ランドネット(2991)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。7月6社目のIPOとなります。7月の予定IPO件数は残り4社で空席は5席。取引所が上手に分散できるとは思えないので、おそらくどこかしらで同日上場となりそうですね。
ランドネット(2991)の上場日は7月21日(水)で今のところは単独上場、上場市場は可もなく不可もなくのJASDAQスタンダード市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家には人気の高いSMBC日興証券となっております。
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先にネタバレ致しますが、社名にネットというIPO最強ワードが入っているので一瞬期待してしまいましたが、残念ながらネット系では無くゴリゴリの不動産業です。
ランドネット(2991)のIPO(新規上場)情報
設立:1999年9月29日
業種:不動産業
事業の内容:中古不動産の買取販売、買取り後のリフォーム・リノベーション、仲介及び賃貸不動産の管理
上場市場 | JASDAQスタンダード |
コード | 2991 |
名称 | ランドネット |
公募株数 | 284,000株 |
売出し株数 | 73,000株 |
オーバーアロットメント | 53,500株 |
IPO主幹事証券 | SMBC日興証券 |
IPO引受幹事証券 | SBI証券 野村證券(前受け金不要) 楽天証券(100%完全抽選) 水戸証券 マネックス証券(100%完全抽選) 松井証券(前受け金不要) 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 三菱UFJ eスマート証券(委託幹事) |
IPO発表日 | 6月17日(木) |
上場日 | 7月21日(水) |
仮条件決定日 | 7月5日(月) |
ブック・ビルディング期間 | 7月6日(火)~7月12日(月) |
公開価格決定日 | 7月13日(火) |
IPO申し込み期間 | 7月14日(水)~7月19日(月) |
時価総額 | 52.5億円 |
吸収金額 | 15.1億円 |
想定価格 | 3,680円(368,000円必要) |
そしてこのランドネット(2991)のIPO幹事団(シンジケート)の中には三菱UFJモルガン・スタンレー証券が入っているため、グループ会社となる三菱UFJ eスマート証券のIPO幹事入りも期待できそうです。
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ランドネット(2991)のIPO(新規上場)事業内容等
ランドネット(2991)はグループ会社で、株式会社ランドネット及び連結子会社(株式会社ランドインシュア、日昇房屋有限公司、日商朗透房屋股份有限公司)の計4社で構成されており、東京都豊島区の本店、横浜支店、大阪支店を主たる拠点として中古不動産の買取販売、買取り後のリフォーム・リノベーション、仲介及び賃貸不動産の管理を主たる事業としています。
不動産売買事業では中古不動産をランドネットグループで買い取り、不動産業者や投資家に販売する事業を展開しており、中古不動産の中では特に中古マンションを積極的に取り扱っており、買取りを行う対象の中古マンションは「ワンルームタイプ」及び「ファミリータイプ」の2つに区分し管理しています。
不動産賃貸管理事業では上記不動産売買事業にて販売及び仲介をした顧客を含めた不動産所有者から賃貸管理業務を受託しており、ランドネットグループにてランドネットが賃貸管理業務を受託した賃貸用不動産における賃借人の家賃滞納保証を行っております。
【手取金の使途】
差引手取概算額946,510千円に本第三者割当増資の手取概算額上限180,495千円を合わせた、手取概算額合計上限1,127,005千円については、販売用不動産の取得、賃貸用不動産の取得、システム開発投資、人件費及び人材採用関連費、支店及び本店造作設備工事資金に充当する予定であります。
また、上記調達資金は、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(ランドネットのIPO目論見書より一部抜粋)
ランドネット(2991)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
ランドネット(2991)の市場からの吸収金額はIPO想定価格3,680円としてオーバーアロットメント含め15.1億円と規模的にJASDAQスタンダード市場への上場としては小型サイズではないものの、荷もたれ感を感じるほどのサイズでもありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて3,570枚と少なく希少性があります。
上述の通りランドネット(2991)の事業内容は不動産売買事業及び不動産賃貸管理事業と特に新規性が無く、特筆すべき事項は見当たりませんが、一口1万円からスタートできる不動産クラウドファンディング事業「LANDNET Funding」も行っているようです。
※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。
すでに「LANDNET Funding Project 1号」と「LANDNET Funding Project 2号」と2件の案件を出していましたが、1号は募集金額1,425万円に対して応募総額3,366万円、2号は募集金額2,270万円に対して応募総額5,374万円といずれも応募率200%超えで募集、運用ともに無事に終了となっています。ちなみに想定利回り(年利)はどちらも8.0%と高く運用期間は3カ月となっていました。
尚、ランドネット(2991)のIPO目論見書にはクラウドやAI(人工知能)、ビッグデータなどIPO人気ワードも盛り込まれていましたが、現在構築中というだけで、あまりに即席感が強く今回のIPO向けに慌てて資料作成したような雰囲気を受けました^^;
ランドネット(2991)の株主の中にはベンチャーキャピタルの保有株は無く、既存株主には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっているため、上場時の余計な売り圧力はありません。
テック系でもない成熟感たっぷりの新規性の無い不動産業ではありますが、業績は右肩上がりで伸びており、不動産クラウドファンディング事業は力の入れ具合がわからないものの、話題性はあるかもしれません。公開規模も重量感は無く、今のところ日程も渋滞していないことから需給面での不安は無く、ひとまずの初値評価はC級評価といったところが妥当でしょうか。単価がそこそこ高いので地合いも含めて慎重に見て行きたいですね。
とりあえず現時点での管理人の個人的なこのランドネット(2991)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定で考えています。IPO主幹事は久しぶりのSMBC日興証券ということで、個人的には微力ながらも一定程度ステージを上げていることからステージ枠での優遇当選も含めてIPO当選に期待したいところです。
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<追記>
やはり三菱UFJ eスマート証券がこのランドネット(2991)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。
ランドネット(2991)のIPO取り扱い決定(三菱UFJ eスマート証券)
ランドネット(2991)のIPO(新規上場)業績等
ランドネット(2991)のIPO経営指標
ランドネット(2991)のIPO売上高及び経常利益
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