CINC(4378)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,850円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
CINC(4378)の上場日は10月26日(火)で単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券となっております。
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なお、このCINC(4378)のIPO申し込み期間は10月11日(月)~10月15日(金)となっており、他1社のIPO銘柄との申し込み期間被りはあるものの、ラッシュ期ほど慎重に資金管理に注意する必要は無いかと思われます。
CINC(4378)のIPO(新規上場)初値予想
CINC(4378)のIPO想定価格は2,850円となっているため、現時点では公募価格の1.4倍~1.7倍程度の初値形成になるのではないかとやや強めB級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値評価についてもやや強めB級評価に設定させて頂いております。ただしこの評価には直前のIPO地合いなどは考慮されておりませんので、あらかじめご了承下さい。
このCINC(4378)のIPO仮条件は今週末10月8日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
CINC(4378)の事業内容はデジタルマーケティングの調査・分析・運用・改善ツール「Keywordmap」シリーズの開発・販売、DXコンサルティングサービスの提供ということで、中身はビッグデータ及びAI(人工知能)関連とIPO市場では人気の高い業態となります。
このCINC(4378)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
CINC(4378)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。読み方は「CINC」と書いて「シンク」と読みます。そのままですね。 ようやく10月4社目 …
CINC(4378)の公開規模はIPO想定価格ベース(2,850円)で27.2億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感を感じるサイズとなります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて8,324枚とそれほど多くはありません。
上述の通りCINC(4378)の事業内容はビッグデータ及びAI(人工知能)を活用したソフトウェアの開発及び販売ということで、IPO市場では初値鉄板の業態となります。
CINC(4378)の株主の中にベンチャーキャピタルや投資ファンドの保有株も無く、既存の株主全員には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっているため、上場時の余計な売り圧力もありません。ロックアップ解除を気にしなくて良い分、初値は騰がりやすいでしょうか。
上場日は10月26日(火)で単独上場で、かつ前後にも適度なIPO空白期間ができるため、資金分散の影響もありません。先月9月28日(火)上場のIPOは4社同日上場と権利付き最終日とが重なったことから、予想以上に資金分散の影響が出てしまった形となりましたが、今回の上場日となる10月26日(火)は10月の権利付き最終日でも無いため、その心配もありません。
事業内容も人気化しやすい内容で、IPO株取得者以外からの売り圧力も無く、日程面も恵まれたスケジュールとなっており、需給面は極めて良好と言えます。しかしながら一つ心配なのはやはり公開規模でしょうか。IPO想定価格(2,850円)ベースで27.2億円と東証マザーズ上場としてはやや荷もたれ感を感じる水準となります。
ただ悪いIPO地合いが続いているとは言われているものの、9月以降はプチIPOラッシュも含め、大型案件から重複上場に至ってまですべてしっかり消化しており、初値が公開価格割れしたIPO案件は1社として出ていません。
この雰囲気であればこれまで通り初値高騰までは行かないにしても、公募割れすることはなく、堅調なスタートとなることが予想されます。よって管理人の個人的なこのCINC(4378)のIPO参加スタンスは引き続き全力申し込みで行く予定で考えています。
CINC(4378)のIPO主幹事は個人的に相性の良いSMBC日興証券ということで、通常当選はもちろんのこと、ステージも一定上げていることから、先日セーフィー(4375)やワンキャリア(4377)で頂けた優遇当選も含めて積極的にIPO当選を狙って行きたいと思います。
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ただ残念なことに9月末に資金移動を忘れてしまうという痛恨のミスをしてしまったので、ステージがワンランク下がってのチャレンジとなります><
CINC(4378)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのCINC(4378)のIPO株(公募株及び売り出し株)8,324枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
SMBC日興証券(主幹事) | 7,159枚 | 86.0% |
野村證券(前受け金不要) | 416枚 | 5.0% |
SBI証券 | 333枚 | 4.0% |
楽天証券(100%完全抽選) | 83枚 | 1.0% |
松井証券(前受け金不要) | 83枚 | 1.0% |
岩井コスモ証券 | 83枚 | 1.0% |
いちよし証券 | 83枚 | 1.0% |
東海東京証券 | 42枚 | 0.5% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 42枚 | 0.5% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,248枚あります。
IPO株を積極的に狙いに行くのであれば、やはり圧倒的引き受け株数を誇るIPO主幹事のSMBC日興証券は外せません。その他証券会社は基本的に運を天に任せるしか無いレベルとなりそうですが、そんな中でもネット証券系(SBI証券、楽天証券、松井証券、マネックス証券)だけはまだ少ないながらもほんの少しは期待しても良いレベルでしょうか。
<追記>
CINC(4378)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:2,850円
IPO仮条件:2,850円~3,080円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は27.2億円~29.4億円となりました。
<追記>
CINC(4378)の第二弾初値予想が発表されたようです。
4,000円~4,500円
IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも下限はそのままで上限のみ下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き全力申し込みで変更はありません。
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