今年(2021年)オーラス案件となるInstitution for a Global Society(4265)のIPO新規上場)の初値が本日無事に公募価格を上回る形での着地となりました。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。

そして今年(2021年)も無事に「年末最終IPO案件に公募割れ無し」のアノマリーは守られました。やはりこのアノマリーは鉄板ですね^^

もう結構な感じで指と腕が限界まで来ているので、この記事書こうかどうか悩みましたが、記事内容云々は別としてやはりオーラス案件となる以上はIPOブロガーの意地で書きました。でも今日はIPO新規上場承認発表もありませんでしたので、気持ち的には随分と楽です。

Institution for a Global Society(4265)のIPO初値結果

公募価格1,720円
初値価格2,002円(9時33分)
初値売却益+28,200円
初値売買代金16.7億円
初値出来高837,300株
初値出来高1,801円

8時から9時までの開場前気配は比較的弱めで、公募価格となる1,720円前後をウロウロしていましたが、開場直前に買いが入り無事に買い気配にてスタートとなりました。着地は2,002円(+282円)ということで、当初予想よりは低い位置での着地となりましたが、利益はしっかり出た形となっております。

初値形成後は高値2,170円までありましたが、滞空時間はおよそ20分程度と短く、あっさりと初値価格(2,002円)を割り込んでしまいました。さらに終値は本日のほぼ最安値となる1,801円での大引けとなっています。

冒頭の通りこのInstitution for a Global Society(4265)はオーラスIPOで「年末最終IPO案件に公募割れ無し」のアノマリーだけはしっかり守られましたが、初値形成後の値動きは最悪で、昨年(2020年)のオーラス案件とは大違いでした。

ちなみに昨年(2020年)のオーラス案件オンデック(7360)の公開価格は1,550円で上場日(12月29日)値付かずで、市場初の大納会(12月30日)初値形成となり、付いた初値は4,500円。しかもそのあとはストップ高(5,200円)まで高騰となっています。

Institution for a Global Society(4265)IPO日中足・5分足チャート(2021年12月29日)
Institution for a Global Society(4265)IPO日中足・5分足チャート2021.12.29

ようやくIPOラッシュという名の消化試合もこれで終了です。当選しても利益は薄く、初値がどれだけ騰がるかという期待感よりも、ちゃんと公募価格を上回るかという心配の方が強く、悪い意味でハラハラドキドキの12月でした。

正直このような無茶苦茶な過密スケジュールはもう二度と味わいたくないですね。来年(2022年)4月の市場再編までは今の緩めの上場審査基準の穴を狙って各社が無理矢理突っ込んで来るそうですが、消費税増税前の駆け込みじゃあるまいし、東証もお飾りではなくしっかり手数料をもらっているのですから、ちゃんと責任を持って交通整理をしてほしいです。あまりに渋滞がヒド過ぎるように思います。

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