オキサイド(6521)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。早くも4月第一号IPOの登場です。この雰囲気だと某情報通り3月と4月は分散されており、4月も3月と同等件数程度となる可能性は十分あり得そうですね。

オキサイド(6521)の上場日は4月5日(月)で今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。

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オキサイド(6521)のIPO(新規上場)情報

設立:2000年10月18日
業種:電気機器
事業の内容:光学分野における酸化物単結晶、光部品、レーザ光源、計測装置などの開発・製造・販売

オキサイド(6521)IPO上場承認

上場市場東証マザーズ
コード6521
名称オキサイド
公募株数750,000株
売出し株数332,900株
オーバーアロットメント162,400株
IPO主幹事証券野村證券前受け金不要
IPO引受幹事証券大和証券
SMBC日興証券
楽天証券100%完全抽選
マネックス証券100%完全抽選
極東証券
水戸証券
SBI証券
岡三証券
岩井コスモ証券
大和コネクト証券委託幹事
岡三オンライン証券委託幹事
IPO発表日3月1日(月)
上場日4月5日(月)
仮条件決定日3月16日(火)
ブック・ビルディング期間3月18日(木)~3月24日(水)
公開価格決定日3月25日(木)
IPO申し込み期間3月26日(金)~3月31日(水)
時価総額112.3億円
吸収金額30.8億円
想定価格2,480円(248,000円必要)

そして上記をご覧の通りこのオキサイド(6521)のIPO幹事団(シンジケート)の中には大和証券岡三証券が入っているため、それぞれグループ会社となるCONNECTコネクト)と岡三オンライン証券のIPO幹事入りも期待できそうです。

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オキサイド(6521)のIPO(新規上場)事業内容等

オキサイド(6521)は単結晶、光部品(光デバイス)、レーザ光源、光計測装置などの光学関連製品、主に光を使った計測分野の装置メーカーや光学製品メーカー向けに開発・製造・販売しており、光学事業の単一セグメントですが、製品の用途から「光計測・新領域事業」「半導体事業」「ヘルスケア事業」の3つの事業に区分されております。

オキサイド(6521)IPO事業内容

光計測・新領域事業

国内外の光計測機器/光学製品メーカー及び大学等研究機関に向けて、単結晶・光部品(光デバイス)・レーザ光源・光学測定装置を開発・製造・販売しております。
オキサイド(6521)IPO光計測・新領域事業

半導体事業

半導体ウエハ(半導体素子の製造材料)の検査装置メーカー向けに、単結晶とレーザの開発・製造・販売を行っております。
オキサイド(6521)IPO半導体事業

ヘルスケア事業

がんの診断に使用されるPET検査装置に搭載されるシンチレータ単結晶の開発・製造・販売を行っております。
オキサイド(6521)IPOヘルスケア事業

【手取金の使途】
手取概算額1,697百万円については第三者割当増資の手取概算額上限370百万円と合わせて設備資金に充当する予定であります。設備資金の内訳としては、半導体事業における顧客が製造販売する半導体ウエハの検査装置に搭載するレーザの定期的なメンテナンス需要に対応するための設備投資として、新たに第4工場の建設を計画しております。また、ヘルスケア事業における増産に対応するための単結晶製造装置の増設を第3工場において計画しております。第4工場の建屋建設に882百万円、レーザ製造装置の購入に333百万円、システム投資に8百万円、小計1,223百万円、第3工場の単結晶製造装置の購入に100百万円(製造装置5台分に相当)、イリジウム坩堝の購入に400百万円(製造装置1台当たりイリジウム坩堝1個が必要となる為、イリジウム坩堝5個分に相当)、小計500百万円を予定しており、2022年2月期に1,223百万円、2023年2月期に500百万円を充当することを予定しております。
なお、残額については、当社の借入金の返済に充当する予定であります。また、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(オキサイドのIPO目論見書より一部抜粋)

