ビートレンド(4020)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,680円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、いつものように個人的な私見も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。12月IPOラッシュの中でも最大の山場であり注目度の高い5社同日上場日で、かつ12月一番初値期待度の高い案件です。
ビートレンド(4020)の上場日は12月17日(木)でオーケーエム(6229)とリベルタ(4935)とプレイド(4165)とかっこ(4166)の5社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はみずほ証券となっております。今年(2020年)はこういった初値ぶっ飛び系の主幹事をみずほ証券が務めるケースが増えていますね。個人的にはあまり嬉しくないのですが^^;
尚、このビートレンド(4020)のIPO申し込み期間は12月1日(火)~12月7日(月)ですので、IPO申し込みを考えている方はお忘れの無いようご注意下さい。同時に12月のIPOラッシュも始まっていることから資金移動の計算も必要になってくると思われるため事前計画が必要です。仮に資金不足となった際も他は諦めても主幹事からだけは申し込んでおいた方が良いと思われます。
ビートレンド(4020)のIPO(新規上場)初値予想
ビートレンド(4020)のIPO想定価格は2,680円となっているため、現時点では公募価格の3.7倍~5.6倍程度の初値形成になるのではないかとかなり強めS級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な評価については強めA級評価に設定させて頂いております。
このビートレンド(4020)のIPO仮条件は明日11月27日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
ビートレンド(4020)の事業内容は飲食店・小売店等を展開する企業向け顧客情報管理ツールであるCRMソフトウェアプラットフォーム「betrend」の提供・運営となり、これらをSaaS形式(クラウド)で提供しているということからもIPO市場では鉄板銘柄で人気の高まりやすい業態となります。
このビートレンド(4020)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
ビートレンド(4020)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(11月12日)IPO新規上場承認発表があった4社のうちの1社です。 4社中2社 …
ビートレンド(4020)の公開規模はIPO想定価格ベース(2,680円)で5.0億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型で荷もたれ感はありません。IPO株数も公募株及び売り出し合わせて1,645枚と希少性も十分です。
CRMソフトウェアプラットフォーム事業は競合他社も多いものの主力となる「betrend」はすでに導入実績も多く、業績も堅調に推移していることから成長期待も高いです。もちろん人気のSaaS(クラウド)関連ということからも多くの買いを集めることとなり、公開規模の小ささからも需給は強烈にひっ迫することとなりそうです。間違いなく初値高騰は必至となるでしょう。
ただやはり上場日が12月17日(木)でオーケーエム(6229)とリベルタ(4935)とプレイド(4165)とかっこ(4166)の5社同日上場となる点は残念以外の何物でもありません。IPOに当選したわけではありませんが、本当にこういう環境はもったいないですね。初値高騰は間違いなと思われますが、少なからずIPOラッシュであることや重複上場による資金分散の影響で通常より初値が抑えられることは避けれなさそうです。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
オーケーエム | 16.5億円 | 東証二部 | 三菱UFJ証券 |
リベルタ | 10.6億円 | JASDAQ-S | 野村證券 |
ビートレンド | 5.0億円 | 東証マザーズ | みずほ証券 |
プレイド | 210.7億円 | 東証マザーズ | みずほ証券他 |
かっこ | 5.4億円 | 東証マザーズ | SBI証券 |
株主の中にはロックアップ対象外となるベンチャーキャピタルの保有株はあるものの、1社2万株しかないため需給を壊す心配はありません。5社同日上場という日程面さえ除けば死角なしの最強銘柄と言えるかと考えられます。
よってもちろん管理人の個人的なこのビートレンド(4020)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行きます。ただIPO主幹事は個人的にはまだ今年(2020年)一度もIPO当選を頂いていないみずほ証券となることやIPO株数が少ないことから期待値は低いです><
ビートレンド(4020)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのビートレンド(4020)のIPO株(公募株及び売り出し株)1,645枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
みずほ証券(主幹事) | 1,565枚 | 95.0% |
丸三証券 | 16枚 | 1.0% |
いちよし証券 | 16枚 | 1.0% |
岩井コスモ証券 | 16枚 | 1.0% |
エース証券 | 16枚 | 1.0% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 16枚 | 1.0% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が246枚あります。
さすがにこの程度のIPO株数規模になってくると作戦も何もあったものではありませんね。SBI証券も入っていないのでIPOチャレンジポイントというチカラ技も使えません。唯一100%完全抽選のマネックス証券でさえこの割り当て数となると、やはりIPO主幹事となるみずほ証券頼りで、IPO当選は神頼みとなりますね。
<追記>
ビートレンド(4020)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:2,680円
IPO仮条件:2,680円~2,800円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は5.0億円~5.2億円となりました。
<追記>
ビートレンド(4020)の第二弾初値予想が発表されたようです。
10,000円~12,000円
IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも下限はそのままで上限のみ下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価で変更無し、IPO参加スタンスも引き続き全力申し込みで変更はありません。
IPO歴10年以上の管理人のIPO当選実績を基にランキング形式でIPOにオススメの証券会社をご紹介させて頂いております。
⇒ IPO投資用オススメ証券会社ランキング
IPO情報はもちろん、下記IPOゲッター公式LINEでしか語れないマル秘情報も配信頻度は多くありませんがたまに配信しています。もちろん1対1のチャットも可能ですよ。