Sharing Innovations(4178)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。ちなみに「Sharing Innovations」と書いて「シェアリング イノベーションズ」と読みます。
本日(2月19日)はIPO新規上場承認発表がなんと4社もありました。さすが魔の金曜日ですね。もちろんIPO愛好家としては嬉しい悲鳴ですが、何も固めて出さなくてもという感じです^^;
残り3社ベビーカレンダー(7363)、イー・ロジット(9327)、ブロードマインド(7343)の詳細記事についてはまた後ほどIPO目論見書を見ながらあらためて別記事にて一つ一つご紹介させて頂きます。
Sharing Innovations(4178)の上場日は3月24日(水)で、シキノハイテック(6614)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は今年(2021年)初主幹事となる待ってましたのSBI証券となっております。IPOチャレンジポイントの話題で盛り上がりそうですね。
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Sharing Innovations(4178)のIPO(新規上場)情報
設立:2008年6月6日
業種:情報・通信業
事業の内容:システム開発ならびにクラウドインテグレーション
上場市場 | 東証マザーズ |
コード | 4178 |
名称 | Sharing Innovations |
公募株数 | 50,000株 |
売出し株数 | 985,000株 |
オーバーアロットメント | 25,800株 |
IPO主幹事証券 | SBI証券 |
IPO引受幹事証券 | 野村證券(前受け金不要) みずほ証券 SMBC日興証券 エース証券 岩井コスモ証券 松井証券(前受け金不要) SBIネオトレード証券(委託幹事) ネオモバ(委託幹事) |
IPO発表日 | 2月19日(金) |
上場日 | 3月24日(水) |
仮条件決定日 | 3月5日(金) |
ブック・ビルディング期間 | 3月9日(火)~3月15日(月) |
公開価格決定日 | 3月16日(火) |
IPO申し込み期間 | 3月17日(水)~3月22日(月) |
時価総額 | 99.0億円 |
吸収金額 | 28.3億円 |
想定価格 | 2,670円(267,000円必要) |
そしてこのSharing Innovations(4178)のIPO主幹事はSBI証券となっていることから、いよいよ本格的にSBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)のIPO幹事入りも期待できそうですね。IPO申し込み時の前受け金も不要なのでありがたい証券会社です。
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Sharing Innovations(4178)のIPO(新規上場)事業内容等
Sharing Innovations(4178)はグループ会社で、株式会社Sharing Innovations及び子会社2社により構成されており、システムソリューション、クラウドインテグレーション、アプリの企画・開発・運営を主たる事業としております。
DX(デジタルトランスフォーメーション)事業においてはシステム開発・アプリ開発を行う①システムソリューション、クラウドサービスの導入支援を行う②クラウドインテグレーション等を行っております。
①システムソリューション
システムソリューションでは金融、流通、ウェブサービス、人材などの幅広い業種・業態の企業をクライアントとして、主にjavaやRubyなどオープン系の技術を用いた社内情報管理システムやリスク管理システム、様々な用途のネイティブアプリ等の設計・開発・導入・維持管理業務を実施しております。
②クラウドインテグレーション
クラウドインテグレーションではsalesforce.com社が提供しているクラウドベースのCRM(顧客管理)・SFA(営業支援)ツール「Sales Cloud」、マーケティングオートメーションツール「Pardot」、マルチチャネルでのOne to Oneマーケティングを実現する「Marketing Cloud」、人工知能(AI)ツール「Salesforce Einstein」、また、salesforce.com社の子会社であるTABLEAU SOFTWARE,LLCが提供するビジネス・インテリジェンス(BI)ツール「Tableau」等を中心としたクラウドサービス導入支援を行っております。
占いを主要カテゴリーとしたネイティブアプリの企画・開発・運営を中心に行っており、Apple Inc.の運営する「App Store」及びGoogle Inc.の運営する「Google play」等の配信プラットフォーム及びアプリ以外のブラウザを通じて、スマートフォンユーザーに提供しております。
【手取金の使途】
Sharing Innovationsの主たる事業であるデジタルトランスフォーメーション事業では、システム開発・アプリ開発を行うシステムソリューション、クラウドサービスの導入支援を行うクラウドインテグレーション等を行っております。差引手取概算額114,820千円及び第三者割当増資の手取概算額上限63,375千円を合わせた手取概算額合計上限178,195千円については、デジタルトランスフォーメーション事業のうち、クラウドインテグレーションの受注増加に対応するため、人員増強を目的として、2021年12月期に126,000千円、2022年12月期に52,195千円をエンジニアの採用教育費に充当する予定であります。
(Sharing InnovationsのIPO目論見書より一部抜粋)
Sharing Innovations(4178)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
Sharing Innovations(4178)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,670円としてオーバーアロットメント含め28.3億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型サイズとなり、若干荷もたれ感を感じるサイズとなります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて10,350枚とそこそこの量あります。
上述の通りSharing Innovations(4178)の主な事業内容はクラウドサービスを用いた顧客企業へのDX(デジタルトランスフォーメーション)支援及びクラウドサービスの導入支援ということでIPO市場では人気の高い事業内容となります。その人気ぶりを表すかのように業績も売上利益ともに急成長しています。
筆頭株主は東証一部に上場している株式会社Orchestra Holdings(オーケストラホールディングス)となることから、形的には親子上場となります。今回のIPO(新規上場)に際する募集の内訳は公募株50,000株に対して売り出し株985,000株と、およそ20倍ほどあり、売り出し株のすべてはこの親会社となるOrchestra Holdings(6533)が放出することになります。
その他株主の中にベンチャーキャピタルの保有株はなく、Orchestra Holdings(6533)は売り出し放出後も2,675,000株(保有割合72.1%)保有する形になるものの、解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっているため売り圧力とはなりません。需給面は良好と言えそうです。
公開規模にやや荷もたれ感は感じるものの話題のDX(デジタルトランスフォーメーション)関連銘柄ということで買いは殺到することが予想されます。初値評価はA級評価で間違いないでしょうね。よって管理人の個人的なこのSharing Innovations(4178)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定です。ただしIPOチャレンジポイントを使うかどうかはまだ未定です。
ベビーカレンダー(7363)の記事でも書かせて頂いており、これはポイント使い煽りではないということを前提にお伝えさせて頂きたいのですが、このSharing Innovations(4178)とベビーカレンダー(7363)はIPO主幹事がSBI証券ということでIPOチャレンジポイントの話題で盛り上がると思いますが、日程的にはどちらかにしか投入できないので、その分ポイントが分散されて意外と低いポイントでのIPO当選が可能となるかもしれません。あくまでも管理人の勝手な憶測です。
そしてIPO目論見書にはSBIネオモバイル証券に販売を委託する予定との記載があることから、ほぼ間違いなく幹事入りすることになりそうです。委託販売分とは別にとの記載もあるので、そこそこ期待できる数量なのかと変な期待を抱いてしまいますが、1株の可能性は大でしょうね^^;
ただ積極的にこのSharing Innovations(4178)のIPO株を狙いに行くのであれば、やはりこのSBIネオモバイル証券からの申し込みもしっかりしておきたいところですね。もしまだ口座をお持ちでない方は今からの準備であれば十分間に合うと思います。
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Sharing Innovations(4178)のIPO(新規上場)業績等
Sharing Innovations(4178)のIPO経営指標
Sharing Innovations(4178)のIPO売上高及び経常利益
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