ワンダープラネット(4199)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。
本日(5月7日)は金曜日ということで予想通りJPX(日本取引所グループ)はIPO新規上場承認発表をしてきました。やはりここ最近は金曜日にIPO発表する傾向がありますね。ちなみに2社発表の2社同日上場です。
もう1社のテンダ(4198)のIPO詳細記事についてはまた後ほど別記事にてご紹介させて頂きます。
ワンダープラネット(4199)の上場日は6月10日(木)でテンダ(4198)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事もIPO愛好家の間では人気の高い大和証券となっております。
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ワンダープラネット(4199)のIPO(新規上場)情報
設立:2012年9月3日
業種:情報・通信業
事業の内容:エンターテインメントサービス事業
上場市場 | 東証マザーズ |
コード | 4199 |
名称 | ワンダープラネット |
公募株数 | 50,000株 |
売出し株数 | 139,300株 |
オーバーアロットメント | 28,300株 |
IPO主幹事証券 | 大和証券 |
IPO引受幹事証券 | SBI証券 野村證券(前受け金不要) マネックス証券(100%完全抽選) 楽天証券(100%完全抽選) 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 東海東京証券 大和コネクト証券(委託幹事) |
IPO発表日 | 5月7日(金) |
上場日 | 6月10日(木) |
仮条件決定日 | 5月21日(金) |
ブック・ビルディング期間 | 5月25日(火)~5月31日(月) |
公開価格決定日 | 6月1日(火) |
IPO申し込み期間 | 6月2日(水)~6月7日(月) |
時価総額 | 51.8億円 |
吸収金額 | 5.2億円 |
想定価格 | 2,410円(241,000円必要) |
そして上記をご覧の通りこのワンダープラネット(4199)のIPO主幹事が大和証券となっていることからグループ会社となるCONNECT(コネクト)のIPO幹事入り、そしてIPO幹事団(シンジケート)の中には三菱UFJモルガン・スタンレー証券が入っているため、グループ会社となるauカブコム証券のIPO幹事入りがそれぞれ期待できそうです。特にCONNECT(コネクト)のIPO幹事入りはほぼ確定でしょうね。
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ワンダープラネット(4199)のIPO(新規上場)事業内容等
ワンダープラネット(4199)の事業内容はスマートフォンを中心としたスマートデバイス向けアプリ・ゲームの企画、開発、運営、販売を行うエンターテインメントサービス事業を主たる事業とし「Apple Inc.」「Google Inc.」が運営するプラットフォーム等を通じてユーザーに提供しております。
ワンダープラネットが提供するタイトルはユーザーが無料でダウンロードし楽しむことができ、アプリ・ゲーム内での一部アイテムの獲得や機能拡張を行う際や月額での課金が必要となるフリーミアムモデルとしており、課金により得られた金額がワンダープラネットの収入となります。
ワンダープラネットが直接配信を行うサービスは課金収入から協業パートナーへの収益分配額を控除した金額をワンダープラネットの売上高として計上しており、プラットフォームからは課金収入から手数料を除いた金額を受領しています。
一方でワンダープラネットが開発・運営等を担当し協業パートナーが配信を行うタイトルはワンダープラネットが契約に基づき協業パートナーから受領する金額をワンダープラネットの売上高としています。
※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。
サービス毎にリスクやリターンの見極めを行い、配信の方式や協業の内容を検討のうえ事業展開を行っています。
【手取金の使途】
手取概算額113,500千円及び第三者割当増資の手取概算額上限67,964千円については、①新規開発タイトルに係る人件費・外注費として2021年8月期65,500千円(人件費19,400千円、外注費46,100千円)、2022年8月期76,500千円(人件費21,300千円、外注費55,200千円)、②借入金返済の一部として2021年8月期38,500千円に充当する予定であります。
なお、上記資金使途以外の残額は、将来における新規開発やユーザー獲得等の当社事業の成長に寄与する支出または投資に充当する方針ですが、当該内容等について具体化している事項はなく、具体的な資金需要が発生し、支払時期が決定するまでは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(ワンダープラネットのIPO目論見書より一部抜粋)
ワンダープラネット(4199)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
ワンダープラネット(4199)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,410円としてオーバーアロットメント含め5.2億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなり荷もたれ感はありません。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて1,893枚しかなく希少性も十分です。ほぼプラチナチケット級ですね。
ワンダープラネット(4199)の事業内容はIPO市場では人気化しやすいタブレット及びスマートフォン向けアプリ・ゲームメーカーで、有名どころで行くと、1,200万ダウンロードされている「クラッシュフィーバー」や、1,100万ダウンロードされている「ジャンプチ ヒーローズ」があるようです。相変わらずですが管理人は一切ゲームをしないのでまったく存じません^^;
名古屋スタジオ、グローバルスタジオ、タノシムスタジオと独立した3つのスタジオにてアプリ・ゲームの企画・開発・運営を行っています。中でも名古屋スタジオには専門性や技術力の高い主要メンバーが集まり、アプリの開発から運営までの全てを担っており「クラッシュフィーバー」や「ジャンプチ ヒーローズ」の日本版における新規開発及びリリース後の運営を行っています。
ワンダープラネット(4199)の設立は2012年9月ということで、沿革を見るとスマートフォン向けアプリケーション事業を目的として資本金10万円で会社を設立しているとの記載がありました。
資本金10万円で立ち上げた会社が9年経った今となっては資本金11億729万円(資本準備金含む)で時価総額51.8億円までの成長を遂げています。先日上場したcoly(4175)と言い、ここまで成長するとゲーム関連はやはり一発逆転の夢を感じますね。
株主の中にベンチャーキャピタルの保有株が10社110万株あり、そのうち14万株ほどは今回のIPO(新規上場)に際する売り出しでの放出となります。残る96万株には180日間のロックアップが掛かっていますが、公開価格の1.5倍以上となれば解除され売却可能となります。96万株丸々と考えると結構大きな売り圧力ですね。初値はベンチャーキャピタルに左右されることになりそうですが、少なくとも解除価格となる1.5倍までは安泰と言ったところでしょうか。
ワンダープラネット(4199)の上場日は6月10日(木)でテンダ(4198)と2社同日上場となり、せっかくの優良案件なのにもったいない感じですが、上場市場も違う上に両者ともに規模も小さいため、資金分散の影響はほぼ皆無であると思われます。ただ資金繰りや申し込み作業が同時に来るので忙しくはなると思いますが。
いずれにしても東証マザーズ上場の小型案件でセクターは情報・通信業のスマホ向けアプリゲームメーカーとなれば、IPO市場では鉄板の人気案件となります。人気IPOとなることから多くの買いが入ることや既存株主及びIPO株取得組の売り渋りも発生することが予想されるため、初値高騰は必至で評価的にはA級評価となりそうです。
よって管理人の個人的なこのワンダープラネット(4199)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定です。ひと昔前であればこういったプラチナチケットのIPO主幹事が大和証券となるとテンションが上がっていましたが、残念ながらチャンス抽選制度が廃止されたことから、期待値はやや低めとなってしまいました。それでもやはり積極的にIPO株を狙いに行くのであれば、圧倒的割り当て数をほこるこのIPO主幹事の大和証券からの申し込みは外せないですけどね。
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<追記>
やはりCONNECT(コネクト)がこのワンダープラネット(4199)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。大和証券主幹事案件だけに期待できそうですね。
ワンダープラネット(4199)のIPO取り扱い決定(大和コネクト証券)
ワンダープラネット(4199)のIPO(新規上場)業績等
ワンダープラネット(4199)のIPO経営指標
ワンダープラネット(4199)のIPO売上高及び経常損益
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