コマースOneホールディングス(4496)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。

このコマースOneホールディングス(4496)も昨日(5月22日)のロコガイド(4497)同様に本来なら4月9日にIPO新規上場)する予定でしたが、コロナショック真っ只中ということから3月31日に上場中止延期)を発表した企業となります。

過去にもコマースOneホールディングス(4496)のIPO新規上場承認発表時に考察記事を書いていることから当記事は過去記事に一部修正を加えた記事となっておりますことをご理解下さい。

コマースOneホールディングス(4496)の今回の上場日は6月26日(金)単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は大和証券となっております。証券コードもIPO主幹事も変更はありません。

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コマースOneホールディングス(4496)のIPO(新規上場)情報

設立:2006年8月1日
業種:情報・通信業
事業の内容:ECプラットフォーム関連事業

コマースOneホールディングス(4496)IPO上場承認

上場市場東証マザーズ
コード4496
名称コマースOneホールディングス
公募株数150,000株
売出し株数384,000株
オーバーアロットメント80,100株
IPO主幹事証券大和証券
IPO引受幹事証券みずほ証券
いちよし証券(前受け金不要
松井証券前受け金不要
SBI証券
IPO発表日5月22日(金)
上場日6月26日(金)
仮条件決定日6月9日(火)
ブック・ビルディング期間6月11日(木)~6月17日(水)
公開価格決定日6月18日(木)
IPO申し込み期間6月19日(金)~6月24日(水)
吸収金額7.7億円
想定価格1,270円(127,000円必要)

IPO幹事団(シンジケート)の変更はありませんが、IPO株数の削減及び想定価格の引き下げで上場規模が縮小されています。ちなみに今回のIPO想定価格は前回の仮条件(1,180円~1,350円)の中間値で設定しているようです。

コマースOneホールディングス(4496)のIPO(新規上場)事業内容等

コマースOneホールディングス(4496)はグループ会社で株式会社コマースOneホールディングスが持株会社として連結事業子会社である株式会社フューチャーショップ株式会社ソフテル株式会社TradeSafeの3社を統括しております。

上記各連結事業子会社は、ECサイト運営を支援するサービスをSaaS形式にて提供するECプラットフォーム事業を国内中堅・中小ECサイト運営企業向けに展開しており、事業はECプラットフォーム事業の単一セグメントとなっております。

コマースOneホールディングス(4496)IPO事業概要

futureshop(株式会社フューチャーショップ)

Eコマースサイトの構築・運用サービスをSaaSモデルで提供しており、成長志向のSME(中堅中小企業)を支援するプロユースのサービスです。Eコマースの成長ロードマップ上に必要な機能がすべて揃っています。
コマースOneホールディングス(4496)IPOfutureshopE

SOFTEL(株式会社ソフテル)

Eコマース事業の販売管理・在庫管理システム「通販する蔵」を顧客の業務フローに合わせるカスタマイズモデルで提供しており、大手インターネットショッピングモールおよびEコマースフロントシステムとのスムーズなデータ連携機能を搭載しております。Eコマースのバックエンド側業務の効率化を実現し、基幹システム・POSメーカーとの接続によって大手企業にも対応可能なカスタマイズモデルで、Eコマース事業の成長をバックエンド側から支援します。
コマースOneホールディングス(4496)IPO通販する蔵

コマースOneホールディングス(4496)IPOfutureshop

TradeSafe(株式会社TradeSafe)

ECサイトの認証サービス及びデータ解析に基づく受注傾向表示などの経営補助ツールを提供を行っております。

【手取金の使途】
手取概算額183,500千円については、グループ人材開発として50,000千円(2021年3月20,000千円、2022年3月20,000千円、2023年3月10,000千円)、残額については(株)フューチャーショップの新機能拡充及び(株)ソフテルの「通販する蔵」カスタマイズの効率化などの機能拡充のためのソフトウェア開発資金(2021年3月42,500千円、残り全額を2022年3月期)にそれぞれ充当する予定であります。
(コマースOneホールディングスのIPO目論見書より一部抜粋)

コマースOneホールディングス(4496)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

コマースOneホールディングス(4496)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,270円としてオーバーアロットメント含め7.7億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなり荷もたれ感はありません。

コマースOneホールディングス(4496)の事業内容はECプラットフォーム事業と競合は多いものの、収益安定のSaaS関連ということから業績も堅調で今後も成長が見込まれる業種として人気化することが予想されます。

直近では昨年(2019年)10月に上場したBASE(4477)がSaaS形式でECプラットフォーム事業を行っており、知名度もあることから上場時は話題になっていましたが、残念ながら規模が大型で赤字の出口案件ということから公募割れスタートとなってしまいました。しかしながら以下の急激な右肩上がりのチャートご覧頂きますと逆に安心材料となりそうですね。

BASE(4477)日足・売買高チャート(2020年5月22日)
BASE(4477)日足・売買高チャート2020.5.22

IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて5,340枚と多い枚数ではないため、希少性も高く、今の新興市場の強さを含めて考えると初値2倍超えは堅そうな雰囲気がします。

株主にベンチャーキャピタルの保有株が1社36,000株ありますが、既存の上位株主とともに90日間のロックアップが掛かっております。ただし公開価格の1.5倍以上となれば解除され売却可能となります。

現時点でのこのコマースOneホールディングス(4496)の管理人の個人的なIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定で考えています。もちろん今の東証マザーズ好地合いを考慮しての判断ですので、IPO申し込み時に地合いが悪くなっていればIPO申し込みは再考とさせて頂きます。

IPO主幹事となる大和証券のポイントプログラム廃止で株主優待でのチャンス抽選の恩恵を受ける期限が迫っているため、無くなるまでにできる限りの恩恵を受けたいところです。

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この雰囲気だと3月から4月に掛けて上場中止延期)を発表した企業が来週初めにも6月中のIPO新規上場)を目指して続々と出て来る可能性もありそうです。5月26日(火)ぐらいまでなら6月上場も間に合いそうですが、1日に3社も4社も同日上場にするなどの詰め過ぎだけは勘弁してほしいところですね。

コマースOneホールディングス(4496)のIPO(新規上場)業績等

コマースOneホールディングス(4496)のIPO経営指標
コマースOneホールディングス(4496)IPO経営指標

コマースOneホールディングス(4496)のIPO売上高及び経常利益
コマースOneホールディングス(4496)IPO売上高及び経常利益

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