CINC(4378)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。読み方は「CINC」と書いて「シンク」と読みます。そのままですね。

ようやく10月4社目のIPOの登場となりました。出るときは一気に出て来て、出ないときはまったく出て来ないという、まさにIPOの悪いクセですね。今は後者となりますが、また月末に固めて出て来るというシナリオもあるかもしれません。

CINC(4378)の上場日は10月26日(火)で今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券となっております。

今のところ10月のIPO4社中3社がSMBC日興証券主幹事となっており、このSMBC日興証券は口座開設後3カ月間はIPO優遇抽選(ブロンズ)対象となるためIPOの当選確率がアップします。

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CINC(4378)のIPO(新規上場)情報

設立:2014年4月1日
業種:情報・通信業
事業の内容:デジタルマーケティングの調査・分析・運用・改善ツール「Keywordmap」シリーズの開発・販売、DXコンサルティングサービスの提供

CINC(4378)IPO上場承認

上場市場東証マザーズ
コード4378
名称CINC(シンク)
公募株数328,000株
売出し株数504,400株
オーバーアロットメント124,800株
IPO主幹事証券SMBC日興証券
IPO引受幹事証券野村證券前受け金不要
SBI証券
楽天証券100%完全抽選
松井証券前受け金不要
岩井コスモ証券
いちよし証券
東海東京証券
マネックス証券100%完全抽選
IPO発表日9月22日(水)
上場日10月26日(火)
仮条件決定日10月8日(金)
ブック・ビルディング期間10月11日(月)~10月15日(金)
公開価格決定日10月18日(月)
IPO申し込み期間10月19日(火)~10月22日(金)
時価総額94.8億円
吸収金額27.2億円
想定価格2,850円(285,000円必要)

IPO委託幹事(裏幹事)は無さそうです。

CINC(4378)のIPO(新規上場)事業内容等

CINC(4378)はビッグデータとAI・機械学習技術で、顧客のマーケティング課題をデータドリブンに解決し、ビジネスの成果創出を支援しており、主たる事業としてはマーケティング用調査・分析ツールKeywordmapシリーズの開発・提供を行う「ソリューション事業」、Keywordmapシリーズを用いてDXコンサルティングを提供する「アナリティクス事業」を展開しております。

CINC(4378)IPO事業系統図

ソリューション事業

ソリューション事業では「Keywordmap」および「Keywordmap for SNS」を主軸に、マーケティングにおける調査、分析、運用を支援するソフトウェアの開発・販売を行っております。
CINC(4378)IPOソリューション事業

アナリティクス事業

アナリティクス事業では「Keywordmap」シリーズを活用し、ビッグデータの解析を基盤としたマーケティングソリューションを提供しております。CINC(シンク)のデータアナリストが「Keywordmap」シリーズが保有するビッグデータを中心に、多量かつ多様なデータを、定量的・客観的に調査・分析し、クライアントの市場における需要・供給の状況や、競合他社の戦略について的確に把握することで、クライアントのデジタルマーケティングの戦略立案・施策実行・効果測定までを統合的にサポートしています。
CINC(4378)IPOアナリティクス事業


※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。

【手取金の使途】
差引手取概算額850,016千円については、①サービス開発費、②設備投資、③人材投資、④借入金返済に充当する予定であります。上記以外の残額については、銀行からの借入金の返済資金として充当する予定であります。
また、上記調達資金は、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融資産で運用していく方針であります。
(CINCのIPO目論見書より一部抜粋)

CINC(4378)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

CINC(4378)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,850円としてオーバーアロットメント含め27.2億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感を感じる水準となります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて8,324枚とやや値ガサとなっていることから、それほど多くはありません。

上述の通りこのCINC(4378)の事業内容はデジタルマーケティングの調査・分析・運用・改善ツール「Keywordmap」シリーズの開発・販売、DXコンサルティングサービスの提供ということで、独自のデータ収集技術で取得したビッグデータを機械学習・AI(人工知能)を用いてデジタルマーケティングの調査・分析ツールとコンサルティングサービスを提供しています。いわゆるSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)対策会社ですね。

CINC(4378)IPO事業内容

2014年4月にコンテンツマーケティング事業を目的に株式会社Coreという社名で設立され、2019年1月に株式会社Coreから今の株式会社CINCに社名変更されています。

2016年7月に約2,800万以上の検索キーワードの日本語データベースをもとに市場分析から競合調査、改善点抽出まで、Web戦略で次の打ち手に必要となる調査分析の効率化支援ツール「Keywordmap」をリリース。

2019年10月には消費者のインサイト分析、アカウントの傾向把握、投稿管理といったソーシャルメディアマーケティングに必要な情報の抽出とアカウント運用の最適化を実現する業務効率化支援ツール「Keywordmap for SNS」をリリースしています。

CINC(4378)の株主の中にベンチャーキャピタル投資ファンドの保有株は無く、既存の上位大株主には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっているため、上場時の余計な売り圧力はありません。

サイズ的には中規模となりますが、セクターは人気の高い「情報・通信業」、事業内容はドストライクのネット関連で「AI(人工知能)」「ビッグデータ」「SaaS」「DX(デジタルトランスフォーメーション)」などIPO人気ワードもしっかり入っています。

業績も右肩上がりで堅調に推移しており、設立からおよそ7年のスピード上場と、まさに「ザ・ベンチャー企業」で個人投資家人気も高くなりそうです。本来なら初値評価はA級評価にしたいところですが、やはり今の地合いでは規模が重しになる可能性も否定できないため、とりあえずはB級評価とさせて頂きたいと思います。

いずれにしてもこの内容で公募割れする可能性は低く、逆に初値は好スタートする可能性の方が高いと思われるため、管理人の個人的なこのCINC(4378)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定で考えています。

CINC(4378)のIPO主幹事は個人的に比較的相性の良いSMBC日興証券ということで、通常当選はもちろんのこと、ステージも一定上げていることから、先日のセーフィー(4375)で頂けた優遇当選も含めて積極的にIPO当選を狙って行きたいと思います。

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CINC(4378)のIPO(新規上場)業績等

CINC(4378)のIPO経営指標
CINC(4378)IPO経営指標

CINC(4378)IPO売上高及び経常利益
CINC(4378)IPO売上高及び経常利益

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