SANEI(6230)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きたいと思います。

昨日(3月19日)IPO新規上場承認発表のあった2社のうちの1社です。もう1社のスマート・ソリューション・テクノロジー(6598)についてはすでに下記記事にてご紹介させて頂いております。

SANEI(6230)の上場日は4月24日(金)で、今のところはさくらさくプラス(7097)2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高まりにくい東証二部市場への上場で、IPO主幹事はチャンス当選もあり、毎回IPO愛好家からの当選報告が多い大和証券となっております。

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SANEI(6230)のIPO(新規上場)情報

設立:1960年12月21日
業種:機械
事業の内容:給排水器具等の製造販売

SANEI(6230)IPO上場承認

上場市場東証二部
コード6230
名称SANEI
公募株数260,000株
売出し株数200,000株
オーバーアロットメント69,000株
IPO主幹事証券大和証券
IPO引受幹事証券野村證券前受け金不要
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
SBI証券
SMBC日興証券
auカブコム証券委託幹事
上場日4月24日
仮条件決定日4月7日
ブック・ビルディング期間4月9日~4月15日
公開価格決定日4月16日
IPO申し込み期間4月17日~4月22日
吸収金額11.6億円
想定価格2,200円(220,000円必要)

そして上記をご覧の通りこのSANEI(6230)のIPO幹事団(シンジケート)の中には三菱UFJモルガン・スタンレー証券が入っていることから、auカブコム証券のIPO幹事入りも期待できそうです。

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SANEI(6230)のIPO(新規上場)事業内容等

SANEI(6230)は水まわりの製品(給水栓・給排水金具・継手及び配管部材等)の製造・販売を主な内容とする、水栓金具を専門で取り扱うメーカーです。主要製品である給水栓とは単水栓、湯水混合水栓、止水栓、ボールタップ及び洗浄弁・洗浄水栓を総称するものです。

1954年の創業当時は蛇口など水栓金具を単体で販売していましたが、その後、モノづくりを進め、水道メーター以降、蛇口までの水道インフラ全体をカバーする販売へと事業展開を進めております。

SANEI(6230)IPO時代

現在は多様化するプライベート空間やパブリック空間にマッチする製品開発を行い、「キッチンルーム・バスルーム・洗面ルームなどの水まわりにおける住空間全体をトータルに提案できるメーカー」を目指し、「水道(みずみち)」の販売から「水域(みずいき)」の販売へと、新たな事業展開に取り組んでいます。

SANEI(6230)IPO水概念

【手取金の使途】
手取概算額509,100千円及び第三者割当増資の手取概算額上限139,915千円を合わせた手取概算額上限649,015千円については、岐阜工場における生産設備に係る設備投資に充当する予定であります。なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する方針であります。
(SANEIのIPO目論見書より一部抜粋)

SANEI(6230)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

SANEI(6230)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,200円としてオーバーアロットメント含め11.6億円と規模的に東証二部市場への上場としては小型となり、荷もたれ感はありません。

ただ、事業内容は給排水器具等の製造販売と地味業種、設立1960年(創業1954年)と60年以上続く歴史ある老舗企業東証二部上場と、残念ながら社会的信頼度は高いものの、IPO市場ではほぼ不人気となる条件が揃っています。水まわり製品だけに「水の呼吸」と言えば旬な銘柄でしょうか。冗談です^^;

さらに60年以上経った今になって、と言う今さら上場感が否めませんし、この最悪な地合いの中で上場するなんて、なんともついていないというか、残念過ぎる感じです。しかも2社同日上場。

販売チャネルは以下の4ルートに区分されており、4つの販売チャネルに対し、全国に支店・営業所を設置し、営業拠点展開を行っていますが、実は管理人は過去に下記の「建材・住設商社」の位置に勤めていましたので、SANEI(6230)は三栄水栓製作所時代からよくよく存じています。

SANEI(6230)IPO販売チャネル

当時、SANEI(6230)の水まわり製品はTOTOINAX(現LIXIL)よりも安価だったので低価格を求める顧客に対して利用させて頂いておりました。もう20年以上も前の話なので懐かしいです^^;

SANEI(6230)の株主の中にはベンチャーキャピタルの保有株は無く、既存の上位株主には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっています。業績は老舗企業らしく横ばいです。

地合いが良ければ過去にお世話になった(した?)ことのある会社なので、記念という意味で申し込んでも良いかとは思いましたが、残念ながら今のこの地合いでのIPO参加スタンスはスルーとなりそうです。

今週は3月のIPOラッシュ延長戦のように、まさかの5社IPO新規上場承認発表がありましたが、逆に4社上場中止(延期)発表もありました。完全にカオスです。

今の地合いでIPO新規上場承認発表があっても、正直IPO愛好家としてはまったく嬉しくない(逆に迷惑)ので、大人の事情よりも市況を優先して頂き、来週以降は市況が安定するまでは空気を読んでゼロでお願いしたいところです。

<追記>
やはりauカブコム証券がこのSANEI(6230)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。

SANEI(6230)のIPO取り扱い決定auカブコム証券
SANEI(6230)IPOauカブコム証券

SANEI(6230)のIPO(新規上場)業績等

SANEI(6230)のIPO経営指標
SANEI(6230)IPO経営指標

SANEI(6230)のIPO売上高及び経常利益
SANEI(6230)IPO売上高及び経常利益

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