ペットゴー(7140)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(3月25日)IPO新規上場承認発表があった2社のうちの1社です。これで4月はジャスト10社となりました。ゴールデンウィーク前のIPOは出そろった感じでしょうかね。

IPO新規上場承認発表2社2022.3.25

すでにもう1社のクリアル(2998)のIPO詳細については下記記事にてご紹介させて頂いておりますので、よろしければご覧下さいませ。

ペットゴー(7140)の上場日は2022年4月28日(木)で、クリアル(2998)と2社同日上場、上場市場は東証グロース市場(市場再編後の新興市場)への上場で、IPO主幹事は可もなく不可もなくのみずほ証券となっております。

ペットゴー(7140)のIPO(新規上場)情報

設立:2004年11月17日
業種:小売業
事業の内容:Eコマースを主としたペットヘルスケア事業

ペットゴー(7140)IPO上場承認

上場市場東証グロース
コード7140
名称ペットゴー
公募株数550,000株
売出し株数80,000株
オーバーアロットメント94,500株
IPO主幹事証券みずほ証券
IPO引受幹事証券大和証券
SBI証券
楽天証券100%完全抽選
松井証券前受け金不要
大和コネクト証券委託幹事
マネックス証券委託幹事
IPO発表日3月25日(金)
上場日4月28日(木)
仮条件決定日4月11日(月)
ブック・ビルディング期間4月13日(水)~4月19日(火)
公開価格決定日4月20日(水)
IPO申し込み期間4月21日(木)~4月26日(火)
時価総額8.7億円
吸収金額3.6億円
想定価格500円(50,000円必要)

そしてこのペットゴー(7140)のIPO幹事団(シンジケート)の中には大和証券が入っているため、グループ会社となるCONNECTコネクト)がIPO委託幹事(裏幹事)入りとなる可能性が高いです。ただし平幹事となるため、割り当て数は少なめになるかと思います。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ 大和コネクト証券公式サイト
CONNECT

ペットゴー(7140)のIPO(新規上場)事業内容等

ペットゴー(7140)はグループ会社で、ペットゴー株式会社及び結子会社(ペットゴープロダクツ株式会社)の計2社で構成されており、テクノロジーを駆使してペットの健康寿命を最大化していくために、ペットヘルスケア×デジタル(Eコマース)を事業ドメインとしてペットヘルスケアに特化したEコマースを展開しております。

ペットゴー(7140)IPO取扱商品及び販売チャネル

ペットゴーグループのセグメントはペットヘルスケア事業の単一セグメントですが、事業の特徴として「マルチコマース展開」「サブスクコマース展開(定期購入)」「D2Cブランド展開」の3つの事業を展開しています。

マルチコマース展開

主な取扱商材は犬猫の日々の健康をサポートするペットヘルスケア商品が大半を占めており、定期的に消費されるものであることから、できるだけ多くのペットオーナーが利用しやすいよう自社オンラインサイトに加え、他社オンラインモールにも複数出店し、ペットヘルスケアに特化したマルチコマースを展開しております。

サブスクコマース展開(定期購入)

主な取扱商材は定期的に消費されるものであり、定期購入とは比較的相性が良いものであります。自社オンラインサイトにおける定期購入は、購入タイミング及び配送日時を自由に設定でき、解約の自由度も高いため、その利便性の高さから、自社オンラインサイトの売上高に占める定期購入比率は、第16期で29.3%、第17期で33.1%、第18期第3四半期累計期間で40.7%と着実に増加しております。

D2Cブランド展開

ペットヘルスケアD2Cブランド「ベッツワン」シリーズを発売しており、主なD2Cブランドは犬猫の食事療法食「ベッツワンベテリナリー」、犬猫の総合栄養食「ベッツワンプレミアム」、犬猫のノミ・マダニ駆除薬「ベッツワンプロテクトプラス」(ジェネリック動物用医薬品)その他、犬猫の関節、目、下部尿路や腸内環境の健康維持に対応した各種サプリメント(栄養補助食)、歯磨きペースト、デンタルガムなどのデンタルケア製品、毎日のペットライフに欠かせないウェットティッシュやペットシーツ、猫砂等のD2Cブランド製品も展開しております。


※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。

【手取金の使途】
手取概算額243,000千円に第三者割当増資の手取概算額上限43,470千円を合わせた手取概算額合計上限286,470千円については、全額を2023年3月末までに、中長期での成長が見込まれるD2Cブランド製品成長のための費用に充当する予定です。2022年3月期までに主要なD2Cブランド製品の上市は行っておりますが、安定的に商品を供給していくこと及び継続して販促活動を行っていくことが重要であると考えております。
(ペットゴーのIPO目論見書より一部抜粋)

ペットゴー(7140)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

ペットゴー(7140)の市場からの吸収金額はIPO想定価格500円としてオーバーアロットメント含め3.6億円と規模的に東証グロース市場への上場としては超小型サイズとなり荷もたれ感はまったくありません。IPO株数は低単価となることから公募株及び売り出し株合わせて6,300枚と多くはないものの極少というわけでもありません。

上述の通りペットゴー(7140)の事業内容はEコマースを主としたペットヘルスケア事業ということで、テクノロジーを駆使し、マルチコマース展開によって収集されたペットデータを自社が開発、運用するデータ管理プラットフォームに蓄積し、それらのペットデータをマーケティングや製品企画に活用しています。

日本では約2割の世帯が犬猫と共に暮らしており、もはやペットは家族と同じ存在です。いつまでも健康で長生きしてほしいという願いは愛犬猫家にとっては共通の願いで、その健康をサポートするためのペットヘルスケア商品を取り扱っています。OEMパートナーを活用したファブレス(自社工場を持たない)での製造体制を構築し、メーカーや卸業者を介さないことで、求めやすい価格を実現しています。

ペットゴー(7140)IPOベッツワン

ペットゴー(7140)の株主の中にはベンチャーキャピタル(投資ファンド含む)の保有株が6社301,200株あり、今回のIPO(新規上場)に際する売り出しでの放出はありません。6社すべてにロックアップが掛かっており、90日後もしくは公開価格の1.5倍となれば解除されますが、みずほ証券お得意の初値形成後しか売却することができなタイプのロックアップとなっているため、上場時の大きな売り圧力はありません。

設立17年の企業ということで売上は安定の横ばい、Eコマースとはいえ中身は地味なペット関連の小売り業。公開規模はIPO想定価格(500円)で3.6億円と小型で時価総額はわずか8.7億円。初値は完全に需給頼りとなりそうな案件です。初値評価は業態度外視の需給のみでも今の環境ではC級評価が妥当で、初値高騰も無い代わりに公募割れも無いレベルという感じでしょうか。

よってとりあえず現時点の管理人の個人的なこのペットゴー(7140)のIPO参加スタンスはストレスの掛からない形(主幹事+SBI証券)での申し込みとなりそうです。とはいえIPO主幹事はみずほ証券で単価が1,000円未満となることからすでに200株1セット配分となっているため、IPO当選は困難となりそうですね。

ペットゴー(7140)IPO配分みずほ証券

ペットゴー(7140)のIPO(新規上場)業績等

ペットゴー(7140)のIPO経営指標
ペットゴー(7140)IPO経営指標

ペットゴー(7140)のIPO売上高及び経常利益
ペットゴー(7140)IPO売上高及び経常利益

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