東和ハイシステム(4172)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。もうお腹いっぱい状態の中ではありますが、本日(11月20日)また2社のIPO新規上場承認発表がありました。もうさすがにラストでしょうか。

IPO新規上場承認発表2社2020.11.20

もう1社のファンペップ(4881)についてはまた後ほど別記事にてご紹介させて頂きます。

東和ハイシステム(4172)の上場日は12月25日(金)SANEI(6230)とファンペップ(4881)と3社同日上場、上場市場はIPO市場では可もなく不可もなくのJASDAQスタンダード市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。

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東和ハイシステム(4172)のIPO(新規上場)情報

設立:1978年3月1日
業種:情報・通信業
事業の内容:歯科医院向け統合システム(電子カルテ・レセプト・各種アプリケーション等)の開発・販売

東和ハイシステム(4172)IPO上場承認

上場市場JASDAQスタンダード
コード4172
名称東和ハイシステム
公募株数200,000株
売出し株数200,000株
オーバーアロットメント60,000株
IPO主幹事証券野村證券前受け金不要
IPO引受幹事証券SBI証券
みずほ証券
SMBC日興証券
楽天証券100%完全抽選
IPO発表日11月20日(金)
上場日12月25日(金)
仮条件決定日12月7日(月)
ブック・ビルディング期間12月9日(水)~12月15日(火)
公開価格決定日12月16日(水)
IPO申し込み期間12月17日(木)~12月22日(火)
時価総額47.2億円
吸収金額10.0億円
想定価格2,180円(218,000円必要)

東和ハイシステム(4172)のIPO(新規上場)事業内容等

東和ハイシステム(4172)は歯科医院向けシステムの研究開発・営業・サポートに取り組み「歯科電子カルテ統合システムHi DentalSpirit XR-10i」を主力商品とし、仕入先メーカーから機器等を仕入れ、当社が開発したシステムを搭載することで商品とし、これを歯科医院に納品・販売しております。

東和ハイシステム(4172)IPO事業概要

統合システムには①生体認証とデータベースソフトとを活用した電子保存の3基準(真正性・見読性・保存性)への適合、②150万ステップ超のシステムボリュームによる手書きカルテと同様の利便性、③タブレット端末(iPad)を活用した種々のアプリケーションでの運用という特徴があり、歯科医院向けシステムの研究開発からシステムサポートまでワンストップ(一貫体制)で提供しています。

東和ハイシステム(4172)IPO3基準

【手取金の使途】
手取概算額391,120千円については第三者割当増資の手取概算額上限120,336千円と合わせて、設備資金として①商品開発投資224百万円と②社内デジタル化推進63百万円の合計287百万円に、運転資金として③既存商品・サービスの機能向上推進93百万円に充当する予定であります。また、残額が生じた場合には、将来における広告宣伝費及び販売促進費や事業拡大のための運転資金に充当する方針であります。なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(東和ハイシステムのIPO目論見書より一部抜粋)

東和ハイシステム(4172)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

東和ハイシステム(4172)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,180円としてオーバーアロットメント含め10.0億円と規模的にJASDAQスタンダード市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて4,000枚と少ないため希少性もあります。

上述の通り東和ハイシステム(4172)の事業内容は歯科医院向け統合システムの開発・販売ということから、セクターは完全に「サービス業」かと思いましたが「情報・通信業」となっております。設立が1978年ということからか上場市場は東証マザーズではなくJASDAQスタンダードという感じはしましたが、まさかの「情報・通信業」には驚いてしまいました。

IPO目論見書は難しいという表現ではなく、わかりにくいと言った方がしっくりくるかもしれません。そもそも以下のような直筆調の経営哲学が目論見書内に記載されていることにワンマン社長感たっぷりで昭和のノリを感じました。管理人が昔勤めていた会社もこんな感じのワンマン社長だったので、思わず社長の名前を確認してしまったぐらいです^^;

東和ハイシステム(4172)IPO経営哲学

さすがに設立が1978年とあってベンチャーキャピタルの保有株はありません。業績もほぼ横ばいでこれといった新規性も見られなかったことから、今後の成長性も厳しそうな雰囲気を感じます。良い風に言うと「安定」でしょうか。なぜ今さら上場するのかという今さら上場感は否めません。

ただ新型コロナの影響で医療業界も遠隔診療やオンライン診療が推奨されていることから事業内容的には国策とも取れる内容となるため、この機会に上場して認知度を上げておくというのはアリなのかもしれませんね。

上場日は12月25日(金)で3社同日上場となる上、IPOラッシュ終盤戦となることから買い疲れも出ているでしょう。公開規模が10.0億円程度となることから需給主導で公募割れは無いかと思いますが、初値高騰も無さそうな感じです。

IPOという観点での評価はC級評価といったところでしょうか。もし国策銘柄という見方をされることになればB級評価ということになる可能性はあるかもしれませんが、どうも12月後半戦は微妙に地味な案件が目立ちます。

かなり悪い目線での私見が入ってしまいましたが、特に他意はありません。とりあえず現時点での管理人の個人的なこの東和ハイシステム(4172)のIPO参加スタンスは全力申し込みで問題無いと考えていますが、喉から手が出るほど欲しいかと聞かれるとそこまで欲しいIPO銘柄でもありません。

いずれにしてもIPO株数は公募株及び売り出し合わせて4,000枚しかなく、IPO主幹事はマンモス野村となるため、IPO当選は困難でしょうけどね。

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東和ハイシステム(4172)のIPO(新規上場)業績等

東和ハイシステム(4172)のIPO経営指標
東和ハイシステム(4172)IPO経営指標

東和ハイシステム(4172)のIPO売上高及び経常利益
東和ハイシステム(4172)IPO売上高及び経常利益

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