モイ(5031)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日は2社のIPO新規上場承認発表がありました。上場日は大安となることからか2社同日上場です。

IPO新規上場承認発表2社2022.3.24

当記事はひとまずモイ(5031)のIPO詳細記事となりますが、もう1社のストレージ王(2997)のIPO詳細記事につきましてはまた後ほど別記事にてご紹介させて頂きたいと思います。

モイ(5031)の上場日は2022年4月27日(水)で、ストレージ王(2997)と2社同日上場、上場市場は東証グロース市場(市場再編後の新興市場)への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSBI証券となっております。

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モイ(5031)のIPO(新規上場)情報

設立:2012年2月29日
業種:情報・通信業
事業の内容:ライブ配信コミュニケーションプラットフォーム「ツイキャス」の企画、開発、運営

モイ(5031)IPO上場承認

上場市場東証グロース
コード5031
名称モイ
公募株数1,041,800株
売出し株数1,320,000株
オーバーアロットメント354,200株
IPO主幹事証券SBI証券
IPO引受幹事証券極東証券
岩井コスモ証券
アイザワ証券
東洋証券
エイチ・エス証券
むさし証券
水戸証券
松井証券前受け金不要
SBIネオトレード証券委託幹事
IPO発表日3月24日(木)
上場日4月27日(水)
仮条件決定日4月8日(金)
ブック・ビルディング期間4月12日(火)~4月18日(月)
公開価格決定日4月19日(火)
IPO申し込み期間4月20日(水)~4月25日(月)
時価総額61.8億円
吸収金額12.7億円
想定価格470円(47,000円必要)

そしてこのモイ(5031)のIPO主幹事はSBI証券となることからSBIネオトレード証券IPO委託幹事(裏幹事)入りとなる可能性が高いです。

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モイ(5031)のIPO(新規上場)事業内容等

モイ(5031)は人の集まりをオンライン化し、快適に双方向のコミュニケーションを行える場の提供及びその利用者が様々なコミュニケーション活動をすることにより経済が発生する仕組みの実現を目指してライブ配信サービス「ツイキャス」のサービス企画、開発、運営を主たる業務としています。

ライブ配信とはパソコンやスマートフォンから映像と音声をリアルタイムに他者へ届けることを言い、この「ツイキャス」はユーザーがパソコン、スマートフォン、タブレット等からウェブブラウザや専用のアプリを使って、動画や静止画・音声をライブ配信することができるサービスとなります。

モイ(5031)IPO事業内容

ユーザーは自ら実際にライブ配信を行う「配信者」とそのライブ配信された動画や音声を視聴する「視聴者」に大別され、ユーザーはライブ配信及びライブ配信の視聴を原則として無料で行うことができます。配信者によるライブ配信は原則として「ツイキャス」内で全てのユーザーが自由に視聴することが可能で、視聴者はライブ配信画面内に設置されているコメント機能やアイテム機能を用いて配信者や他の視聴者とリアルタイムでコミュニケーションを取ることが可能です。

モイ(5031)IPO事業系統図


※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。

【手取金の使途】
手取概算額435,374千円に第三者割当増資の手取概算額上限153,156千円を合わせた、手取概算額合計上限588,530千円については、①システムの機能強化及び安定的な稼働のためのインフラ費用、②認知拡大・ブランディングのための広告宣伝費用として充当する予定であります。
なお、各々の具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する方針であります。
(モイのIPO目論見書より一部抜粋)

モイ(5031)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

モイ(5031)の市場からの吸収金額はIPO想定価格470円としてオーバーアロットメント含め12.7億円と規模的に東証グロース市場への上場としては10億円超えではあるもののまだ小型サイズの範囲となり、荷もたれ感を感じるほどの水準ではありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて23,618枚と低単価のため多めにありますが、海外投資家への販売はありません。

上述の通りモイ(5031)の事業内容はライブ配信コミュニケーションプラットフォーム「ツイキャス」の企画、開発、運営ということで、スマホ1台あれば誰でも簡単に動画や静止画・音声などをライブ配信することが可能となるサービスの提供を行っています。社名「モイ」を聞いてもいまいちピンと来ませんでしたが、「ツイキャス」と聞けばそれなりに認知度はあるのではないでしょうか。

モイ(5031)はモバイルにフォーカスしたライブ配信サービス「ツイキャス」を軸にスマートフォンだけで配信可能ゲーム実況ライブアプリ「ツイキャスゲームズ」、かわいいアバターでチャットや通話を楽しむSNSアプリ「パルミン」、クラスメイト・部活・バイト先・ゲーム仲間など、グループで楽しめるSNSアプリ「キャットリー」などのサービスを提供しています。

ライブ配信「ツイキャス」は2010年のサービス開始以来、10代・20代前半の男女を中心にユーザーを獲得しており、2021年7月末時点の累積登録ユーザー数は3,360万に達していますが、管理人のようなおっさん層は10%のうちのさらに数%レベルでしょうかね^^;

モイ(5031)IPO登録ユーザー数

モイ(5031)の株主の中にはベンチャーキャピタルの保有株が4社3,166,000株あり、今回のIPO新規上場)に際する売り出しでの放出はありません。市場での売却狙いなのか継続保有なのかは不明で、4社ともに90日間のロックアップが掛かっていますが公開価格の1.5倍となれば解除され売却可能となります。

コロナ禍ということもあり、こういったライブ配信サービスは時流に乗ったビジネスモデルと言えそうです。公開株数は23,618枚と多いものの、規模は12.7億円と荷もたれ感の無いレベル。業績水準もそこそこ大きく、売上は右肩上がりで順調に推移しており、赤字続きだった収益面も黒字化となったタイミングでの上場となります。

モイ(5031)のIPO幹事団(シンジケート)の中には大手証券及び準大手証券が1社として無く、ネット証券を中心に中堅証券や地場証券で固められており、幹事構成にやや不安がありますが、単価も安いため大口よりも個人投資家を中心に買いが集まりそうな銘柄なので特に気にする必要は無いかもしれません。ひとまずの初値評価はB級評価といったところでしょうか。

よってとりあえず現時点での管理人の個人的なこのモイ(5031)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定です。IPO主幹事はSBI証券ということで、IPOチャレンジポイントの話題も出て来そうですが、今の相場では個人的に「温存が吉」と思っているため、低位株ということも含めて使用することは無いと思います。資金枠で複数株GETできればラッキーなんて甘いことを考えています^^;

それと当記事には関係ありませんが、本日(3月24日)後期抽選型のLINE証券ギックス(9219)のIPO当選を頂きました。個人的にLINE証券でのIPO当選は初となります。評価は分かれていますが、堅調スタートになることを願います。当選画像は下記記事最下部に追記していますが、スマホのキャプチャ画像なのでやたらと大きくなってしまいました^^;

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モイ(5031)のIPO(新規上場)業績等

モイ(5031)のIPO経営指標
モイ(5031)IPO経営指標

モイ(5031)のIPO売上高及び経常損益
モイ(5031)IPO売上高及び経常損益

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