シイエヌエス(4076)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,650円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
シイエヌエス(4076)の上場日は8月20日(金)でフューチャーリンクネットワーク(9241)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は個人的に相性の良い東海東京証券となっております。
なお、このシイエヌエス(4076)のIPO申し込み期間は8月4日(水)~8月11日(水)となっており、タンゴヤ(7126)のIPO申し込み期間とほぼ被っているため資金の割り振りに注意しながらIPO申し込みを行う必要があります。ただ不思議と同日上場予定のフューチャーリンクネットワーク(9241)とは大幅にIPO申し込み期間がズレているため資金被りは避けることができます。
シイエヌエス(4076)のIPO(新規上場)初値予想
シイエヌエス(4076)のIPO想定価格は1,650円となっているため、現時点では公募価格の1.8倍~2.4倍程度の初値形成になるのではないかと強めA級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値評価についても強めA級評価に設定させて頂いております。
このシイエヌエス(4076)のIPO仮条件は本日8月2日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
シイエヌエス(4076)の事業内容はシステムエンジニアリングサービスということで特に新規性の無い中堅システムインテグレーター(SI事業者)となりますが、IPO市場では根強い人気を誇る業態となります。
このシイエヌエス(4076)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
シイエヌエス(4076)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。これだけのIPO空白期間があったにも関わらず、久しぶりに連続で出て来たと思えば同日上 …
シイエヌエス(4076)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,650円)で9.8億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型で荷もたれ感はありません。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて5,200枚と少なめです。
上述の通りシイエヌエス(4076)の事業内容はシステムインテグレーター(SI事業者)で、基幹システムの構築、移行、運用のすべてをワンストップで提供、オンプレミス、クラウド問わず柔軟に対応しております。システムインテグレーター(SIer)自体は新規性に欠けるもののDX(デジタルトランスフォーメーション)関連となることからIPO市場ではまだまだ人気化しやすい業態という立ち位置でしょうか。
シイエヌエス(4076)の上場日は8月20日(金)でフューチャーリンクネットワーク(9241)とスカスカの8月IPOであるにも関わらず2社同日上場となりますが、いずれも公開規模は10億円以下となることから資金分散の影響は軽微かと思われます。それでももったいないことには変わりませんが。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
フューチャーリンクネットワーク | 6.2億円 | 東証マザーズ | 岡三証券 |
シイエヌエス | 9.8億円 | 東証マザーズ | 東海東京証券 |
ベンチャーキャピタル不在で上場市場は東証マザーズ、公開規模はIPO想定価格(1,650円)ベースで9.8億円と小型案件となるため需給不安はありません。およそ3週間のIPO空白期間明けとなることからも否応なしに需給ひっ迫で初値は高騰するパターンとなりそうです。地合いによっては上場初日値付かずとなる可能性も十分あり得るかと思われます。
よって管理人の個人的なこのシイエヌエス(4076)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行く予定です。IPO主幹事は個人的に相性の良い東海東京証券ですが、最近は主幹事案件の時は落選で平幹事案件の時に当選を頂くという不思議な現象に陥っています。今回はスカッと主幹事案件でIPO当選を頂きたいところですね。
シイエヌエス(4076)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのシイエヌエス(4076)のIPO株(公募株及び売り出し株)5,200枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
東海東京証券(主幹事) | 4,680枚 | 90.0% |
岩井コスモ証券 | 104枚 | 2.0% |
SBI証券 | 104枚 | 2.0% |
松井証券(前受け金不要) | 104枚 | 2.0% |
水戸証券 | 78枚 | 1.5% |
東洋証券 | 78枚 | 1.5% |
岡三証券 | 52枚 | 1.0% |
岡三オンライン証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が780枚あります。
IPO幹事団(シンジケート)はIPO委託幹事(裏幹事)含めて8社と特段多くはありませんが、主幹事以外の持ち分がもう絶望的に少ないと言えます。もちろん個人的なIPO参加スタンスは全力申し込みなので申し込み可能な証券会社からはすべて申し込むつもりですが、主幹事となる東海東京証券以外でのIPO当選は困難となるでしょうね。
<追記>
シイエヌエス(4076)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,650円
IPO仮条件:1,700円~1,940円
IPO想定価格が窓開けの上ブレとなる超強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は10.1億円~11.6億円となりました。
<追記>
シイエヌエス(4076)の第二弾初値予想が発表されたようです。
3,500円~4,000円
IPO仮条件が窓開けの超強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限はそのままで下限のみ上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても全力申し込みで変更はありません。
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