さくらさくプラス(7097)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きたいと思います。昨日(3月18日)IPO新規上場承認発表のあった2社のうちの1社です。もう1社のアールプランナー(2983)についてはすでに下記記事にてご紹介させて頂いております。
アールプランナー(2983)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きたいと思います。昨日(3月18日)はまたもやIPO新規上場承認発表が2社ありました。も …
さくらさくプラス(7097)の上場日は4月24日(金)で、今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はSMBC日興証券となっております。ちなみにこのSMBC日興証券は新規口座開設でIPOの当選確率がUPします。
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さくらさくプラス(7097)のIPO(新規上場)情報
設立:2017年8月1日
業種:サービス業
事業の内容:認可保育所を中心とした保育所等の運営
上場市場 | 東証マザーズ |
コード | 7097 |
名称 | さくらさくプラス |
公募株数 | 457,000株 |
売出し株数 | 402,900株 |
オーバーアロットメント | 128,900株 |
IPO主幹事証券 | SMBC日興証券 |
IPO引受幹事証券 | SBI証券 岩井コスモ証券 マネックス証券(100%完全抽選) エース証券 |
上場日 | 4月24日 |
仮条件決定日 | 4月8日 |
ブック・ビルディング期間 | 4月9日~4月15日 |
公開価格決定日 | 4月16日 |
IPO申し込み期間 | 4月17日~4月22日 |
吸収金額 | 20.3億円 |
想定価格 | 2,060円(206,000円必要) |
さくらさくプラス(7097)のIPO(新規上場)事業内容等
さくらさくプラス(7097)の事業内容は保育所の運営及び保育所への利活用を想定した不動産の仲介・管理業務で、保育をマニュアル化及び共有し、職員の教育研修に力を入れており、様々な不動産情報を収集し、蓄積された保育ノウハウを施設整備に活かした保育所開発を行っております。
保育所の立地に関しても駅からの距離、利便性の高いエリアへの強いこだわりを持ち、利用者や働く保育士から選ばれる施設づくりを行い、ソフト面(保育の内容及び職員の質)とハード面(施設及び不動産)の両輪を見据え事業を展開しております。
保育事業においては「さくらさくみらい」という名称で、保育ニーズが中長期的に高いものと見込まれる東京都23区を中心に認可保育所、小規模認可保育所、東京都認証保育所を直営で運営しております。
【手取金の使途】
手取概算額855,106千円については第三者割当増資の手取概算額上限243,436千円と合わせた手取概算額合計上限1,098,542千円について、全額を連結子会社である株式会社さくらさくみらいへの投融資資金に充当する予定です。株式会社さくらさくみらいにおける資金の使途は、2021年4月に開設を予定している認可保育所(13施設)の設備投資資金として、2021年7月期中に全額を充当する予定であります。なお、2021年4月に開設を予定している認可保育所に関し、有価証券届出書提出時において開設場所や認可等が確定しているものではありませんが13施設程度の開設を見込んでおります。また、上記調達資金については、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する予定であります。
(さくらさくプラスのIPO目論見書より一部抜粋)
さくらさくプラス(7097)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
さくらさくプラス(7097)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,060円としてオーバーアロットメント含め20.3億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型で、やや荷もたれ感を感じるサイズとなります。
さくらさくプラス(7097)は株式会社ブロッサム(現:株式会社さくらさくみらい)の完全親会社として設立された会社のため、設立は2017年8月1日となっていますが、2009年8月より株式会社ブロッサムとして保育所の運営を行っているのでスピード上場というわけではありません。
上述の通り、事業内容は認可保育所を中心とした保育所等の運営ということで先日(3月4日)に上場したKids Smile Holdings(7084)とおおむね同業種となります。公開規模も20億円ほどだったので、スペック的にもほぼ同じです。
Kids Smile Holdings(7084)は公開価格2,260円に対して付いた初値は2,732円と金融市場は悪地合いの序章段階で、まだIPO市場にまでは波及していない状態の中での上場だったことから、20億円ほどの吸収金額でもおよそ1.2倍の堅調スタートとなっています。ところが今現状の地合いは吸収金額10億円未満のネット関連という鉄板A級銘柄ですら、公募割れするほどにまで急速に悪化しております。
さくらさくプラス(7097)の株主にベンチャーキャピタルの保有株は無く、上位株主には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっているため、上場時の余計な売り圧力はありません。
最近のIPO企業に対してはこんな時期にわざわざ上場しなくてもと思っていますが、このさくらさくプラス(7097)という社名や経営理念、公式サイトからは、なんとしてもこの桜咲く時期に上場したかったということが伺えます。
ただいずれにしてもKY銘柄であることには変わりません。よって現時点の管理人の個人的なこのさくらさくプラス(7097)のIPO参加スタンスはスルーよりの消極的参加でニュートラル継続とさせて頂きます。
さくらさくプラス(7097)のIPO(新規上場)業績等
さくらさくプラス(7097)のIPO経営指標
さくらさくプラス(7097)のIPO売上高及び経常利益
本日(3月19日)3社同日上場のIPO(新規上場)初値結果
本日(3月19日)も3社同日上場となりました。しかしながらなんとか全滅は回避し、関通(9326)だけは事前予想通り好発進となりました。いやはや個人的にはIPO当選していなのですが、どこかしら嬉しいですね。
もちろん今回は新型コロナウィルスという悪材料が逆に巣ごもり効果による好材料となった上、先日のはAmazonの好ニュースの援護射撃もあったためかと思われます。今回の関通(9326)のように明確に買う理由のある銘柄は買われるようですが、残念ながら他の銘柄を見る限りでは根本的なIPO地合いの回復には至っていないというのが現状です。
<ゼネテック(4492)のIPO(新規上場)初値結果>
公募価格:1,700円
初値価格:1,620円(9:06初値形成)
初値売却損:-8,000円
初値買い資金:1.8億円
<関通(9326)のIPO(新規上場)初値結果>
公募価格:490円
初値価格:1,032円(13:19初値形成)
初値売却損:+54,200円
初値買い資金:7.3億円
<日本インシュレーション(5368)のIPO(新規上場)初値結果>
公募価格:940円
初値価格:869円(9:15初値形成)
初値売却損:-7,100円
初値買い資金:1.2億円
関通(9326)のIPO主幹事はみずほ証券でIPO当選された方は200株1セットとなるため、利益も2倍となります。ご当選された方はおめでとうございます。初値形成後はわずか17分でストップ高まで急伸しました。ただ残念ながら張り付きとはならず、大引けは1,165円まで急落して終了となりました。
アイキューブドシステムズ(4495)IPO(新規上場)中止
はい、アイキューブドシステムズ(4495)のIPO(新規上場)中止(延期)が正式に発表されました。仮条件決定の遅延は結局はやはりただの悪あがきだったようです。
これで上場中止(延期)銘柄は3月7社目となり、2004年以降ではIPO市場過去最多の上場中止件数となりました。もちろん年間なのでまだ更新していく可能性はあります。しかしこんな状況にも関わらず本日(3月19日)またもや性懲りも無くIPO新規上場承認発表が2社ありました。やはり完全にカオスですね。
そして本日(3月19日)仮条件決定予定日だったステムセル研究所(7096)も3月24日に変更されました。またもや上場中止(延期)候補銘柄の登場です。
同時に本日(3月19日)仮条件決定予定日だったコマースOneホールディングス(4496)の仮条件決定日も3月23日に変更されました。こちらも上場中止(延期)候補銘柄となりそうです。
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