コーユーレンティア(7081)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。2020年第一号IPOの発表でいよいよ来年(2020年)のIPO新規上場)の始動です。

しかも本日は久しぶりのIPO新規上場承認発表にも関わらず2社のIPO新規上場承認発表がありました。年始から2社同日上場は珍しいパターンですね。もう1社のジモティー(7082)についてはまた後ほど別記事にてご紹介させて頂きます。

コーユーレンティア(7081)の上場日は2月7日(金)で、ジモティー(7082)2社同日上場、上場市場はJASDAQスタンダード市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要のいちよし証券となっております。

コーユーレンティア(7081)のIPO(新規上場)情報

設立:1970年10月2日
業種:サービス業
事業の内容:家具、什器・備品(FF&E)、OA機器のレンタル及び付帯するサービス等

コーユーレンティア(7081)IPO上場承認

上場市場JASDAQスタンダード
コード7081
名称コーユーレンティア
公募株数800,000株
売出し株数200,000株
オーバーアロットメント150,000株
IPO主幹事証券いちよし証券(前受け金不要
IPO引受幹事証券三菱UFJモルガン・スタンレー証券
みずほ証券
岩井コスモ証券
極東証券
東洋証券
マネックス証券100%完全抽選
水戸証券
東海東京証券
丸三証券
auカブコム証券委託幹事
むさし証券(委託幹事
上場日2月7日
仮条件決定日1月20日
ブック・ビルディング期間1月22日~1月28日
公開価格決定日1月29日
IPO申し込み期間1月30日~2月4日
吸収金額21.7億円
想定価格1,890円(189,000円必要)

そして上記をご覧の通りこのコーユーレンティア(7081)のIPO幹事団(シンジケート)の中には三菱UFJモルガン・スタンレー証券も入っているため、auカブコム証券のIPO幹事入りも期待できそうです。

コーユーレンティア(7081)のIPO(新規上場)事業内容等

コーユーレンティア(7081)はコーユーレンティア株式会社及び連結子会社6社(コーユーロジックス株式会社、コーユーイノテックス株式会社、ONEデザインズ株式会社、広友物産株式会社、広友サービス株式会社、株式会社リスタ)の7社にて構成されており、Furniture(家具)、Fixture(什器)、Equipment(備品)及びOA機器のレンタル並びに付帯するサービス提供を主たる業務とし、事業内容は以下の通りとなっております。

コーユーレンティア(7081)IPO事業内容

レンタル関連事業

設現場事務所やスポーツ・国際会議・コンサート・販促イベントなどの企業イベント会場、法人オフィスへFurniture(家具)、Fixture(什器)、Equipment(備品)及びOA機器のレンタルサービスを中心に、それに付随する電話内線工事、室内の間仕切り作業、内装工事、事務用品の販売、レンタルで使用した物品の中古販売、企業・店舗等の移転や撤退に伴う引越や残置物の適正処分をサポートするサービス等の各種サービスを行っております。
コーユーレンティア(7081)IPOレンタル関連事業

スペースデザイン事業

主にマンションギャラリーに関わるすべての案件をワンストップで提供しており、主なサービスはマンションギャラリーのデザイン・設計・施工、マンションギャラリー内の家具・事務所備品・OA機器等のレンタル、モデルルームのインテリアコーディネート、マンション購入者向けのカーテンや照明などの調度品の販売・間取り変更等の設計変更、外国人向けマンションの間取り変更、内装工事等のリノベーション、撮影用家具・小物の短期レンタルサービスであります。
コーユーレンティア(7081)IPOスペースデザイン事業

物販事業

主に官公庁及び日本郵政グループをはじめとする民間企業に対して、オフィス家具、事務機器、什器・備品等の販売を行っております。
コーユーレンティア(7081)IPO物販事業概要

【手取金の使途】
手取概算額合計上限1,634,919千円について、1.東京オリンピック・パラリンピック競技大会用のレンタル資産調達資金。2.規格品のレンタル資産増強のための資金。3.物流倉庫の改修資金。なお、残額につきましては、2020年12月期に金融機関からの借入金の返済資金に充当する予定であります。また、上記調達資金は具体的な充当期間までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(コーユーレンティアのIPO目論見書より一部抜粋)

