ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(5月20日)IPO新規上場承認発表あった5社のうちの3社目となります。

IPO新規上場承認発表5社2022.5.20

すでに5社中2社のジャパンワランティサポート(7386)とホームポジション(2999)については下記記事にてご紹介させて頂いておりますが、残り2社の坪田ラボ(4890)イーディーピー(7794)のIPO詳細につきましてはまた後ほど別記事にてご紹介させて頂きたいと思います。

ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)の上場日は2022年6月23日(木)で、ジャパンワランティサポート(7386)とホームポジション(2999)と坪田ラボ(4890)と4社同日上場、上場市場は東証グロース市場(市場再編後の新興市場)への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要野村證券となっております。

ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)のIPO(新規上場)情報

設立:2006年7月3日
業種:サービス業
事業の内容:健康管理SaaS等を用いたヘルスデータプラットフォーム及びソリューション事業

ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)IPO上場承認

上場市場 東証グロース
コード 9228
名称 ウェルネス・コミュニケーションズ
公募株数 550,000株
売出し株数 2,220,000株
オーバーアロットメント 415,500株
IPO主幹事証券 野村證券
IPO引受幹事証券 みずほ証券
SBI証券
岩井コスモ証券
松井証券前受け金不要
東海東京証券
LINE証券(委託幹事
IPO発表日 5月20日(金)
上場日 6月23日(木)
仮条件決定日 6月7日(火)
ブック・ビルディング期間 6月8日(水)~6月13日(月)
公開価格決定日 6月14日(火)
IPO申し込み期間 6月15日(水)~6月20日(月)
時価総額 124.1億円
吸収金額 65.9億円
想定価格 2,070円(207,000円必要)

売出株式2,220,000株のうちの一部は欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダ除く)の海外投資家にも販売される予定となっており、国内販売株数及び海外販売株数の最終的な内訳は本募集及び引受人の買取引受による売出しの需要状況等を勘案した上で、売出価格決定日6月14日(火)に決定されます。

そしてこのウェルネス・コミュニケーションズ(9228)のIPO主幹事が野村證券となっていることから、グループ会社となるLINE証券IPO委託幹事(裏幹事)入りがほぼ確定となりそうです。

ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)のIPO(新規上場)事業内容等

ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)は中規模・大規模企業並びに健康保険組合向けにコーポレートウェルネスで欠かせない健康診断とデータ管理に対応するため「ネットワーク健診事業」と「健康管理クラウド事業」を主要なサービスとして、その他サービスとして「医療機関等支援事業」を展開しています。

ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)IPO事業内容

ネットワーク健診事業

ネットワーク健診事業は、企業・健康保険組合が行う健康診断の各種工程(医療機関との契約締結・健康診断の予約・医療機関への精算代行・健康診断結果のデータ化等)を当社が一括して受託しサービス提供を行う事業です。
ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)IPOネットワーク健診事業

健康管理クラウド事業

当社が提供するヘルスサポートシステムは、企業(人事部・産業保健担当者)及び企業とコラボヘルス(企業と健康保険組合等の保険者が積極的に連携し、従業員やその家族の健康増進を効率的・効果的に図ること)を行っている一部健康保険組合向けの健康管理クラウドサービス(SaaS)です。
ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)IPO健康管理クラウド事業

医療機関等支援事業

地域中核病院に対して当該病院敷地内にあるPET検査用の建物・装置などの賃貸借を行うPET関連事業、協会けんぽや総合健康保険組合に加入している企業を対象とした健康診断のBPOサービス(企業の業務プロセスの一部を外部委託すること)です。


※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。

【手取金の使途】
手取概算額1,029,420千円については第三者割当増資の手取概算額上限791,278千円と合わせて、設備資金として①システム開発費、運転資金として②人材採用費・人材派遣費及び③広告宣伝費に充当する予定であります。
なお、残額については、運転資金として将来における当社クラウドサービスの成長のための支出又は投資に充当する方針であります。具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する予定であります。
(ウェルネス・コミュニケーションズのIPO目論見書より一部抜粋)

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ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,070円としてオーバーアロットメント含め65.9億円と規模的に東証グロース市場への上場としては中型サイズから大型サイズとなり、荷もたれ感を感じる水準となります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて27,700枚と比較的多くありますが、海外投資家への販売もあります。

上述の通りウェルネス・コミュニケーションズ(9228)の事業内容は健康管理SaaS等を用いたヘルスデータプラットフォーム及びソリューション事業ということで、健康診断の受診から健康診断結果そのもののデータ化、各種データ管理など、健康管理(コーポレートウェルネス)における課題に対応するため、2つのソリューションプラットフォームを提供しています。

ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)IPOソリューションプラットフォーム

ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)の上位株主にはSOMPOホールディングス伊藤忠商事の名前があり、沿革を見ると2006年7月に伊藤忠商事の100%出資で設立され、2019年6月にSOMPOホールディングスの子会社となっています。ただし2021年9月にはシグマクシス・インベストメント及びアドバンテッジリスクマネジメントと資本提携により関連会社化しているため、親子上場ではありません。

ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)の公開規模はIPO想定価格(2,070円)ベースで65.9億円と東証グロース市場への上場としては海外投資家への販売があるものの荷もたれ感のあるサイズで、ひと昔前であればIPO市場では鉄板人気のSaaS銘柄となりますが、今は金利上昇局面で海外投資家もそっぽを向いており、既上場のSaaS企業は叩き売り状態と逆風下にあります。加えて上場日(6月23日)は4社同日上場と、完全に上場タイミングを外しているように感じます。

業績は堅調に推移しており、上場時の余計な売り圧力も無い点は安心感がありますが、海外投資家が積極参加してくるかどうかは今の環境下では厳しいかもしれません。ひとまずの初値評価はやはり様々なタイミングの悪さが重なってD級評価といったところでしょうか。

とりあえず現時点での管理人の個人的なこのウェルネス・コミュニケーションズ(9228)のIPO参加スタンスは中立で、今後の株式市場、特にSaaS企業などグロース株の動向や大手初値予想会社の見解を見ながら決めて行きたいと思います。このIPO案件も次回初値予想記事の時までには決める予定です。数ばかり多くて微妙銘柄が続きます^^;

ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)のIPO(新規上場)業績等

ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)のIPO経営指標
ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)IPO経営指標

ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)のIPO売上高及び経常利益
ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)IPO売上高及び経常利益

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西 和仁

この記事を書いた人:西 和仁(IPO投資歴18年)

2006年からIPO投資を続け、一度はブログを卒業しましたが、現在は「緩く、自然体」をモットーにIPO情報を発信しています。18年間の経験から見える「負けないためのIPOとの付き合い方」を大切にしています。

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