リンカーズ(5131)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(9月22日)もまたIPO新規上場承認発表が2社あり、残念ながら月末恒例の重複上場となってしまいました。

IPO新規上場承認発表2社2022.9.22

当記事はひとまずリンカーズ(5131)のIPO詳細記事となり、もう1社のpluszero(5132)についてはまた後ほど別記事にてご紹介させて頂きたいと思います。記事が出来上がりましたら上記社名テキスト部にもリンクさせて頂きます。

リンカーズ(5131)の上場日は2022年10月26日(水)で、Atlas Technologies(9563)2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSBI証券となっております。久しぶりのSBI証券主幹事案件の登場ということで内容云々は抜きにしてもIPOチャレンジポイントの話題で盛り上がりそうですね。

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リンカーズ(5131)のIPO(新規上場)情報

設立:2011年9月1日
業種:情報・通信業
事業の内容:ものづくり領域におけるビジネスマッチングサービス、リサーチコンサルティングの提供

リンカーズ(5131)IPO上場承認

上場市場 東証グロース
コード 5131
名称 リンカーズ
公募株数 966,000株
売出し株数 1,465,000株
オーバーアロットメント 364,600株
IPO主幹事証券 SBI証券
IPO引受幹事証券 みずほ証券
岩井コスモ証券
極東証券
松井証券前受け金不要
水戸証券
SBIネオトレード証券委託幹事
IPO発表日 9月22日(木)
上場日 10月26日(水)
仮条件決定日 10月7日(金)
ブック・ビルディング期間 10月11日(火)~10月17日(月)
公開価格決定日 10月18日(火)
IPO申し込み期間 10月19日(水)~10月24日(月)
上場時発行済株式総数 13,236,000株
時価総額 39.0億円
吸収金額 8.2億円
想定価格 295円(29,500円必要)

そしてこのリンカーズ(5131)のIPO主幹事はSBI証券となっていますが、珍しくIPO幹事団(シンジケート)が群がっておらず、IPO主幹事含めて6社で構成されています。ただIPO主幹事がSBI証券となっていることから、SBIネオトレード証券IPO委託幹事(裏幹事)入りとなる可能性が高いため、最終的には7社になると思われます。

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リンカーズ(5131)のIPO(新規上場)事業内容等

リンカーズ(5131)は企業と企業の出会いのあり方を見直し、従来の産業構造では成し得なかった最適な出会いを提供することで、多くのイノベーションを生み出す産業のしくみを国内外に築き、産業全体の生産性を最大化するための連携のハブとなる企業を目指すために、ものづくり企業のあらゆる探索等の課題に対して、マッチングプラットフォームの運営を中心に課題解決のサービスを提供しています。

リンカーズ(5131)IPO事業内容

リンカーズ(5131)はビジネスマッチング事業の単一セグメントで、提供するサービスの内容は「探索・マッチングサービス」「リサーチサービス」「その他サービス」に分類されています。

探索・マッチングサービス

「Linkers Sourcing」は大手企業を中心とした技術課題を抱えた発注企業と、ものづくりに特化した全国の中堅・中小企業等を引き合わせる技術探索サービスで、新たなイノベーションや技術を産み出すことで他産業へも波及効果を持つ、日本のGDPの2割前後を占める製造業を中心としたものづくり企業の活性化を目的としています。

「Linkers Marketing」は、当社独自の企業ネットワークを活用して、当社が提供するマッチングプラットフォームにて、発注企業が保有する技術・製品を必要とする会社との面談機会創出の支援を行う技術・製品の用途開拓サービスとなります。

リンカーズ(5131)IPOLinkers Sourcing Marketing

「LFB」は「Linkers Sourcing」のマッチングプラットフォームをベースに開発したSaaS型ビジネスマッチングシステムとなり、地域金融機関及び事業会社が取り扱うビジネスマッチングを一元管理することでビジネスマッチングの効率化を図るとともに、案件情報の全体での共有とマッチングのノウハウ等のナレッジ共有を実現することによるマッチングの成約率向上に特化したサービスであります。

リンカーズ(5131)IPOLFB

「Linkers Trading」は複数のサプライヤーを確保して調達リスクを回避したい、あるいは、安価なサプライヤーを探したいといった課題を持つ企業に向けて、当社が保有する独自のものづくりネットワークを活用した、最適な調達・購買先の探索並びに調達支援等を行うサービスとなります。

リサーチサービス

「Linkers Research」は企業が新規事業やマーケティングを行うにあたって直面する研究パートナーや技術パートナーの探索、新規事業検討、R&Dのテーマ検討のための技術ベンチマーク調査及び出資先や提携先検討のための有力企業発掘など、企業が抱える様々な課題、情報の取得困難性に対して、技術専門性のあるリサーチャーが調査結果をまとめたレポート等を提供するサービスとなります。