これでも上記は重要な部分を端的にまとめているつもりですが、このコーユーレンティア(7081)のIPO目論見書は久しぶりのせいなのか非常に見にくかったです。すべて伝えたいという気持ちはわかるのですが、至る所になんでもかんでも詰め込み過ぎのように感じました。

コーユーレンティア(7081)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

コーユーレンティア(7081)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,890円としてオーバーアロットメント含め21.7億円と規模的にJASDAQスタンダード市場への上場としては中型でやや荷もたれ感を感じるサイズとなります。

コーユーレンティア(7081)の株主にベンチャーキャピタルの保有株は無く、既存の上位大株主には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっているため、余計な売り圧力はありません。

業種はサービス業で事業内容は家具、什器・備品、OA機器のレンタル及び付帯するサービス等と地味で派手さはありません。設立は1970年でおよそ50年の老舗企業となり、社歴が長く社会的信頼度は高いものの、今さら上場感が否めません。さすがに業績は堅調に推移しております。

コーユーレンティア(7081)のIPO目論見書には今回の上場で調達する資金のうちの一部は東京オリンピック・パラリンピック競技大会用のレンタル資産調達資金に使用されるとの記載があるため、2020年に迎える東京オリンピック特需があるかもしれませんが、これがIPO(新規上場)の初値に影響が出るかどうかは案件的に微妙な感じがします。

いずれにしても「新年第一号IPOに公募割れはない」というアノマリーや、最近のIPO地合い好調ぶりが来年も継続されるということを前提として考慮すると、とりあえず堅調発進する可能性は高そうです。ただ第一号が2社同日上場になるということ自体は、管理人の記憶の限り初めてかもしれないので、このアノマリーを当てはめることが無難なのかどうかはわかりません。

とりあえず現時点での管理人の個人的なこのコーユーレンティア(7081)のIPO参加スタンスは本来なら中立と言いたい案件なのですが、この12月は警戒し過ぎたせいでかなりの機会損失となっていることから、よほどIPO地合いに変化(悪化)が無い限りは全力申し込みで行くことになりそうです。

ただしIPO株は公募株及び売り出し株合わせて10,000枚と決して多い数字ではなく、IPO主幹事がIPO申し込み時の前受け金が不要のいちよし証券ということから、IPO当選は簡単では無いと思われます。

<追記>
やはりauカブコム証券がこのコーユーレンティア(7081)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。

コーユーレンティア(7081)のIPO取り扱い決定auカブコム証券
コーユーレンティア(7081)IPO<span class=auカブコム証券” width=”902″ height=”158″ class=”frame alignnone wp-image-72780 size-full” />

<追記>
むさし証券がこのコーユーレンティア(7081)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。

Kids Smile Holdings(7084)のIPO取り扱い決定むさし証券
コーユーレンティア(7081)IPOむさし証券

コーユーレンティア(7081)のIPO(新規上場)業績等

コーユーレンティア(7081)のIPO経営指標
コーユーレンティア(7081)IPO経営指標

コーユーレンティア(7081)のIPO売上高及び経常利益
コーユーレンティア(7081)IPO売上高及び経常利益

会員登録だけでAmazonギフト券1,000円分プレゼント!

久しぶりに来ました!
人気の会員登録だけでAmazonギフト券1,000円分プレゼントキャンペーンです。
SAMURAI証券Amazonギフト券1000円

オススメ情報

IPO歴10年以上の管理人のIPO当選実績を基にランキング形式でIPOにオススメの証券会社をご紹介させて頂いております。
IPO投資用オススメ証券会社ランキング

IPO情報はもちろん、下記LINE@でしか語れないマル秘情報も配信頻度は多くありませんがたまに配信しています。2019年末に有料級の情報を配信する計画もあります。もちろん1対1のチャットも可能ですよ。
line友だち追加