グラッドキューブ(9561)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(8月25日)はIPO新規上場承認発表が1社のみあり、これで9月IPOは8社目となりました。
もう9月末はお腹いっぱいなので、今日は金曜日となるためIPO新規上場承認発表があると思いますが、多くても2社追加の9月計10社でフィニッシュでお願いしたいところです^^;
グラッドキューブ(9561)の上場日は2022年9月28日(水)で、キットアライブ(5039)とファインズ(5125)と3社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事もIPO愛好家人気の高い大和証券となっております。今のところ9月のIPO主幹事は大和証券が突出していますね。
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グラッドキューブ(9561)のIPO(新規上場)情報
設立:2007年1月4日
業種:サービス業
事業の内容:自社開発のSiTestを用いたウェブサイト解析サービス等のSaaS事業、インターネット広告の代理店業務及びスポーツデータAI解析のSPAIA事業
上場市場 | 東証グロース |
コード | 9561 |
名称 | グラッドキューブ |
公募株数 | 450,000株 |
売出し株数 | 830,000株 |
オーバーアロットメント | 192,000株 |
IPO主幹事証券 | 大和証券 |
IPO引受幹事証券 | SBI証券 楽天証券(100%完全抽選) みずほ証券 野村證券(前受け金不要) 松井証券(前受け金不要) 岩井コスモ証券 岡三証券 あかつき証券 極東証券 大和コネクト証券(委託幹事) 岡三オンライン(委託幹事) |
IPO発表日 | 8月25日(木) |
上場日 | 9月28日(水) |
仮条件決定日 | 9月7日(水) |
ブック・ビルディング期間 | 9月9日(金)~9月15日(木) |
公開価格決定日 | 9月16日(金) |
IPO申し込み期間 | 9月20日(火)~9月26日(月) |
上場時発行済株式総数 | 7,881,000株 |
時価総額 | 75.6億円 |
吸収金額 | 14.1億円 |
想定価格 | 960円(96,000円必要) |
そしてこのグラッドキューブ(9561)のIPO主幹事は大和証券となっていることから、グループ会社となる大和コネクト証券、そして平幹事の中には岡三証券が入っていることから、グループ会社となる岡三オンラインと、それぞれIPO委託幹事(裏幹事)入りとなる可能性が高いです。
特に大和コネクト証券の方は平幹事でなく主幹事(大和証券)からの委託となるため、割り当て株数も比較的多めになることが予想されます。
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グラッドキューブ(9561)のIPO(新規上場)事業内容等
グラッドキューブ(9561)はインターネットを活用して事業拡大、販売促進を実現したい企業に対して「SaaS事業」「マーケティングソリューション事業」「SPAIA事業」と3つの事業を展開しています。
自社開発したサイト解析オールインワンツールのSiTest(サイテスト)を用いたウェブサイト解析、アクセス解析、サイト制作、コンテンツ制作、コンサルティングによる包括的なデジタルマーケティング施策を顧客に提供しています。SiTestは月額制で利用できるサブスクリプションモデルです。
インターネット広告代理店としてあらゆるインターネット広告の提案型運用、コンテンツ制作、アクセス解析を行い、広告効果を報告するために事業部内で作成したレポート等の成果物を顧客に提供しています。
自社開発によるSPAIAのメディア運用、AIによるプロ野球及びサッカーの勝敗予想、スーパー選手名鑑、SPAIA競馬のウェブ・アプリで予想オッズ配信や予想に役立つコンテンツ等を一般消費者へ無償提供しているほか、AI予想家によるAI競馬予想、詳細な競馬データ等を一般消費者へ無償および有償で提供しています。
※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。
【手取金の使途】
手取概算額390,440千円に本第三者割当増資の手取概算額上限168,574千円を合わせた、手取概算額合計上限559,014千円については、設備投資資金として①新規・既存サービスの開発・拡充SPAIA事業で展開する既存サービスの拡充、新サービスの開発のために、開発費用として、231,600千円(2022年12月期:12,000千円、2023年12月期:73,200千円、2024年12月期以降:146,400千円)、②社内システムの拡充社内業務用システムの拡充のために、開発費用として、135,000千円(2023年12月期:45,000千円、2024年12月期以降:90,000千円)、③広告宣伝費当社サービスの認知度拡大のために、インターネット広告の出稿及びTVCMへの費用として、159,360千円(2023年12月期:29,120千円、2024年12月期以降:130,240千円)、④社内セキュリティ拡充社内の情報セキュリティ強化への費用として、6,000千円(2023年12月期:1,500千円、2024年12月期以降:4,500千円)に充当する予定です。
なお、残額については、将来における当社サービスの成長に寄与するための支出、投資に充当する方針でありますが、当該内容等について現時点で具体化している事項はなく、今後具体的な資金需要が発生し、支払時期が決定するまでは、安全性の高い金融商品等で運用する方針であります。
(グラッドキューブのIPO目論見書より一部抜粋)
グラッドキューブ(9561)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
グラッドキューブ(9561)の市場からの吸収金額はIPO想定価格960円としてオーバーアロットメント含め14.1億円と規模的に東証グロース市場への上場としては小型サイズから中型サイズとなり、微妙に荷もたれ感のある水準となります。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて12,800枚と万枚超えでやや多めにあります。
上述の通りグラッドキューブ(9561)の事業内容は自社開発のSiTestを用いたウェブサイト解析サービス等のSaaS事業、インターネット広告の代理店業務及びスポーツデータAI解析のSPAIA事業ということで、リスティング広告運用代行サービス、制作・解析・コンサルティング、SPAIA広告配信サービスなどを提供しています。
リスティング広告運用代行サービスなどインターネット広告の代理店業務に加えて、自社開発SaaSサービス・メディアとして、サイト解析から改善までオールインワンで解析できる人工知能搭載のウェブサイト解析ツール「SiTest(サイテスト)」、ノーコードでページスピードを拘束かするツール「FasTest(ファーストテスト)」、AI・データ解析をテーマにしたスポーツメディアサイト「SPAIA(スパイア)」、競馬AI予想解析メディア「SPAIA競馬」なども展開しています。
グラッドキューブ(9561)の株主の中にはベンチャーキャピタルの保有株が2社981,000株ありますが、今回のIPO(新規上場)に際する売り出しでの放出はありません。いずれも90日間のロックアップが掛かっていますが、公開価格の1.5倍となれば解除され売却可能となります。
SaaS事業やインターネット広告事業と言うと、ひと昔前であればIPO市場では鉄板の人気業態となっていましたが、金利上昇を背景にもはやSaaSというだけで買われるような環境では無くなっており、広告業も今さら感があるため過度な期待は禁物かもしれません。とはいえ、業績はしっかり黒字化しており、売上、収益ともに右肩上がりで順調に伸びています。
スケジュール的に9月最終週はやや過密日程となっているものの、公開規模はIPO想定価格(960円)ベースで14.1億円と荷もたれ感は無く、低位株で個人が買いやすい価格設定になっていることからも、あまり悲観的な見方をする必要も無さそうです。ひとまずの初値評価はB級評価で堅調にスタートするのではないかと見ています。
よってとりあえず現時点での管理人の個人的なこのグラッドキューブ(9561)のIPO参加スタンスは積極参加で行く方向で考えます。今回もまた大和証券主幹事案件となっているため、大和証券はもちろんのこと、グループ会社となる大和コネクト証券でのIPO当選も積極的に狙って行きたいと思います。
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グラッドキューブ(9561)のIPO(新規上場)業績等
グラッドキューブ(9561)のIPO経営指標
グラッドキューブ(9561)のIPO売上高及び経常損益
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