加に変更とし、IPO主幹事の野村證券とSBI証券の2社からの参加とさせて頂きます。
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