CaSy(9215)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,350円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

CaSy(9215)の上場日とIPO申込期間

CaSy(9215)の上場日は2022年2月22日(火)で、ノーザ(4269)2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事もIPO愛好家人気の高いSBI証券となっております。

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このCaSy(9215)のIPO申し込み期間は2月4日(金)~2月10日(木)となっており、他のIPO案件との申し込み期間が微妙にズレてはいますが、おおむね被っているようなものなので、資金管理にはご注意下さい。

CaSy(9215)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

CaSy(9215)のIPO(新規上場)初値予想

CaSy(9215)のIPO想定価格は1,350円となっているため、現時点では公募価格の1.3倍~1.6倍程度の初値形成になるのではないかとやや弱めC級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想についてはやや強めB級評価に設定させて頂いておきます。

このCaSy(9215)のIPO仮条件は来週2月2日(水)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

CaSy(9215)の事業内容

CaSy(9215)の事業内容は家事代行などの「暮らしの中の時間を創る」サービスのマッチングプラットフォーム運営ということで、コロナ禍による巣ごもりの中で時流に乗ったビジネスモデルとなり、新規性があることからかたまにメディアなどで取り上げられているのも見掛けます。

このCaSy(9215)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

CaSy(9215)のブルベア要素とIPO参加スタンス

CaSy(9215)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,350円)で3.2億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては超小型サイズで、荷もたれ感はまったくありません。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて2,116枚と少なく希少性があることから、当選確度もかなり低いでしょうね。

そして今回もこのCaSy(9215)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としてはやはり何を置いても公開規模がIPO想定価格(1,350円)ベースで3.2億円と超小粒なサイズでしょうか。さすがにこの規模であれば地合い度外視で考えても問題無いレベルかと思いますが、仮にこの規模で公募割れとなればもうIPO地合いは壊滅と言えるかもしれません。

ベア要素(ネガティブ材料)としては公開価格の1.5倍でロックアップ解除されるベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株が多く(推定36万株程度)今の環境ではそれを上回る買いは出て来ない可能性が高いという点でしょうか。

公募価格が1,350円で決まった場合のロックアップ解除価格1.5倍は2,025円となるため、解除価格手前の節目となる2,000円着地というのがひとまず市場の目線となりそうです。

加えて空席がたくさんある2月ですが、ゾロ目狙い上場を目論んでいた企業がもう一社あったため、上場日は2月22日(火)ノーザ(4269)と2社同日上場となることから、この超小型のCaSy(9215)が有利ではありますが、一定資金分散の影響は出ることになりそうです。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
ノーザ18.8億円JASDAQスタンダード野村證券
CaSy3.2億円東証マザーズSBI証券

SBI証券主幹事案件ということで、IPOチャレンジポイントの考察をしたいところですが、今の環境でこの考察は意味があるのかどうかはわかりません。それでもあえて過去統計から予測してみると、IPOチャレンジポイントを使用した際の配分数は100株でボーダーラインは300ポイント~400ポイント程度といったところでしょうか。使う局面かどうかは微妙なところかと思いますが。

いずれにしても管理人の個人的なこのCaSy(9215)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行く予定で考えています。ただし今のところIPOチャレンジポイントを使用してまで取りに行くことは考えておりません。

CaSy(9215)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのCaSy(9215)のIPO株(公募株及び売り出し株)2,116枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
SBI証券主幹事1,798枚85.0%
みずほ証券190枚9.0%
松井証券前受け金不要21枚1.0%
マネックス証券100%完全抽選21枚1.0%
丸三証券21枚1.0%
楽天証券100%完全抽選21枚1.0%
岩井コスモ証券11枚0.5%
極東証券11枚0.5%
東洋証券11枚0.5%
水戸証券11枚0.5%
SBIネオトレード証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が317枚あります。

IPO幹事団(シンジケート)は委託幹事(裏幹事)含めて総勢11社と、たかだか2,116枚のIPO株にネット証券及び地場証券が群がっているタイプです。100%完全抽選の証券会社も3社(松井証券マネックス証券楽天証券)入っていますが、さすがにこの枚数となると争奪戦となり、倍率は3ケタは当然で最悪4ケタとなる可能性もあり得ます。

地合いも微妙なので、ここは無理せずノンストレスで申し込める範囲で申し込むのが精神的にも楽でしょうか。個人的には全力申し込みとしているものの、下位証券はパスしようかと思っています。

CaSy(9215)のIPO仮条件決定

CaSy(9215)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:1,350円
IPO仮条件:1,230円~1,350円

またしてもIPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。今年(2022年)は仮条件強気設定も出て来ず、すでに上場中止案件も2社出ており、IPO市場は嫌なムードが続いています。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は2.9億円~3.2億円となりました。

CaSy(9215)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

CaSy(9215)の第二弾初値予想が発表されたようです。

1,500円~1,800円

IPO仮条件が一般的な設定となったことや足元の環境の悪さからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはさすがにこの悪地合いでは意地を張るわけにも行かず、B級評価からC級評価に格下げとさせて頂きます。IPO参加スタンスについては当初の予定通り下位証券はパスでSBI証券松井証券マネックス証券の3社からの申し込みで行く予定です。

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