オキサイド(6521)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

オキサイド(6521)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,480円としてオーバーアロットメント含め30.8億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型でやや荷もたれ感を感じるサイズとなります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて10,829枚と万枚超えと比較的多くあります。

オキサイド(6521)の主な事業内容は上述の通り「光学事業」となっており、また専門性の高いニッチで地味なIPO案件が来たかと思いきや、色々調べているとすべての単結晶育成装置を保有している世界で唯一の企業と、スゴい企業のようです。

多くの単結晶をラインアップしており、特にオキサイド(6521)の代表製品となる「スーパーLN・スーパーLT単結晶」は2001年5月に世界初の新製品開発として成功しており、中小企業長官賞受賞も受賞しています。国際展示会で販売開始され、世界市場を対象にした製品でもあり、この業界においては実質的に世界のオンリーワン企業となるようです。

IPO市場では初モノとかナンバーワンとかオンリーワンとか1位的な特別感のあるIPO案件は人気化しやすい傾向がありますが、今回もばっちりオンリーワンです。しかも世界レベルのオンリーワンです。

2014年には経済産業省の「グローバルニッチトップ100選」に選定されているだけあって、正直管理人にはニッチな業態過ぎて内容はイマイチよくわかりませんが^^;

オキサイド(6521)IPO単結晶とは

半導体レーザという言葉を見るとどうしても今年(2021年)第一号IPOのQDレーザ(6613)を思い浮かべてしまいます。当たらずとも遠からずと言ったところでしょうか。少なくとも半導体レーザというワードから意識はされそうですし、中身をしっかり確認すれば、もしかするとこのオキサイド(6521)の方がQDレーザ(6613)よりも土俵は違えど優れている企業なのかもしれません。と思うのは管理人だけかもしれませんが^^;

でも沿革を見てもまさにオンリーワン企業ということを証明するかのように、個人的にはほとんど聞いたことのない賞ですが、かなり多くの賞を受賞しているんですよね。

2002年04月:第14回中小企業長官賞受賞(中小企業優秀新技術・新製品)
2003年07月:第32回日本結晶成長学会で技術賞受賞
2005年11月:第1回つくばベンチャー大賞受賞
2006年04月:経済産業省「中小企業300社」賞受賞
2008年07月:第33回井上春成賞受賞
2009年07月:経済産業省ものづくり日本大賞特別賞を受賞
2009年11月:第1回やまなし産業大賞受賞
2011年04月:レーザー学会産業賞奨励賞を受賞
2014年03月:経済産業省「グローバルニッチトップ企業100選」受賞
2015年04月:Dr.SPECKLEがレーザー学会産業貢献賞を受賞
2016年01月:Dr.SPECLEが機会振興協会「機会振興協会会長賞」を受賞
2018年04月:深紫外固体連続波レーザーがレーザー学会産業優秀賞を受賞

当初は一見すると地味企業のように見えましたが、なんとなく化けそうな雰囲気を感じるのは気のせいでしょうか。今後の大手初値予想会社の見解が楽しみではありますが、ひとまず個人的な第一印象としての初値評価はA級評価で、IPO参加スタンスは全力申し込みで問題ないIPO案件と考えています。買い被り過ぎてたらすいません。

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<追記>
早速CONNECTコネクト)がこのオキサイド(6521)のIPO裏幹事委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。

オキサイド(6521)のIPO取り扱い決定大和コネクト証券
オキサイド(6521)IPO大和コネクト証券

<追記>
やはり岡三オンライン証券もこのオキサイド(6521)のIPO裏幹事委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。

オキサイド(6521)のIPO取り扱い決定岡三オンライン証券
オキサイド(6521)IPO岡三オンライン証券

オキサイド(6521)のIPO(新規上場)業績等

オキサイド(6521)のIPO経営指標
オキサイド(6521)IPO経営指標

オキサイド(6521)のIPO売上高及び経常損益
オキサイド(6521)IPO売上高及び経常損益

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