「Linkers Research Clip」は「Linkers Research」にて作成したレポート等を、簡単に社内共有できるサービスであり、調査横断のテキスト検索や、社内の技術情報への興味の可視化など、調査結果を活用することが可能なWebアプリとなります。

その他サービス

「TechMesse Academy」は先端技術の動向やオープンイノベーションに関心がある聴講者に向けて、企業が手掛ける知識やノウハウなどを「伝える」「学ぶ」をコンセプトに、企業が保有する技術やサービス、自治体並びに外郭団体等が支援している企業が保有する技術やサービスのプロモーション活動等を支援する集客型のイベント運営サービスとなります。


※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。

【手取金の使途】
手取概算額256,172千円については、①人材拡充の採用費及び人件費として2023年7月期に125,751千円、②マッチングプラットフォームの利便性向上を目的とした機能追加や、サービス拡充を行うためのシステム開発費用として2023年7月期に130,421千円を充当する予定であります。
なお、各々の具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品にて運用する予定であります。
(リンカーズのIPO目論見書より一部抜粋)

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リンカーズ(5131)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

リンカーズ(5131)の市場からの吸収金額はIPO想定価格295円としてオーバーアロットメント含め8.2億円と規模的に東証グロース市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO株数は低位株となるため、公募株及び売り出し株合わせて24,310枚と比較的多くあり、海外投資家への販売はありません。

上述の通りリンカーズ(5131)の事業内容はものづくり領域におけるビジネスマッチングサービス、リサーチコンサルティングの提供ということで、ものづくり企業のあらゆる探索等の課題に対して、マッチングプラットフォームの運営を中心に課題解決のサービスを提供しています。

最高のものづくりパートナーを見つけ出す技術探索サービス「Linkers Sourcing」、独自ネットワーク×マッチングで5つの価値を提供するサービス「Linkers Marketing」、導入機関のビジネスマッチング業務の成約数・成果の最大化を実現するマッチングシステム「LFB(Linkers for BANK)」、グローバルな専門家ネットワークと独自のリサーチテクノロジーを駆使し、世界の技術動向を調査するサービス「Linkers Research」、展示会をDX化し、異業種企業のリード獲得支援を目指す、ものづくり技術プラットフォーム「TechMesse」、技術・サービスのプロモーションイベントをトータルコーディネートするサービス「TechMesse Academy」などの提供を行っています。

リンカーズ(5131)IPO事業系統図

リンカーズ(5131)の株主の中にはベンチャーキャピタルの保有株が4社5,213,000株あり、今回のIPO(新規上場)に際する売り出しで1,465,000株放出するものの、まだ3,748,000株が残ります。4社ともに90日間のロックアップが掛かっていますが、公開価格の1.5倍となれば解除され売却可能となります。

その他既存の上位株主には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっているため、上場時の余計な売り圧力とはなりません。公募株式966,000株うち85,000株を上限として、福利厚生を目的に従業員持株会(リンカーズ従業員持株会)に売付け(親引け)する予定となっています。

リンカーズ(5131)の事業内容はものづくり領域に特化したビジネスマッチングサービス及びリサーチコンサルティングで、IPO市場では人気化しやすい情報・通信業セクターとなります。売り出し人がジャフコ系のベンチャーキャピタルとなることから出口(イグジット)感はあるものの、公開規模はIPO想定価格(295円)ベースで8.2億円と小型サイズで、個人投資家が買いやすい低位株となることから堅調スタートとなりそうです。とはいえ、公開価格の1.5倍となれば大量のVC爆弾が落ちてくる可能性も考えると初値評価はC級評価と言ったところが妥当でしょうか。

いずれにしてもこの内容と規模で公募割れする可能性は少なく、プラスリターンになる可能性の方が高いと思われるため、現時点での管理人の個人的なこのリンカーズ(5131)のIPO参加スタンスは積極参加で行く方向で考えています。超低位株となるため、複数獲得でないとあまり旨味は無いかもしれませんね。

そしてIPO主幹事はSBI証券となるため、IPO愛好家の間ではIPOチャレンジポイントの話題で盛り上がりそうですが、個人的には使用する予定はありません。とりあえずまた改めてリンカーズ(5131)のIPO初値予想記事でIPOチャレンジポイントの考察をしてみたいと思います。

リンカーズ(5131)のIPO(新規上場)業績等

リンカーズ(5131)のIPO経営指標
リンカーズ(5131)IPO経営指標

リンカーズ(5131)のIPO売上高及び経常損益
リンカーズ(5131)IPO売上高及び経常損益

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西 和仁

この記事を書いた人:西 和仁(IPO投資歴18年)

2006年からIPO投資を続け、一度はブログを卒業しましたが、現在は「緩く、自然体」をモットーにIPO情報を発信しています。18年間の経験から見える「負けないためのIPOとの付き合い方」を大切にしています。

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